川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

「川越だより」アクセス解析

2010-03-14 05:54:26 | 父・家族・自分
 昨日になって「川越だより」の「アクセス解析」というものが届いていることに気付きました。サービス期間中のようでもう5日も連日送られてきています。

 何時頃に見られているのかという統計もあります。興味があったのは「ページごとの閲覧数」です。そこで10日の記録を紹介します。

 当日の記事にアクセスしてくれる方が多いのは当然として、昨年や一昨年の記事を読んでくださる人もおられます。

 僕が日々体験したことや思ったこと感じたことをなるべくありのままに書くようにしています。大学の時に新聞記事を書いたせいか5W1Hは気になります。

 68年の人生で出会ったすべての方々に「けいすけ」の近況を知っていただければと思っています。これからも折に触れてみてやってください。
      

  {アクセス解析} 03月10日のページごとの閲覧数
 

順位 記事タイトル          投稿日時 公開コメント数 公開TB数 閲覧数
1 トップページ                            85 PV
2 温又柔(おん ゆうじゅう)さん... 2010-03-10 06:25:09 0 0      38 PV
3 「朝鮮高等学校」?  訂正があ... 2010-03-08   16:48:59 1 0    27 PV
4 「君が代」の強制と裁判 2010-03-06 10:27:21 3 0            20 PV
5 韓国映画『クロッシング』 2010-02-17 17:50:37 3 0           15 PV
6 三一独立宣言(朝鮮語版) 2010-03-09 06:10:03 0 0           11 PV
7 原田敏章 東京高裁裁判官 2009-11-04 17:52:30 1 0           9 PV
8 道府県アンテナショップと観光案... 2010-03-04 08:48:15 1 1       8 PV
9 月別表示                               6 PV
10 月別表示                               6 PV
11 ぼくの学生運動 (3)社会主義... 2009-01-31 17:41:36 0 1      6 PV
12 石巻・日和山  宮城の旅④ 2009-10-26 05:22:50 1 0          6 PV
13 たんぽぽ教育研究所 オープン近し 2010-03-07 17:53:08 0 0       6 PV
14 小沢一郎はなぜたたかれるか 2010-03-05 08:50:16 1 1          6 PV
15 韓国映画『クロッシング』 2010-02-17 17:50:37 3 0           6 PV
16 「君が代」の強制と裁判 2010-03-06 10:27:21 3 0            6 PV
17 カテゴリー毎の記事一覧 6 PV
18 月別表示 5 PV
19 必読・大崎博澄前高知県教育長講演 2009-01-29 10:01:59 3 0       5 PV
20 「誰が祖国を分けてしまったの」... 2008-06-26 21:36:24 1 0      5 PV

上位20件を表示しております。


 今日はこれから千葉県の佐倉に向かいます。

 昔、土佐の室戸小学校で父の同僚だった弘松先生にお会いして父の晩年の様子を報告します。先生は94になられたそうですが電話の声は元気いっぱいです。


 「肝胆相照らす」…  弘松先生からの手紙 http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/c8058fc3532171f9220725505cc3ebfd

朝鮮学校 ・祖国訪問(改訂・補遺)

2010-03-13 09:01:41 | 在日コリアン
 昨日、「川越だより」の昨年6月2日の記事「『祖国』訪問」に対し、次のようなコメントが寄せられました。

「あなたは勝手に他人の記事を複製掲載しています。ただちに、削除して下さい。日本の法律では著作権違反にあたります。」

 HPの記事を紹介することが直ちに「著作権法違反」にあたるかどうかわかりませんが原文の著者と同姓同名の方からの指摘ですから気付いた直後に該当記事を削除しました。

 削除したのは「 祖国訪問を着々と…」と題された記事で神戸朝鮮高級学校の3年生が昨年6月から7月にかけて北朝鮮を訪問する準備が進んでいる様子を書いたものです。

 「12年間民族教育の総決算での祖国訪問はとても重要な意義を持っています」などとあります。全文を当該HPで読むことができます。

 改訂後の記事は次の通りです。

「祖国」訪問http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/661e390ed201d135de065a656adc3db1

 僕の感想は変わりません。元さんの言われるように事実をありのままに見る目を養って「祖国」の現実を自由に学ぶことができれば別ですがそのようなことが許されるはずはありません。

 それでも広島県の教育関係者はこのような祖国訪問に「支援カンパ」を呼び掛けたりしているようです。国連決議に基づく経済制裁で船では行けなくなったので保護者の負担が大きくなったということです。

 これらの組織の指導者は「12年間民族教育の総決算での祖国訪問はとても重要な意義を持っています」という朝高側の認識に同調しているのでしょうが、僕には到底理解不能です。

 僕と同じように「皇国臣民」として錬成された戦前戦中の教育の反省の上に「君が代」の強制には反対する人々の行動なのです。この人たちの目には異分子の存在を認めない金王朝の超独裁体制が「民主主義人民共和国」に見えるのでしょうか。

 広島朝鮮高級学校祖国訪問修学旅行支援カンパ       http://www42.tok2.com/home/minzokukyoikunomirai/records4.html

 僕には12年間この「民族教育」を受けてきた友人が何人かいます。朝鮮大学校で学んだ人も少しはいます。

 その一人、元さんの「祖国訪問」を紹介させてもらいましたが<つづく>の先は次の文章です。

  朝鮮人学校http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/ad120d480e12c37b5f86c9c0358bbb06

 言うまでもないことですが朝鮮学校に通うこどもたちも私たちの大切な隣人です。日本の学校の教育がこれでいいかと考えるのと同じように朝鮮学校がこのままでいいのかと考えるぐらいはしなければなりません。

沈下橋

2010-03-12 12:23:29 | ふるさと 土佐・室戸
昨日は久しぶりの青空でした。風があるので散歩というわけにはいかず、坂戸のふるさとの湯に連れて行ってもらいました。

 入浴はそこそこにして風の当たらないベランダであおむけになって日光浴。心地よいひと時です。

 近くの焼き肉店「大阪屋」で「カルビランチ」、924円。帰ってお昼寝。

 ここまではよかったのですが夜になって鼻がぐずぐず、すっかり花粉症の症状。

 手術後、にんにくをよく食べるようになってからか、花粉アレルギーは小康状態になっていたのですが今春は違うようです。しばらく要警戒です。

 昨日の夕食時の話題です。

 「沈下橋」は高知特有の言い方か?

 娘の勤める丸木美術館で「沈下橋」が話題になったそうです。取材で訪れたNHKの記者が近くの冠水橋を渡ってきたらしく「高知では沈下橋と言う」と切り出したようです。高知放送局に勤めた経験があり、四万十川にかかる「沈下橋」の話をしたのでしょう。

 娘は四万十川の「沈下橋」を渡ったことがあります。「沈下橋」は全国共通の言い方だと思っていたようです。

 さて、高知特有の言い方なのかどうか?確かにこのあたりでは似たような橋を「冠水橋」と言うようですが。

 その場に居合わせた数人の人はみな四万十川の「沈下橋」を知っていて娘はその知名度に驚いたそうです。

 丸木美術館近くの冠水橋・稲荷橋http://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/92f9daba99746c80d0790eae117376b8

