川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

二人で一人前

2010-03-26 21:57:16 | 父・家族・自分
 今日は朝早くから「第10回きいちご移動教室」の案内の発送事務に取りかかりました。昼前に80通程度を郵便局に差し出すことが出来ました。明日中には皆さんの家庭に届き、土日と家族の話題になってくれるようにと頑張りました。

 5月15日からの移動教室には『遙かなる絆』の原著者・城戸久枝さんが同道してくれることになっており、中国帰国者二世たちが多数参加してくれることを期待しています。父母や祖父母たちが歩んだ道を学び取り、自分の人生に生かしていこうとするとき、城戸さんの仕事が大いに参考になるでしょう。

 「川越だより」を読んでくださる皆さんも城戸さん父子の作品に是非とも目を通して欲しいと思います。

 『あの戦争から遠く離れて』 城戸久枝著 情報センター出版局
 http://www.book.janjan.jp/0808/0808013481/1.php

 『「孫玉福」39年目の真実』 城戸幹著 情報センター出版局

 ポニーキャニオンからこれらをドラマ化した『遙かなる絆』(NHK)のDVDも出ているようです。http://www.nhk.or.jp/dodra/harukanaru/faq/index.html

 城戸久枝さんの講演会もあります。

3月29日http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/59d7e9187f75b3198f6d2a15e55355a6

 
 
 今日はぼくの生徒だったAくんが手術を受けるというので妻が付き添っていきました。夕方、長時間の手術が成功裏に終わったと知らせがありました。今夜は病院泊まりです。

 Aくんは天涯孤独とも言うべき状況にあり、妻が母親代わりをしていることになります。
ぼくの生徒だった人ですがいまAくんにとって頼りになる人はぼくの妻なのです。

 ぼくの教員人生を象徴しているような感じです。いざという時には妻が頼りなのです。

 私たちは二人でやっと一人前なのです。「二人三脚」などと言ってくれる人も居ますが実際のところは給料をもらうぼくには「半人前」の力しかなく、二人でやっと一人前の給料分の働きをしてきたのです。

 こうやって42年近くを生きてきました。妻にはただただ感謝あるのみです。