川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

「小沢処分」粉砕!

2011-02-20 12:08:20 | 政治・社会

菅さん(首相・代表)、仙石さん(代表代行)、岡田さん(幹事長)などの頭の中はどうなっているのか。検察・マスコミを動員してこの2年あまり執拗に展開されてきた小沢さん(元代表・首相になるはずだった人)を葬り去る策謀に荷担して「処分」するのだという。いったい、いかなる罪で元代表を断罪するというのだろうか。

そんなことをすればいかに民主党議員が不甲斐ないといっても造反のひとつや二つは起きるだろう。予算関連法案が通らないことが確実になり、早晩、内閣はつぶれるだろう。そんなことも予測できない思い上がった人たちなのか。

彼らのやっていることといったら、いかにして貧乏な人々から税金を搾り取ろうかという画策ばかりではないのか。もと自民党の知恵袋まで引き抜いてきて自民党政権がやろうとして出来なかったことをやろうとしているように見える。そこへきて政権交代の立役者を政治的に殺してしまおうというのである。「政権交代」に期待してきた人々の思いにとどめを刺そうということでもある。

民主党の国会議員はどうするつもりだろう。前にも書いたが命がけでとはいわない、せめて自分の議席くらいは懸けて、このような執行部に造反して欲しいものだ。執行部を糾弾する集会のひとつでもやってみたらどうだろう。市民集会を開いて街頭をデモ行進するのも良かろう。僕はこんな暴挙に行動のひとつも起こせない議員を支持することは出来ない。

先日、地元選出の小沢さんを支持する国会議員の事務所に市民集会の開催を提案をしてみたが今のところ反応らしきものはない。この方はどんな風にかんがえているのだろう?

9日、憲政記念館で「検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会」の旗揚げ集会があったという。昨夜、その集会の模様を時間をかけて視聴してみた。

●「検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会」http://vimeo.com/19784008

森ゆう子議員が最高裁判所とやり合って入手した資料を基に小沢一郎さんを「起訴議決」した検察審査会がいかに怪しいものであるかを力説している。この人は昨年12月5日の日比谷の集会で「命がけで頑張る」といっていた議員だ。国政調査権を持つ国会議員なのだからこのくらいのことはやるのが仕事で当たり前のことだ。それでも検察庁から脅かしを受けたらしい。事実であるとすれば民主党はそれだけでも真実を解明し、当事者を処罰しなければならない。冗談じゃない!森さん、がんばれ。

この会の司会を小沢遼子さんがやっていた。何となく嬉しかった。遠い昔、僕が学生自治会の役員をやっていた頃、小沢さんの所(法政大学)を訪ねて日韓会談に反対する共同行動などを話し合ったことがある。70を過ぎても市民の一人としての責任をきちんと果たしているなあ。昔からかわらない肝っ玉おねえさん。

お隣に座っているのは平野貞夫さん。いわずとしれた小沢さんの知恵袋。「ファシズムとの闘い」に自由民権の土佐の血を引くものの気概を示すと檄を飛ばす。

小沢遼子さんの話によれば今回のことで民主党の国会議員が市民の集会に参加したのはこれが初めてだという。何を恐れているのだろう。国会横の憲政記念館という場所も良かったのか川内議員ら40人ほどが紹介されていた。

僕はこういう取り組みが大事だと思う。当面、民主主義と人権を踏みにじる「小沢処分」を粉砕し、菅政権を退陣に追い込まなければならない。