 四万十川の沈下橋http://www.city.shimanto.lg.jp/simanto/chinka.html


 僕の中高生の時代(1954昭和29年~60昭和35年)の高知市にはその名もズバリ「沈下橋」がありました。
 
 私の鏡川http://jampan.com/kagamigawa.html

 顔を覗かせた遺構 - 旧・柳原沈下橋
http://nangokutosa.blog47.fc2.com/blog-entry-678.html

 龍馬の生誕地の裏側にあたります。このあたりの鏡川で泳ぎを覚えたのに違いありません。

 国内第一号の沈下橋だったそうですが撤去されてしまったということです。

 懐かしい風景です。

 高知では10日には花も咲いたとか。今日はコニヤンの研究所の「出発式」です。

城戸久枝さんのお話

2010-03-11 06:06:32 | 中国残留日本人孤児
 「第10回きいちご移動教室」にゲストとして参加してくださる城戸久枝さんの講演会があると友人が教えてくれました。

 参加費は無料で当日、先着80名が入場できるそうです。1時25分ぐらいまでに行けばいいのかな。僕はそのつもりです。


 城戸久枝さんの講演会

 ○3月29日(月)午後2時(開場:1:30)

 一部 講演(インタビュー方式)

講師:城戸久枝さん
内容 「あの戦争から遠く離れて」
    NHK放映「遥かなる絆」(中国帰国者の苦悩と感動のノンフィクショ
    ンドラマ)原作者城戸久枝さんが語る人間内面の葛藤。

 二部 音楽 省略

 ○大田区の区民ホール・アプリコ(JR京浜東北線 蒲田駅)
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/aprico/index.html

 ○問い合わせ 大田区福祉管理課援護係
        TEL03(5744)1245

 「あの戦争から遠く離れて」http://www.4jc.co.jp/free/t/anosensou/tokushu.html


  地域の人々と連携して学びの場を豊かにする取り組みで知られる都立小山台高等学校(定時制)からはこんなお知らせがあります。城戸さんのお話とも深いかかわりがあります。どなたも無料で参加することができるそうです。


   第15回「こや定ふれあいスクール」のお知らせ

1 目 的

時下ますますますご清祥のことと存じます。日頃より本校の教育活動にご理解・
ご協力いただき感謝申し上げます。本校では、生徒の生きる力を高め、人権の尊
重、多文化の理解、市民の育成、国際平和をテーマに特色ある教育活動を実施し
ております。今回は武蔵小山商店街の開拓団の歴史について勉強し、平和の大切
さについて学びます。みなさまのご見学お待ち申し上げます。

2 テーマ  東京の満蒙開拓団を知ろう
        ~武蔵小山商店街と戦争~

3 講 師  飯白栄助 様(開拓団経験者、NHK番組出演)
       森沢義勇 様(開拓団経験者)
       藤村妙子 様(東京の満蒙開拓団を知る会)
       今井英男 様(東京の満蒙開拓団を知る会)*助言者
       横山   様(東京の満蒙開拓団を知る会)*助言者

4 日 時  2010年3月17日(水) 18:00~21:05

5 場 所  本校視聴覚室(1階)品川区小山3-3-32
       http://www.koyamadai-h.metro.tokyo.jp/teijisei/index.htm

       小山台会館(3階) 品川区小山4-11-12 
           どちらも東急目黒線武蔵小山駅下車 徒歩すぐ
   
6 時 程  

18:00~       開会(生徒による司会進行)・本校1階視聴覚室
18:05~18:55  NHK番組上映(50分)
18:55~19:10  小山台会館へ移動
19:10~19:50  講演(40分)
          「東京の満蒙開拓団を知る会」によるスライド上映と講演
19:50~20:30  講演(40分)
         *開拓団経験者による体験談 飯白栄助さん、森沢義勇さん
20:30~20:45  質疑
 

7 その他
   自動車での来校はできません。

8 連絡先 
   都立小山台高等学校定時制
          角田・武藤   電話03-3714-8155


※参考※
NHKデジタルBS Hi (2009年8月9日放送)
「証言記録 市民たちの戦争 
強いられた転業 東京開拓団 ~東京・武蔵小山~」(ナビゲーター:中居正広

http://www.nhk.or.jp/shogen/schedule/shimin_past.html

統制経済と物不足により追い詰められた商店主たちは、転業や廃業を迫る政府の
方針もあり、満州開拓に活路を求めた。しかしソ連軍の突然の侵攻により集団自
決に追い込まれる(NHKホームページより)

武蔵小山商店街パルム
http://www.musashikoyama-palm.com/

温又柔(おん ゆうじゅう)さんの講演  

2010-03-10 06:25:09 | こどもたち 学校 教育
 昨日は雪になり、閉じこもりの一日でした。今朝見ると塀の上の雪は10センチはありそうです。でも、今日からは晴天が続き、寒い日々とはお別れと予報されています。
 明日あたりから野に出られるかと楽しみです。

 僕も会員になっている研究会のお知らせです。公開の研究会ですから関心がある方はどうぞ。僕も出かけられるかな。


   多文化共生教育研究会   第31回定例研究会のお知らせ

  揺れながら生きる・・・外国につながる子どものアイデンティティを考える

今回の研究会では、第Ⅰ報告に、江戸川区立葛西中学校で日本語学級を担当され
ている小川郁子さんに報告していただきます。小川さんは日本語支援に長く取り
組まれており、生徒を前にしての実践力は素晴らしいものがあります。その熱心
な姿勢は葛西中学・日本語学級へ多くの見学者がいることからもわかります。公
立中学の日本語学級で何ができるのか、何ができないのか、その可能性と限界に
ついて実践報告をしていただきます。
 

 第Ⅱ報告では、第33回「すばる文学賞佳作」を受賞された温又柔(おん ゆ
うじゅう)さんをお招きします。温さんは台湾生まれで3歳のとき父とともに来
日、その後都内の公立中学を出て、東京都立高校に通いました。自分の母文化、
母語と日本との関係について、また自分自身の心の揺れや悩みについて、子ども
時代のことから小説を書くにいたった経過などお話しいただきます。外国につな
がる子どもたちはどのようなアイデンティティ確立をしているのか、お話しいた
だき学びたいと思います。
みなさまのご参加お待ちしております(会員以外の方の参加もできます)。

《内容》

午後2時00分 ~ 第Ⅰ部 

テーマ 江戸川区立葛西中学での歩み 生徒たちと出会った日本語学級

報告者 小川 郁子さん (東京都江戸川区立葛西中学校・日本語学級教員)

午後3時00分 ~ 第Ⅱ部 

テーマ わたしが日本語で小説を書く理由
- 異なる文化と文化の間を揺れながら生きる心を表現したい -
 
講演 温又柔(おん ゆうじゅう)さん   (作家・すばる文学賞佳作受賞)

1980年台湾・台北生まれ。父の日本赴任により1983年より東京在住。
渋谷区立広尾中学校を卒業後、中国語が学べる環境に惹かれて都立飛鳥高校に進
学。2006年修士論文「日本人として生まれなかった日本語作家・李良枝(イ
・ヤンジ)の作品と主題」を提出し、法政大学大学院を修了。

 参考http://d.hatena.ne.jp/onmymind/20091022/p2
日時 2010年3月22日(月・振替休日)
   午後2時00分~5時30分

場所 立教大学 12号館地下会議室
      (東京都豊島区西池袋3-34-1)
       池袋駅西口徒歩8分

主催  多文化共生教育研究会

   http://www.j-mce.org/
     
連絡先 080-6515-2261               
tabunnka-e@jcom.home.ne.jp

参加費 500円(会員は無料)

三一独立宣言(朝鮮語版)

2010-03-09 06:10:03 | 韓国・北朝鮮
 先日(2日)、三一独立宣言(日本語訳)を紹介しましたが、一行目から「自主」が「自由」になっている資料もあり、朝鮮語の原文を探してみました。二人の友人が協力してくれました。

 大学の朝鮮史の先生が教えてくれたサイトに載っていた文章を紹介します。詳しくはわかりませんが、先日の翻訳文にさしたる問題はなさそうです。    



        己未 獨立宣言書



吾等은 玆에 我 朝鮮의 獨立國임과 朝鮮人의 自主民임을 宣言하노라.
此로써 世界萬邦에 告하야 人類平等의 大義를 克明하며, 此로써 子孫萬代에 誥하야 民族自存의 正權을 永有케 하노라.

