渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ドラトン

2022年06月12日 | open


米処でドラトン!
うまし!

(ドラトンとは「全日本ドライブ
インでトンカツを食べる保存会」
の略である)

音の素性

2022年06月12日 | open


マホガニー

楽器の音質は木による。
アコースティックギターなどは
ブレイシングに
よっても音質が
異なるが、決定的な決
め手は木
の素性次第。

ビリヤードのキューなどの木
製品も同。


スタイル

2022年06月12日 | open
 
 
撞球には人それぞれスタイルがある。
それはそれでいいだろう。
 
私の場合はノーマルシャフトだろう
と、直進性の強いハイテクシャフト
だろうとどちらでもそこそこ使える。
そのキューの特性さえ把握できれば
そのキューなりにプレーの適合性を
高めるように撞き方を変えるか
らだ。
だが、人によっては、自分のスタイ
ルを変えずに一本調子で、横トビが
強いノーマルソリッドシャフトだろ
うと直進性の強いハイテクシャフト
だろうと同じ構え、同じアングルで
撞こうとする人もいる。
それは物理的に理に叶わないので、
当然的玉は入らない。
だが、自分のスタイル、アプローチ
を変えない。
結果、「このキューでないと自分は
撞球ができない」という結論を招く。
人は人それぞれの取り組み方で自由
なのだが、私の場合は、全て物理的
な動態に自分を適応させるように
努力する方向性の取り組み方だ。
例えば、横トビが大きいノーマル
ソリッドシャフトの場合、撞点は
直進性の強いハイテクシャフトと
同じでも、アングルがまるで異なる。
ひねると横に跳ぶノーマルシャフト
で、手玉がキュー先方向に進むハ
イテクシャフトと同じ撞き出し方
向では手玉が同じ軌道では進まな
い物理現象があるからだ。
当然、トビが強いノーマルシャフト
では物理現象に沿った「芯ずらし」
というテクニックを使う。
これはレストの支点はそのままで
キュー先を外にずらす方向に撞く
事でトビを見越して軌道補正を
勘案してショットする方法だ。
 
だが、ノーマルシャフトを使って
いない今の世代や、トビが極端に
少ないノーマルシャフトを使う人
はこの「芯ずらし」の意味と物理
特性に沿った対処の方法さえも
知らない。
ハイテクシャフトは極論すれば、
どの撞点を撞いても撞き出しの
キュー先方向に手玉が進む。
だが、ノーマルシャフトはそう
ではない。右を撞いたら左に手玉
が跳び、左を撞いたら右に手玉が
進む。それがトビ。
このトビという避けられない現象
にどう対処するかでハイテクシャ
フトの直進性が求められて開発さ
れてきた。
当然、手玉直進性の強いシャフト
と横トビが出るシャフトでは、ア
ングルは異なってくるのは物理の
道理だ。
 
だが、多くの人は、シャフトに
合わせて自分のスタイルを変える
事をせずに、物が違うのに同じ
事をやろうとする。頑なに。
結果、ヒネリで玉を外す。
トビが強いノーマルシャフトで捻
って的玉を入れて手玉を出してい
る人は、無意識のうちにトビに対
して補正をかけているのだ。
しかし、それが「自分の特定の
キューでなければできない」と
なったら、それは果たして実力
といえるのか。
いえないのではないか。
 
私はハイテクシャフトを否定しは
しないが、ハイテク一辺倒の人に
なってしまうと、その特定のシャ
フトでしか撞球ができなくなる
現実を畏れる。
それは、撞球人としては能力が
低いからだ。
特定の事物なくば何もできない。
それは人間力が高いとはいえない。
そうなる事を私は避けたいと思っ
ている。
 
得物が違えば扱い方が違ってくる
のは、これは天の理だ。
自分に物を合わせるのは、それは
その物でなければ何もできない自
分を作り出す事だ。
弘法筆を選ばず。
この筆でなくば書が書けない、と
いうのは、本物の書家ではない。
撞球は人それぞれアプローチや
取り組みがあるだろう。
だが、物理現象を無視して、自分
はこうだ、と物理法則を無視する
取り組み方は、たとえ見かけ上が
うまく行っていても、それは決し
て本道としてまっとうなど真ん中
の前進ではない。
ビリヤードのキューに限っていえ
ば、現象は現象として現れるので、
その現象の現実に対して、自分が
どのように対処するか、だ。
ただ、物理現象そのものを否定する
のは論外。
 
