川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

朝鮮学校 ・祖国訪問(改訂・補遺)

2010-03-13 09:01:41 | 在日コリアン
 昨日、「川越だより」の昨年6月2日の記事「『祖国』訪問」に対し、次のようなコメントが寄せられました。

「あなたは勝手に他人の記事を複製掲載しています。ただちに、削除して下さい。日本の法律では著作権違反にあたります。」

 HPの記事を紹介することが直ちに「著作権法違反」にあたるかどうかわかりませんが原文の著者と同姓同名の方からの指摘ですから気付いた直後に該当記事を削除しました。

 削除したのは「 祖国訪問を着々と…」と題された記事で神戸朝鮮高級学校の3年生が昨年6月から7月にかけて北朝鮮を訪問する準備が進んでいる様子を書いたものです。

 「12年間民族教育の総決算での祖国訪問はとても重要な意義を持っています」などとあります。全文を当該HPで読むことができます。

 改訂後の記事は次の通りです。

「祖国」訪問http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/661e390ed201d135de065a656adc3db1

 僕の感想は変わりません。元さんの言われるように事実をありのままに見る目を養って「祖国」の現実を自由に学ぶことができれば別ですがそのようなことが許されるはずはありません。

 それでも広島県の教育関係者はこのような祖国訪問に「支援カンパ」を呼び掛けたりしているようです。国連決議に基づく経済制裁で船では行けなくなったので保護者の負担が大きくなったということです。

 これらの組織の指導者は「12年間民族教育の総決算での祖国訪問はとても重要な意義を持っています」という朝高側の認識に同調しているのでしょうが、僕には到底理解不能です。

 僕と同じように「皇国臣民」として錬成された戦前戦中の教育の反省の上に「君が代」の強制には反対する人々の行動なのです。この人たちの目には異分子の存在を認めない金王朝の超独裁体制が「民主主義人民共和国」に見えるのでしょうか。

 広島朝鮮高級学校祖国訪問修学旅行支援カンパ       http://www42.tok2.com/home/minzokukyoikunomirai/records4.html

 僕には12年間この「民族教育」を受けてきた友人が何人かいます。朝鮮大学校で学んだ人も少しはいます。

 その一人、元さんの「祖国訪問」を紹介させてもらいましたが<つづく>の先は次の文章です。

  朝鮮人学校http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/ad120d480e12c37b5f86c9c0358bbb06

 言うまでもないことですが朝鮮学校に通うこどもたちも私たちの大切な隣人です。日本の学校の教育がこれでいいかと考えるのと同じように朝鮮学校がこのままでいいのかと考えるぐらいはしなければなりません。