半萬年 歷史의 權威를 仗하야 此를 宣言함이며, 二千萬 民衆의 誠忠을 合하야 此를 佈明함이며, 民族의 恒久如一한 自由發展을 爲하야 此를 主張함이며, 人類的 良心의 發露에 基因한 世界改造의 大機運에 順應幷進하기 爲하야 此를 提起함이니, 是ㅣ 天의 明命이며, 時代의 大勢ㅣ며, 全人類 共存同生權의 正當한 發動이라, 天下何物이던지 此를 沮止抑制치 못할지니라.

舊時代의 遺物인 侵略主義, 强權主義의 犧牲을 作하야 有史以來 累千年에 처음으로 異民族 箝制의 痛苦를 嘗한지 今에 十年을 過한지라, 我 生存權의 剝喪됨이 무릇 幾何ㅣ며, 心靈上 發展의 障礙됨이 무릇 幾何이며, 民族的 尊榮의 毁損됨이 무릇 幾何ㅣ며, 新銳와 獨創으로써 世界文化의 大潮流에 寄與補裨할 機緣을 遺失함이 무릇 幾何ㅣ뇨.

噫라, 舊來의 抑鬱을 宣暢하려 하면, 時下의 苦痛을 擺脫하려 하면, 將來의 脅威를 芟除하려 하면, 民族的 良心과 國家的 廉義의 壓縮銷殘을 興奮伸張하려 하면, 各個 인격의 正當한 發達을 遂하려 하면, 可憐한 子弟에게 苦恥的 財産을 遺與치 안이하려 하면, 子子孫孫의 永久完全한 慶福을 導迎하려 하면, 最大急務가 民族的 獨立을 確實케 함이니, 二千萬 各個가 人마다 方寸의 刃을 懷하고, 人類通性과 時代良心이 正義의 軍과 人道의 干戈로써 護援하는 今日, 吾人은 進하야 取하매 何强을 挫치 못하랴. 退하야 作하매 何志를 展치 못하랴.

丙子修好條規 以來 時時種種의 金石盟約을 食하얏다 하야 日本의 無信을 罪하려 안이 하노라. 學者는 講壇에서, 政治家는 實際에서, 我 祖宗世業을 植民地視하고, 아 文化民族을 土昧人遇하야, 한갓 征服者의 快를 貪할 뿐이오, 我의 久遠한 社會基礎와 卓犖한 民族心理를 無視한다 하야 日本의 少義함을 責하려 안이 하노라. 自己를 策勵하기에 急한 吾人은 他의 怨尤를 暇치 못하노라. 現在를 綢繆하기에 急한 吾人은 宿昔의 懲辨을 暇치 못하노라. 今日 吾人의 所任은 다만 自己의 建設이 有할 뿐이오, 決코 他의 破壞에 在치 안이 하도다. 嚴肅한 良心의 命令으로써 自家의 新運命을 開拓함이오, 決코 舊怨과 一時的 感情으로써 他를 嫉逐排斥함이 안이로다.

舊思想, 舊勢力에 羈糜된 日本 爲政家의 功名的 犧牲이 된 不自然, 又 不合理한 錯誤狀態를 改善匡正하야, 自然, 又 合理한 正經大原으로 歸還케 함이로다. 當初에 民族的 要求로서 出치 안이한 兩國倂合의 結果가, 畢竟 姑息的 威壓과 差別的 不平과 統計數字上 虛飾의 下에서 利害相反한 兩 民族間에 永遠히 和同할 수 업는 怨溝를 去益深造하는 今來實績을 觀하라. 勇明果敢으로써 舊誤를 廓正하고, 眞正한 理解와 同情에 基本한 友好的 新局面을 打開함이 彼此間 遠禍召福하는 捷徑임을 明知할 것 안인가.

아아, 新天地가 眼前에 展開되도다. 威力의 時代가 去하고 道義의 時代가 來하도다. 過去 全世紀에 鍊磨長養된 人道的 精神이 바야흐로 新文明의 曙光을 人類의 歷史에 投射하기 始하도다. 新春이 世界에 來하야 萬物의 回蘇를 催促하는도다. 凍氷寒雪에 呼吸을 閉蟄한 것이 彼一時의 勢ㅣ라 하면, 和風暖陽에 氣脈을 振舒함은 此一時의 勢ㅣ니, 天地의 復運에 際하고 世界의 變潮를 乘한 吾人은 아모 躊躇할 것 업스며, 아모 忌憚할 것 업도다. 我의 固有한 自由權을 護全하야 生旺의 樂을 飽享할 것이며, 我의 自足한 獨創力을 發揮하야 春滿한 大界에 民族的 精華를 結紐할지로다.

吾等이 玆에 奮起하도다. 良心이 我와 同存하며 眞理가 我와 幷進하는도다. 男女老少 업시 陰鬱한 古巢로서 活潑히 起來하야 萬彙群象으로 더부러 欣快한 復活을 成遂하게 되도다. 千百世 祖靈이 吾等을 陰佑하며 全世界 氣運이 吾等을 外護하나니, 着手가 곳 成功이라. 다만, 前頭의 光明으로 驀進할 따름인뎌.

公約三章
一. 今日 吾人의 此擧는 正義, 人道, 生存, 尊榮을 爲하는 民族的 要求ㅣ니,
오즉 自由的 精神을 發揮할 것이오, 決코 排他的 感情으로 逸走하지 말라.

一. 最後의 一人까지, 最後의 一刻까지 民族의 正當한 意思를 快히 發表하라.

一. 一切의 行動은 가장 秩序를 尊重하야, 吾人의 主張과 態度로 하야금 어대까지던지 光明正大하게 하라.

   出典http://cospiter.hosting.paran.com/zbxe/hangode/23081


 当時の知識人はこのような漢字ハングル併用文を普通に読み書きしていたのでしょう。僕はハングルを声に出して読むことはできます?が、意味はほとんどわかりません。でも漢字は大抵わかりますからおぼろげながら意味は理解できます。

 今の韓国では新聞なども漢字を使わないので全くちんぷんかんぷんです。解放後、民族主義の嵐が吹き荒れて極端な文字行政が行われたのです。

 近頃、このいきすぎを是正する動きもあるようです。友人の親戚が「漢字塾」をやっていると聞いたことがあります。

  韓国における漢字
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%BC%A2%E5%AD%97

「朝鮮高等学校」?  訂正があります・ 『萱野茂の生涯』  

2010-03-08 16:48:59 | 在日コリアン
【川越だより】のアクセス・ランキング

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 2月14日に友人から 『写真で綴る萱野茂の生涯―アイヌの魂と文化を求めて』(農文協)という本に事実の誤りがあるのではないかと連絡を受けました。

 早速、市立図書館で本を借りてきて調べてみました。

 この本の135P上段に講演する萱野さんの写真が掲載され、“朝鮮高等学校(東京)の「連続講座・民族共生教育をめざして①」の講師として、茂は「アイヌ民族の現状とアイヌ新法」という演題ではなしをしました。”というキャプションがついています。