普段私が言う「玉を入れさえすれ
ばそれでいい、というものではな
い」と言うのは、そういう事。
現象を見て、ではどのように対処
して全てを自分の制御下に置くか、
という事が「技術」の骨子だ。
たまたま的玉を何個も入れても、
その入れた背景と原因と自己の
行為との連鎖が何であるのかを
理解してないと、まったく人間力
としてもプレーヤーの技能として
も高いとはいえないのである。
 
「どんなキューでも使いこなせる
(あるいは完全に使いこなせない
までも動態について理解してい
る)が自分はこのタイプを好む」
というのと、「これでないと
自分
はプレーが全くできない」
という
のでは雲泥の差だ。
次元がまるで違う。
 
取り敢えず、ノーマルソリッド
シャフトを使う人間は、「芯ずら
し」の技法の物理的意味を知らず
にノーマルソリッドシャフトの物
理特性について語る事はできない。
ハイテクシャフトのみやトビが
極端に少ないノーマルを使って
ばかりいると、自分を変えない
固定観念のプリズナーになって
しまう虞が発生する。
それは、不明の人となる事である
ので、私は避けたい。
 
具体的に言うと、ヒネリを入れる
場合、トビの強いシャフトで直進
性の強いシャフトと同じレスト
「平行移動」で撞点を変える
事は
余計トビを呼ぶ事になる。
トビが大きいシャフトではそれは
しないのが鉄則だ。
これは物理現象なので絶対事項だ。
「私はこう思う」などという私的
感想など入り込む余地は無い。
ひねると横に進む現象を起こす
キューでは、その現象に対して
も物理的な方法で対処しないと
ならない。私はこう思うとか、
自分はこういうのが好きとか
嫌いとかは関係ない。物理現象
や法則の前では。
特に逆ヒネリの場合などは、横
トビ
が大きいシャフトでは、キュー
先はその横トビを見越して真ん中
撞きの時とは別なキュー先方向に
向けないと的玉は入らない。
これ当たり前。
特にノーマルソリッドシャフトの
逆ヒネリでは、キュー先は的玉の
方向を向いていない事も状況に
よって多くある。そうしないと
逆ヒネリで手玉を的玉のシュート
軌道に運べない物理的な現象が
発生するからだ。
故に、トビと軌道の補正のため
に最初からキュー先はそのズレを
見越した方向に向ける。
その別方向に向ける補正が適切値
になると、トビが相殺されて適切
な軌道に手玉を運ぶ事ができ、
ヒネリを使った正確なシュート
となる。
これ、当たり前の物理的な事。
「私はこう思う」とかは一切関係
ない。現象は現象で発生し、それ
に人間が人間力でどのように対処
するか、できるかできないか、
やるかやらないかだけの事だ。
 
ただし、一つ注意点がある。
それは、人口に膾炙されるように
「ハイテクシャフトかノーマル
シャフトか」では大別できない、
という真実。
ノーマルソリッドシャフトであっ
ても、ハイテクシャフトのように
手玉直進性が強く横跳びが少ない
為に手玉の見越し補正が少なくて
すむシャフトもある。
従って、厳密には、「横トビの
少ないシャフトか、大きいシャフ
トか」で論じたほうが妥当性を有
している。

ビリヤードは、すべてが物理現象
だ。気合や気持ちや感想などは
一切玉の動きには関係ない。
やった事がやった事なりに現象
として現れる。
キューの特性についてもまったく
同じで、Aという特性のキューは
Aという特性が出るのだ。
その際、Aという特性がBという
目的達成の阻害要因となる場合
には、人間が補正をかけて使い
方=撞き方を変更していくのだ。
それが撞球におけるプレーヤーの
実行力=実現力の実体である。

環境

2022年06月12日 | open


本当は、デロデロリンと喧しい電子
音がしたり、機械がエクセレント!
と喋ったり、大音声が鳴ったり、
ワーとかギャーとか騒いでる奴ら
がいない環境で撞きい。
しかし、そういう場所が身近にな
い為に、やむなく今の環境で撞い
いる。
ビリヤード場にしても、電子ダーツ
など置いてる店などは最低だ。
それはプールホールでも撞球場で
もない。アミューズメントだ。
木盤に刺さるダーツならまだ静か
でよいのだが、電子ダーツは本当
にうるさすぎる。
電子ダーツとビリヤードは同居、
共生はできない。
ジャストインビリヤーズ。
撞球環境はそれしかない。

こういう自分の部屋があれば最高。