『写真で綴る萱野茂の生涯―アイヌの魂と文化を求めて』 http://www.amazon.co.jp/%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%81%A7%E7%B6%B4%E3%82%8B%E8%90%B1%E9%87%8E%E8%8C%82%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%B6%AF%E2%80%95%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%81%AE%E9%AD%82%E3%81%A8%E6%96%87%E5%8C%96%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%A6-%E8%90%B1%E9%87%8E-%E3%82%8C%E3%81%84%E5%AD%90/dp/4540072617

 このキャプションには明らかな間違いがあります。この連続講座を主催したのは「朝鮮高等学校」ではありません。

「民族共生教育をめざす東京連絡会」(田中宏・金敬得・代表)と「民族共生教育をめざす東京保護者の会」(金敬得会長)で、会場は都立文京高校社会科教室です。1998年5月31日のことです。

 萱野さんは1994年参議院議員(社会党のち民主党に移る)になり、97年に「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律」(通称「アイヌ文化振興法」)を制定させ、98年7月に退任されました。

 94年に東京の在日コリアン2世の親たちと私たち教員が中心になって作ったのが「めざす会」です。「在日交流大運動会」などをやり交流を重ねながら「民族共生教育」の確立を目指して都教委との交渉を行っていました。

 「連続講座」はその過程で誕生したもので、僕が勤めていた学校の施設を借りて行うことになりました。その第一回目の講師にお願いしたのが萱野さんだったのです。

 アイヌ新法制定の大仕事をして引退寸前だった萱野さんは二つ返事で引き受けてくれました。
 アイヌ新法はアイヌ民族が日本の先住民であることを実質的に認め、日本が多民族国家であることを内外に闡明した初めての法律です。アイヌ民族はもちろんのことですが多民族が共生する社会を作る上で画期的な法律でもあります。

 この法律制定に至る萱野さんの思いや歩みを学び、多文化多民族共生の学校づくりに生かしたいと考えたのです。

 在日コリアンの人権確立運動の中では画期的なことではなかったかと思います。自分たちはアイヌ民族とは違って、日本の少数民族ではなく、外国人だ、という意識が在日コリアン運動のリーダーには根強いからです。

 「朝鮮高等学校」という学校は東京には存在しません。「東京朝鮮中・高級学校」なら北区十条にあります。学校法人東京朝鮮学園が設置主体ですが実質的には朝鮮総連の経営する各種学校です。

 「民主的民族教育」を標榜していますが北朝鮮の国民教育に準じていることは明らかです。教員のほとんどは同じ法人の設置する朝鮮大学校(各種学校)の卒業生で、朝鮮総連傘下の朝鮮教職員同盟に組織されています。

 日本の学校の生徒会にあたるものは、朝鮮青年同盟朝高委員会です。「責任指導員」という名の朝鮮青年同盟の活動家が常駐して「指導」にあたっています。

 朝教同にしろ、朝青にしろ、朝鮮労働党の影響下にあることは言うまでもないことです。

 初中級朝鮮学校で保護者会などが作られ学校改革の動きがありましたが東京朝高には保護者会はないと聞いています(数年前のことです)。組織専従者の子どもたちの割合が高く総連中央の直轄学校的な要素が強いのでしょう。

 主体思想に基づく国民教育に疑問や批判を持つ朝鮮学校の保護者の人たちも私たちの連続講座に何人か参加されていました。

 こういう学校が「連続講座・民族共生教育をめざして」を企画し、講師として萱野茂さんを招くということがありえたでしょうか。

 どういうところから来た間違いなのかわかりません。

 あれから12年がたちました。拉致事件が発覚するなどして朝鮮学校の実態にも変化が表れているのでしょうか?

 在日コリアンの自主的な教育機関として誕生した朝鮮学校が、<北朝鮮独裁政権ー朝鮮総連>のくびきから解放され、多文化共生・多民族共生をめざす学校に変わっていってほしいものですがそんな話はどこからも聞こえてきません。

 「川越だより」萱野茂さんとアイヌ新法
http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/d/20070710

 「川越だより」「祖国」訪問http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/661e390ed201d135de065a656adc3db1

たんぽぽ教育研究所 オープン近し

2010-03-07 17:53:08 | こどもたち 学校 教育
 不順な天候続きで気が滅入りそうです。それでも昨日は「啓蟄」だったといいますから、春の日差しも遠くではありませんね。あれこれと楽しい想像をたくましくして自分を励ます日々が続きます。


 今朝のコニヤンのブログで大崎博澄さんの「たんぽぽ教育研究所」の概要が紹介され、発足の日が近いことを実感しました。

 コニヤンのブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/gogokoniyan/50318895.html

 HPを開いてみると大崎さんの声が聞こえてきそうです。

 たんぽぽ教育研究所http://www.tanpopo-k.net/
  

 <たんぽぽ教育研究所がめざすもの>

すべての子ども達が、私達の住んでいる社会全体の希望です。
すべての子どもたちが、心豊かに育って欲しい。
そのために、人々のやさしさが路地裏の隅々にまで息づいている、
あたたかい地域社会が必要です。
そのために、私達ひとりひとりの小さな意思、小さな有機を積み重ね、
市民のゆるやかであたたかいネットワークを創りたい。
たんぽぽ教育研究所は、そんな人々の心の拠り所になることを目指します。


 高知県教育長として取り組んだ「土佐の教育改革」は失敗だったと総括して、今度は一市民として教育の創造に取り組むのです。

<人々のやさしさが路地裏の隅々にまで息づいている、あたたかい地域社会が必要です>

 今では夢のような願いかもしれません。しかし、それなしに人はまっとうに育つはずはありません。大崎さんの周りに集まる人々のネットワークがまずは「あたたかい地域社会」の第一歩になっていくことでしょう。

 高知に住む友人たちが大崎さんのテレパシーに感じてはせ参じてくれるといいのですが…。

  支えあうという関係がいたるところで崩壊し、子どもたちが「人を信頼する」という生存の条件自体が脅かされている社会です。

 先日は「山びこ学校」の無着さんの夢の実現を目指して河口湖畔に「教育村」を作るという庄司さんからコメントをいただきました。

 やり方はそれぞれですが、お二人の方の熱い志に励まされる思いです。

 4/1  たんぽぽ教育研究所 高知市南はりまや町にオープン !!




 







「君が代」の強制と裁判

2010-03-06 10:27:21 | こどもたち 学校 教育
 僕が卒業式に出たのは2003年3月が最後です。「嘱託」として働いていた最後の5年間のうち3回は卒業式の日を出勤日とせず、出席を回避していました(1回は手術後の休職中)。

 東京の公立学校では2004年3月の卒業式から君が代の斉唱を拒否すれば懲戒処分が下されるようになり、僕のような「嘱託」は4月から再雇用を解かれ、職場から追放されるようになったのです。

 僕は卒業式という場で君が代を「職務命令」で強制されて歌うことはできません。それでいて、学校での仕事は許される限りやりたい。やむを得ず、当日を勤務がない日ということにしたのです。

 少なくとも一年間、授業を受けてくれた卒業生たちの門出を祝いたい気持ちは人並みにあります。僕が働いていた山吹高校には不登校を体験した生徒も多く、「卒業」の重みは格別です。「よくがんばったねえ」と言ってやりたいのは誰もが同じでしょう。

 僕の授業を受けた生徒たちの中に文化祭で「君が代」について発表した人たちもいました。まじめに考えれば「強制」に疑問が出てくるのは自然なことです。校長との話し合いもしたのではなかったかと思います。

 そういう人たちの卒業式であっても僕は勤務がない日としました。教員としては「失格」といわれても仕方ありません。それでもやむを得ない選択だと考えたのです。

 2月23日に東京高裁において「君が代」解雇裁判の控訴審判決(奥田隆文裁判長)がありました。

 04年3月の卒業式の際、「君が代」斉唱を拒否したため、すでに決まっていた「嘱託」を一方的に解雇され4月から職場を追放された人々が、その解雇が無効だと訴えていた裁判です。
 当事者の方々は僕よりは二つ若い人々で現職最後の卒業式に臨み「国歌斉唱」時にそれを拒否して着席したのです。
 
  一審に続いて訴えは却下されましたが「判決文要旨」には次のようなことが書いてあります。
 

 「本件不起立行為は、控訴人らにとっては、その思想及び良心に基づく行為であるが、一般的には、それらの思想ないし良心そのものと不可分に結びつくものではなく、職務命令に基づき他の参加者とともに国旗に向かって起立し、国家を斉唱するという外部行為を求めることが、直ちにその思想及び良心自体を否定することになるものではない。」
 「他の参加者とともに国旗に向かって起立し、国歌を斉唱するという外部的行為を求めることが、国旗及び国歌に関する多数な思想のうちの特定の思想を有することを外部的に表明させることにはならず、特定の思想を強制又は禁止し、特定の思想の有無について告白を強要するものでもないから、憲法19条に反しない。」

 裁判官の言っていることの意味がわかりますか。僕にはさっぱりです。「文学部社会科学科法律政治学専攻」というところを卒業したことにはなっていますが授業にはほとんど出なかった罰があたったのでしょうか。

 こんな判決を書ける裁判官に訴えるしかない人々の思いとはどんなものでしょう。上告してさらに闘うといわれます。

 3月に入ってから懲戒処分を受けたことがある現職の人たちが新たに訴えを起こしました。これで裁判を起こした被処分者は700人を超えるということです。

 僕の古い友人が記者会見で思いを述べています。videoのところをクリックして視聴してみてください。

http://video.labornetjp.org/Members/YUMOTO/videos/3jisosyou.wmv/view


 日本国憲法第76条3項にはこう書いてあります。

「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。」

 最高裁判所の意思(判決)に忠実なあまり意味不明の言葉が並ぶ「判決」ばかりが目につきます。これらの裁判を担う裁判官に憲法76条をよく読んで自分の言葉で判決文を書いてもらいたいものです。

 虚しいことを書いてしまいました。

 検察の闇に迫る闘いがこのところ注視されるようになってきましたが司法の闇はいまだ深く手のつけようがないくらいです。

 どうしたら司法を民主主義のルールの下にコントロールできるか、新政権を誕生させた機会に取り組まなければならない喫緊の課題です。

小沢一郎はなぜたたかれるか

2010-03-05 08:50:16 | 政治・社会
 昨日読んだ記事の中で印象に残ったものを紹介します。

 皆さんはどう思われますか。

 「本音のコラム」 (東京新聞3/3朝刊)

「小沢氏の問題提起」(斎藤学)

小沢一郎について語る際には「私もこの人物を好きではないが」という枕ことばを付けなければならないようだ。が、それは原稿で食べている人たちに課せられた規定らしいので私は気にしない。

この人が図らずも(当人は語らない)提起している二つの問題(①米国との距離の再検討②戦後天皇制の再検討)は、旧帝国憲法の残滓(ざんし)に注目するという点で回避不能なことだと思う。


既に公刊されているように戦後日本は岸信介氏のようなCIAのエージェント(金で雇 われたスパイ)によって作られた「米国に貢献する社会」である(『CIA秘録』上巻、百七十一~百八十四ページ)。この暫定的体制が、もくろんだ当人たちさえ驚くような長期間の効果を示したのは、日本人の「おかみ(天皇・官僚)信仰」が並々ならぬものだったからだろう。

戦後体制作りの埒外(らちがい)にいた田中角栄が市民的嗅覚(きゅうかく)からこの偏りの修正を試みると、米国は直ちに反応し、その意を受けた検察によってつぶされた。

今回の小沢氏の一件も、この流れの中で生じた。彼は生き残らなければならない。今週の『週刊朝日』にある「知の巨人 立花隆氏に問う」という記事に共感する。血の臭いに吸い寄せられる鮫(さめ)のように検察の刃(やいば)で傷ついた者たちを一方的に批判してきた体制擁護の人は何故、「知の巨人」に祭り上げられたのだろう。(精神科医)
 
 出典http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/623.html

 この方の指摘がズバリ的中だと僕は思います。「アメリカ」と「天皇」。この二つをどう認識し、どうつきあっていくか? 戦後60年にして、ようやく現実政治の課題として意識するリーダーが現れたということです。

 小沢さんは「アテルイの里」にルーツのひとつを持つ人です。渡来系王朝に征服された先住民の物語を耳にしてきた人かもしれません。

 アテルイの里http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/c4f2cd80eeafbeb29d20a636a4793330

 小沢さんは天皇家が渡来系王朝に淵源することに触れたり、天皇方の戦死者しか祀らない靖国神社には参拝しないと公言したことがあります。

 これらは僕のような一市民にとっては今やごく当たり前の言動ですが、現実政治のただなかにいるリーダーとしては「危険視」される言動です。守旧派にとっては「敵」そのものなのでしょう。

 こんなブログがあります。
 http://kusminblog.blog116.fc2.com/blog-entry-699.html

 「彼は生き残らなければならない。」 僕らは彼を何としても「生き残らせなければならない」。僕はそう思う。

 「週刊朝日」の上杉隆さんの記事も読んでみました。

http://www.wa-dan.com/
 
ロッキード事件のときには検察とマスコミに踊らされた人の中に僕もいました。共産党や社民党には今もその反省がありません。


 



道府県アンテナショップと観光案内所

2010-03-04 08:48:15 | ふるさと 土佐・室戸
 昨日、東京での会議の前に「銀座めざマルシェ」に寄ってみました。

 フジテレビが始めた47都道府県の物産を集めた物産館です。数寄屋橋近くの熊本の物産館の隣のビルに開業したばかりです。こんなものを始めるのですからTV局も広告収入が落ち左前になってきているのかな?

 銀座めざマルシュhttp://wwwz.fujitv.co.jp/gotofujitv/mezamarche/guide/floor_07.html

 7階の中四国のフロアーだけ覗いてみました。高知県産品はこの階のかなりの部分を占め、馬路村農協など企業体単位のコーナーが並んでいます。

 時間がなかったのでこのフロアーだけを一巡して帰りました。高知県は近く高知の物産館(アンテナショップ)をこの近くに開業するといいます。

  http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/111602/event-repo100127.html

 このあたりには全国各地のアンテナショップが点在しています。

 アンテナショップめぐりhttp://antenashop.enjoytokyo.jp/tour/


 東京に住む人のほとんどはもともとどこからか出てきた人とその子孫ですから、故郷への思いは何らかの形で持っているでしょう。そういう人たちにとってこの東京の都心が「ふるさと村」の役割を果たしつつあるのかもしれません。

 僕は旅は好きですが「物産」にはあまり関心がなく、森や川や海や里や港やそして人を訪ねて歩くだけです。

 ですから物産館ではなく各地の観光情報のほうに興味があります。近頃はネットで調べることが多くなりましたが市町村の出している観光パンフレットや地図などを手にするのはやはり楽しいものです。

 有楽町の交通会館や八重洲の観光会館などに都道府県ごとの事務所があり、旅の前に訪ねて資料収集をしたものです。八重洲口の再開発で事情も変わりました。今はどうなっているのでしょう。

  各道府県の在東京観光・物産関連施設等一覧表 http://www.jcci.or.jp/machi/030219jititaiitiran.htm

【録画版UP】「小沢vs検察」にみる検察と報道のあり方

2010-03-03 07:37:57 | 政治・社会
先日紹介したシンポジウム<「小沢vs検察」にみる検察と報道のあり方>の録画が見られるようになりました。

 長い時間にわたりますがぜひ視聴してください。検察(霞が関)と報道(TVと新聞)が一体となって、日本を支配する構造を打ち破る第一歩になるかもしれません。

 次の青い文字をクリックしてください。
http://opinion.infoseek.co.jp/article/766

水平社宣言

2010-03-03 06:11:40 | 政治・社会
 今日は3月3日です。1922年(大正11年)のこの日、京都の岡崎公会堂で全国が結成され、「宣言」が発せられました。

 この宣言は「日本で最初の人権宣言」などといわれますが、僕は今なお社会的差別に苦しむすべての人々に「熱と光」を呼び起こす力を持ったすぐれた文章だと思います。

 高校の授業で毎年紹介してきました。いじめの後遺症に苦しむ子どもたちにも力になったように思いました。

 昨日の「三一独立宣言」は翻訳文しか見つからず、正しい文章かどうか自信がありません。最初の一行から「自主の国」が「自由の国」になっているテキストがあったりするのです。朝鮮語で書かれた原文が手に入ればいいのですが今のところ見つかりません。

 宣言についてもきちんとした検証が必要です。専門家の研究もあるようです。http://blhrri.org/info/koza/koza_0036.htm

 ここでは一般に流布しているテキストにより全文を紹介します。

 読書百遍、意おのずから通ず、とか。何度も何度も声に出して読んでみましょう。

 振り仮名などはこのテキストの作成者の作品です。



 綱領


1.我々特殊民は民自身の行動によつて絶対の解放を期す

1.我々特殊民は絶対に経済の自由と職業の自由を社会に要求し以(もっ)て獲得を期す

1.我等は人間性の原理に覚醒し人類最高の完成に向つて突進す



 宣言



全国に散在する我が特殊民よ団結せよ。

長い間虐(いじ)められて来た兄弟よ、過去半世紀間に種々なる方法と、多くの人々とによつてなされた我等の為の運動が、何等(なんら)の有難い効果を齎(もた)らさなかった事実は、夫等(それら)のすべてが我々によつて又他の人々に依(よ)つて毎(つね)に人間を冒涜(ぼうとく=神聖・尊厳なものや清純なものをけがすこと)されてゐた罰(ばち)であつたのだ。そして、これ等の人間を勦(いたわ)る(困っている人や病人などに同情の気持ちをもってやさしく接する)かの如(ごと)き運動は、かへつて多くの兄弟を堕落させた事を想(おも)へば、此際(このさい)我等の中(うち)より人間を尊敬する事によって自ら解放せんとする者の集団運動を起せるは寧(むし)ろ必然である。

兄弟よ。我々の祖先は自由、平等の渇仰(かつごう=強くあこがれ慕う)者であり、実行者であつた。陋劣(ろうれつ=いやしく劣っているさま)なる階級政策の犠牲者であり、男らしき産業的殉教者であつたのだ。ケモノの皮剥(は)ぐ報酬として、生々しき人間の皮を剥取られ、ケモノの心臓を裂く代償として、暖かい人間の心臓を引裂かれ、そこへクダラナイ嘲笑の唾(つばき)まで吐きかけられた呪(のろ)はれの夜の悪夢のうちにも、なほ誇り得る人間の血は、涸(か)れづにあつた。そうだ、そうして我々は、この血を享(う)けて人間が神にかはらうとする時代にあうたのだ。犠牲者がその烙印(らくいん)を投げ返す時が来たのだ。殉教者が、その荊冠を祝福される時が来たのだ。

我々が「エタ」である事を誇り得る時が来たのだ。

我々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦(きょうだ=おくびょうなこと。おじおそれること)なる行為によつて、祖先を辱(はずか)しめ人間を冒涜してはならぬ。そうして人の世の冷たさが、何(ど)んなに冷たいか、人間を勦(いた)はる事が何んであるかをよく知つている吾々(われわれ)は、心から人世の熱と光を願求礼讃(がんぐらいさん=願い求め、ほめたたえること)するものである。   

は、かくして生れた。

人の世に熱あれ、人間に光あれ。  

大正11年3月3日  全国


  出典http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/suiheisya.htm

三一独立宣言

2010-03-02 07:19:24 | 韓国・北朝鮮
 昨日は3月1日でした。1919年のこの日、ソウルで独立宣言文が発せられ、大規模な独立運動へと発展するきっかけとなりました。

 三一独立運動http://konotabi.com/seoulprison/7pagodapark/prison7pagodapark.htm  
 

 今年は「日韓併合」から100年になります。未来を切り開くために過去を知ることは欠かせません。

 昨日久しぶりに「独立宣言文」を読んでみました。大学の先生が日本語に訳したもののようですが難しい漢字ばかりです。原文は漢字ハングル併用の朝鮮語です。

  http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LPOD&mid=sec&sid1=&oid=020&aid=0000423480
 
 振り仮名を振ってみました。声に出して読んでみてください。何度か読んでいるうちに意味も少しは理解できたような気になります。

 2・8独立宣言文は留学生たちが東京で発した文章です。三一独立宣言にも影響を与えたといわれます。

 



★『三一独立宣言文』★
    -西紀1919年3月1日,朝鮮三・一独立宣言文-
           = 宣 言 書 =

 吾等はここに朝鮮が独立国であること,朝鮮人が自主の民であることを宣言する。これを世界万邦に告げて,人類平等の大義を克(よ)く明らかにし,これを子孫万代に誥(つ)げて,民族自存の正しい権利を永く保有せしめるのである。

 半万年の歴史の権威によりてこれを宣言するものであり,二千万民衆の誠忠を合わせてこれを普(あまね)く明らかにするものであり,民族の永久に変わらない自由発展のために,これを主張するものであり,人類の良心の発露に基づく世界改造の大気運に順応し,共に進むために,これを提起するものであるからこれは天の明らかな意思であり,時代の大勢であり,全人類共存共生権の正当な発動であって,天下の何者であれ,これを阻止抑制することはできないのである。

 旧時代の遺物である侵略主義,強権主義の犠牲となって,有史以来幾千年を経て初めて異民族による箝制(かんせい)の痛苦を嘗(な)め,今年で十年になる。我が生存権がどれほど剥奪(はくだつ)されただろうか。心霊上の発展がどれほど阻まれたであろうか。民族的尊厳がどれほど毀損(きそん)されたであろうか。新鋭さと独創性で世界文化の大潮流に寄与貢献する機会がどれほど失われたであろうか。

 ああ旧来の抑鬱(よくうつ)を宣暢(せんしょう)しようとすれば,現下の苦痛から脱け出そうとすれば民族的良心と国家的廉義(れんぎ)の圧縮銷残(しょうざん)を奮い起こし,伸長しようとすれば,各個人の人格の正当な発達を遂げようとすれば,可憐な子弟に苦しくて恥かしい財産を遺し与えないようにせんとすれば,子々子孫の永久に安全な幸福を導き迎えんとすれば,その最大の急務民族的独立を確実にすることにあるのだから,二千万各個人が方寸の刃(やいば)を懐(ふところ)にし,人類共通の心と時代良心が正義の軍と人道の干戈(かんか)で,救護する今日,吾々は進んで取るに,挫(くじ)くことのできない強者はいず,退いて作(な)すに,展(の)べることのできない志はない。

 丙子(へいし)修好条規〔注:1876年の江華島条約〕以来,いくつもの金石盟約に欺かれたことで,日本の不信義を罪しようとするものではない。学者は講壇で,政治家は実際に,我が祖宗の遺産を植民地視し,我が文化民族を土昧人(どまいじん)扱いして,ただ征服者の快を貪(むさぼ)るだけであり,我が久遠の社会基礎と卓越した民族心理を無視したと言って,日本の不義を責めるものではない。自己を督励するに急な吾々には,他人を怨み咎(とが)める暇はない。現在を苦辛経営するに急な吾々には,宿昔を懲(こら)しめさばく暇(いとま)はない。

 今日吾々の任ずる所は,ただ自己の建設あるのみであり,決して他者の破壊にあるのではない。厳粛な良心の命令で,自らの新運命を開拓することであり,決して旧怨と一時の感情で他者を嫉(ねた)み排斥するのではないのだ。旧思想,旧勢力に驥(き)びされた日本の為政者の功名の犠牲となった不自然,又不合理な錯誤状態を,改善匡正(きょうせい)して,自然で合理的な正しい大原に帰らせることにあるのだ。

 元々民族的な要求から生まれたものではない両国併合の結果が,畢竟(ひっきょう)姑息的威圧と差別的不公平と統計数字上の虚飾の下で,利害相い反した両民族に,永遠に和同することのできない怨みの溝を深めた今日の実績を観よ。勇敢果敢さで旧き誤りを廓正(かくせい)し,真正な理解と同情に基づく友好的新局面を打開することが,彼此間(ひしかん)に禍(わざあい)を遠ざけ福を招く捷径(しょうけい)であることを,明らかに知ることではないか。

 また,二千万の含憤蓄怨(がんぷんちくえん)の民を威圧で拘束することは,ただに東洋の恒久的平和を保障する所以(ゆえん)ではないだけではなく,これによって東洋安危の主軸である四億万の中国人の日本に対する危惧と猜疑(さいぎ)をますすま濃厚にさせ,その結果東洋全局が共倒同亡の悲運を招致するのは明らかであるから,今日吾らの朝鮮独立は,朝鮮人に正当な栄えある生を遂げさせると同じに,日本人を邪(よこしま)な路から脱け出させ,東洋支持者である重責を全(まっと)うさせることであり,中国をして,夢寐(むび)にも免れることのできない不安,恐怖から脱出させるものであり,また東洋平和が重要な一部をなす世界平和,人類の幸福に必要な段階となるものである。これがどうして区々たる感情上の問題であろうか。

 ああ,新天地が眼前に展開している。威力の時代が去り,道義の時代がきたのだ。過去全世紀に練磨長養された人道的精神によって新文明の曙光を人類の歴史に投射することが始まったのである。新春が全世界に来て,万物の蘇生を促(うなが)している。凍(い)てつく氷と寒雪に呼吸を閉ざし,冬ごもりしたのが,彼(か)の一時の勢いであるとすれば,和風暖陽に気脈を振るい舒(の)ばすことは此の一時の勢いであるから,天地の復運に際して世界の変潮に乗ずる吾々は,如何なる躊躇もなく,如何なる忌憚もないのである。我が固有の自由権を譲り全うして,旺盛なる楽しみを飽くまで享受するであろうし,我が自足する独創力を発揮して,春満ちたる大界に民族的精華を結実するのである。

 吾々はここに奮起する。良心は我と共に存し,真理は我と共に進むのだ。男女老少の別なく,陰鬱(いんうつ)の古巣から活発に立ち上って,森羅万象と共に欣快な復活を成し遂げたのである。千百世の祖霊が吾らを陰ながら佑(たす)け,全世界の気運が吾らを護っているので,着手が即ち成功である。ただ,前方の光明に向って驀進(ばくしん)するばかりである。

  公約三章
 一, 今日の吾らのこの挙は,正義,人道,生存,尊栄のための民族的要求であるから,ひとえに自由の精神を発揮するもので,決して排他的感情に走ってはならない。
 一, 最後の一人まで,最後の一刻まで,民族の正当な意思を快く発表せよ。
 一, 一切の行動は最高に秩序を尊重し,吾らの主張と態度をどこまで光明正大にせよ。
   朝鮮建国4252年3月1日 朝鮮民族代表 (33名 記名 書きこみ継続・・・)

 出典http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=2001552



★「2・8独立宣言書」全文 ★ (1919.2.8 朝鮮基督教青年会館)

 朝鮮青年独立団は,わが二千万の民族を代表して,正義と自由の勝利をえた世界万国の前に,われわれの独立を期成することを宣言する。

 四千三百年の長い歴史を有するわが民族は,実に世界最古の文明民族の一つである。時には中国の正朔(せいさく)を奉じることがあっても,これは両国王室の形式的な外交関係に過ぎず,朝鮮はつねにわが民族の朝鮮であり,いまだかつて一度たりとも統一国家を喪(うしな)い,異民族の実質的支配を受けたことはなかった。

 日本は,朝鮮が日本と唇歯の関係にあることを自覚していると称し,一八九四年,清日戦争の結果をもって,朝鮮の独立を率先承認した。アメリカ,イギリス,フランス,ドイツ,ロシアなどの諸国も独立を承認するのみでなく,これを保全することを約束した。

 朝鮮もその恩義に感じ,鋭意諸般の改革と国力の充実とを図ってきた。


 当時ロシアの勢力が南下し,東洋の平和と朝鮮の安寧を脅(おびや)かしたとき,日本は韓国と攻守同盟を締結して露日戦争を始めた。東洋の平和と韓国の独立保全とはこの同盟の主旨であったから,韓国はいよいよその好誼に感じ,陸海軍の作戦上の援助はできなかったけれども,主権の威厳さえ犠牲にして可能なあらゆる義務を尽くし,東洋の平和と韓国独立の二大目的を追求したのである。

 ついにその戦争が終結し,当時のアメリカ大統領ルーズベルトの仲裁によって講和会議が開かれると,日本は同盟国である韓国の参加を許さず,露日両国代表者の任意で,日本の朝鮮に対する宗主権を議定した。日本は優越した兵力を恃(たの)み,韓国の独立を保全するという旧約に違反し,ひ弱な韓国皇帝およびその宗主権を威嚇(いかく),欺瞞し,国力が充足し独立をえるべき時期までという条件で韓国の外交権を奪い,これを日本の保護国となし,韓国をして世界列国と直接外交する道を断ち,相当の時期までという条件で司法・警察を奪い,さらに徴兵令実施までという条件で軍隊を解散させ,民間の武器を押収して日本の軍隊と憲兵警察とを各地に配置した。甚だしきは皇宮の警備までも日本人の警察を使用するに至った。

 こうして朝鮮を無抵抗なものにし,わが明哲の誉(ほま)れある光武皇帝を放逐して,精神の発達が充分でなかった若年の皇太子を擁立して利用し,日本の走狗をもっていわゆる合併内閣を組織し,ついに秘密裡に武力をもって合併条約を締結した。ここにわが朝鮮民族は,建国以来半万年にして,われらを指導し援助するという友邦の軍国的野心の犠牲となった。実に日本の韓国に対する行為は,詐欺と暴力から出たものであり,このような大がかりな詐欺の成功は,世界興亡史上に特筆されるべき人類の大恥辱といえよう。

 保護条約を締結するとき,皇帝と賊臣に非ざる幾人かの大臣はあらゆる反抗手段を尽くし,その発表後も全国民は素手で可能な限り反抗をした。司法・警察が奪われ,軍隊が解散されたときもまたそうであった。こうして合併時にあっては,身に寸鉄の武器を帯びないにもかかわらず,可能な限りあらゆる手段を尽くして反抗運動を試みたが,精鋭な日本の武器により犠牲となった者は数知れない。爾来十年間,独立を回復しようとする運動で犠牲となった者の数もやはり数十万に達した。かの悪毒な憲兵政治のもとに手足と口舌をかんじがらめにされながらも,継続して独立運動の絶えたことはなく,これをみても,韓日合邦が朝鮮民族の意思ではないことを知ることができる。

 このようにわが民族は,日本の軍国主義的野心の詐欺暴力のもとに,民族の意思に反する運命に負わされたので,正義により世界を改造するこの時にあたり,その匡正(きょうせい)を求める当然の権利がある。また,世界改造の主人公であるアメリカ・イギリスは,保護と合併とを率先して承認したという理由をもって,この時にさいしてその旧悪を贖う義務を有する。

 また,合併以来の日本の朝鮮統治政策をみると,合併当時の宣言書に反してわが民族の幸福と利益を無視し,征服者が被征服者に対する古代の非人道的政策を襲用し,わが民族に対し参政権,集会・結社の自由,言論・出版の自由などを許さず,甚だしくは信教の自由,企業の自由までも少なからず拘束している。行政,司法,警察などの諸機関は,朝鮮民族の私権までも侵害し,公私にわたってわれわれと日本人との間に優劣の差別を設け,わが民族には日本人に比して劣等の教育を施することにより,わが民族を永遠に日本人の使役者にしようとしている。

 さらに,歴史を改造してわが民族の神聖な歴史的伝統と威厳を破壊,凌辱(りょうじょく)し,少数の官吏を除いては政府の諸機関と交通,通信,兵備などの全機関において,全部あるいは大部分日本人を使い,わが民族に対して永遠に国家生活の智能と経験をえる機会を失わせた。われわれは,このような武断専制,不正,不平等の政治のもとでは生存と発展を享受することができない。

 それだけではない,元来人口過剰な朝鮮に無制限の日本人の移民を奨励,補助したため,土着のわが民族が海外に流離するほかないようにしむけた。また,政府諸機関はもちろん,私設の諸機関にまでも日本人を使用し,その一方で朝鮮人の富を日本に流出させ,商工業においても日本人にのみ便益を与えて,わが民族に産業勃興の機会を失わせた。このように,どの方面からみてもわが民族と日本との利害は相互に背馳し,その被害を受けるのはわが民族なのであるゆえに,わが民族は,生存の権利のために独立を主張するものである。

 最後に,東洋平和の見地からみるならば,最大の脅威であったロシアはすでにその軍国主義的野心を抛棄し,正義と自由と博愛とした新国家の建設に従事している最中であり,中華民国もまた然りである。その後に国際連盟が実現して,再び軍国主義的侵略を敢行する強国はなくなるであろう。

 そうであるならば,韓国を合併した最大の理由が消滅したばかりか,これにより朝鮮民族が数々の革命の乱を起こしたならば,日本に合併された韓国はかえって,東洋平和の禍根となるではないか。わが民族はただ一つの正当な方法によって,わが民族の自由を追求しつづけるものである。もしこれが成功しなければ,わが民族は生存の権利のために自由な行動をとり,最後の一人に至るまで必ずや自由のために熱血を注ぐであろう。これがどうして東洋平和の禍根とならないであろうか。わが民族は一兵ももたないので兵力をもって日本に抵抗する実力がない。日本が万一,わが民族の正当な要求に応じないならば,わが民族は日本に対して永遠の血戦を宣言せざるをえない。 

 わが民族は久遠な高尚な文化を有し,半万年にわたって国家生活の経験をもっている。たとえ多年の専制政治下の害毒と境遇の不幸が,わが民族の今日を招致したにせよ,正義と自由にもとづく民主主義の先進国の範にとり,新国家を建設したのちには,建国以来,文化と正義と平和を愛好するわが民族は,必ずや世界の平和と人類の文化に対して貢献するものと信ずる。


 ここにわが民族は,日本および世界各国がわが民族に民族自決の機会を与えることを要求する。万一然らざれば,わが民族はその生存のために自由の行動をとり,独立を期成することを宣言するものである。

  = 決 議 文 =

 1. 本団は,韓日合併がわれわれの自由意思をもってなされたものでないばかりか,われわれの生存と発展とを脅かし,東洋と平和を攪乱する原因となるとの理由により独立を主張する。 

 2. 本団は,日本議会および政府に対し,朝鮮民族大会を招集し,その決議をもってわが民族の運命を決する機会を与えることを要求する。

 3. 本団は,万国平和会議に民族自決主義をわが民族にも適用することを請求し,右〔上〕目的を達するため,日本に駐在する各大国公使に対して本団の意思を各政府に鞭撻するこを依頼し,同時に委員2人を万国平和会議に派遣するものであり,右〔上〕委員はすでに派遣されたわが民族の委員と同一行動をとるであろう。

 4. 前項の要求が拒絶されるときは,わが民族は日本に対して永遠に血戦を宣する。これにより生ずる惨禍に対し,わが民族はその責任を負うものではない。




 西紀一九一九年二月八日

   在日本東京朝鮮青年独立団代表
      崔 八 金 度演 李 光洙 金 寿 白 寛洙 尹 昌錫 
      李 根 宋 継白 崔 謹愚 金 尚徳 徐 椿

出典http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=1997358

河津桜

2010-03-01 06:18:05 | 出会いの旅
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 2月23日(火)晴れ

 河津の桜見物で東伊豆の国道はにっちもさっちも行かなくなっているという。午前中ならよかろうと出かけてみた。

http://www.kawazuzakura.net/

花は盛り、人出も盛り。露店が延々と続く河津川の沿道を峰温泉まで往復する。春を待ち兼ねる人々の思いは同じだろう。どこもかしこも人、人、人。

 昼前に河津を出て帰り道の熱川温泉でシーサイドホテルを訪ねる。3月23日の「きいちご熱川温泉の旅」の下見。まさにシーサイドにあり、温泉も素晴らしい。「残留孤児」の友人たちも喜んでくれるだろう。

 24日は貸し切りバスで東伊豆の海岸を訪ねる。このころにはソメイヨシノが咲いているかな?


 2月24日(水)晴れ

 南伊豆町の青野川の岸辺の桜を見にゆく。

 菜の花畑の駐車場に車を止めて青野川をゆっくりさかのぼる。

 http://www2.tokai.or.jp/younet24310/repo4.html

 道の駅付近には観光バスも来ていてにぎわっているがちょっと外れると人影はない。美しい景観が広がる。

 僕はこっちのほうが(河津より)好きだ。帰り道でカワセミが漁をするのを見た。こんなことは初めてだ。

  カワセミhttp://www.yokohama-mobilepla.jp/kawasemi_gallery_2.html

 自転車で写真を撮りに来た地元の方に会う。ここは「河津桜」とは言わない。「河津の衆に文句をつけられた」らしい。以来、「みなみのさくら」と名付けたという。

 今は川越の近くの坂戸にも「河津さくら」の名所?があるくらいだ。春を待ちわびる人々の気持ちを反映しているのだろう。

 皆さんが伊豆に一足早い春を訪ねる時にはぜひ、「みなみのさくら」を訪れてみてください。満足することは間違いありません。

 下流(したる)や中木など南伊豆の村々を散歩して帰途に就く。子浦の「峠の茶屋」が閉鎖されていた。おじさんが歳をとってやめてしまったのだろうか?

 70年代に子どもたちと雲見から歩いて訪ねた伊浜の村にも下りてみた。マーガレットの栽培は今も盛んなようだが巨大な港ができているのには驚いた。

 伊浜港http://www.uchiyama.info/oriori/sangyou/gyokou/ihama/

 今回の伊豆・散歩はこれで終わり。天候に恵まれて何よりだった。感謝。