渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

短いやつ

2023年05月10日 | open


いやほんと、短いのが好きな
のよ。
小銃ならカービンがいいし。
駅馬車護衛用のコーチガンな
んて痺れるぜ。


















こういうコルト・シングル・
デリンジャーのような銃で、
ショットシェルが撃てるのが
あったとしたら最高だった。
.41口径より至近距離では効
くぜ。スラッグ弾でなくとも
ダブルオーバックの9粒弾あ
たりで。


こんくらい銃身が太いやつ
でさ(笑
これは音だけの爆竹鉄砲だ
けど。


音の出る花火の販売禁止を、
なんてのたまわっている連中
もいるようだが、俺は絶対に
反対だ。
花火大会もできないじゃねえ
か。
それに爆竹やクラッカーは景
気付けの祝い事には必需品だ。
花火さえ禁止しようとしたが
る連中は、除夜の鐘さえ騒音
だからやめろとか、幼稚園の
子どもの声が騒音だとか言っ
てる類なんだろうな。
陸上競技のスターターさえも
嫌いそうだ。
ビリヤードもブレイクがうる
さいから禁止とかまで言い出
しそうだ。
そういう奴らは屁もこくんじゃ
ねぇよ、とか思ったりする。
声も出すんじゃねえ、と。
もっとも、そういう連中は人
の声さえ封じたい口なのかも
知れないが。

そういうのこそやかましいやい。


西部劇

2023年05月10日 | open



ありとあらゆる映画ジャンルの
中で、西部劇が一番面白い。




しかも、南北戦争からフロン
ティア消滅の1890年までの
約30年間という短い期間が
一番面白い。
日進月歩ではなく、秒進分歩
のように時代がめぐるましく
変わったからだ。
それは日本の戦後1945年から
1975年までの30年間よりも
激しい変化だった。
今の時代、日本もアメリカも
この30年間ではさして世の中
変わっていない。
変わった事はインターネットが
普及した程度だ。

30年間という短い期間にあった
開拓時代末期を描いた西部劇が
面白い。


人に歴史あり

2023年05月10日 | open



俳優であり、剣士である。


中大全共闘の闘士であったと、
たれか知るらむ。

最近では仏師になっている。



サミット通行止め

2023年05月10日 | open



1979年5月の東京サミットでさえ
も、このような交通規制は無かっ
た。
あの日、東京サミット反対行動
に起った万余の学生たちに、雨
が降りつけた。
放水ではなく本物の雨。
土砂降りの雨が、都内の街路を
歩き続ける大集団のヘルメット
と身を濡らした。
関西派と10何年ぶりかで共同行
をした。今度は10.8羽田の時
のように首都高を逆走どとい
うヘマはしない。首都派が仕
切って指揮した。
その時、初めてインターナショ
ナルの歌詞が東京と大阪で違う
という事を知った。
我々はインターナショナルは獲
得できていなかった。
たとえインターナルであってさ
えも、何も。
私が「我々」という言い方をや
めて「私」になるには、それか
らさらに数年を要した。
たとえきょうは果てしもなく
冷たい雨が降っていても、私は
いつか故郷に出会う日をきっと
信じてドアを出て旅を続けてい
たのだ。


短いの

2023年05月10日 | open


プールキューは長いのが好き
だけど、刀とテッポは短いのが
好きだな。
たとえ.45口径であっても。

つーか、これは口径6ミリだけ
どさ(笑






最近の自動車

2023年05月10日 | open



友人がたまたま最新型のレン
タカーに乗ったら、走ってい
る道の制限速度がフロント
ガラスに表示されるらしい。
一体どういうカラクリなのか。
上は「こんなやつ」とくれた
画像。
標識マークが出るみたい。

なぜ走る道路が判るのか。
もしかして、隠しGPSで衛星
と繋がってる?
だとしたら、SFの近未来管理
社会みたいだな、それ。


泣ける話 ~キュー職人との思い出~

2023年05月10日 | open



「ひとりごと」(菱沼巌氏コラム)から

泣ける話だ。
てか、目頭が熱くなった。
ティム・スクラッグスは、でき
あがった作品で実際に撞いて
みて、私はすごく惹かれていた。
日本国内で販売されていて、
それを買った人が持っていた
個体なので、ラッキー菱沼さん
が日本
でプロデュース・リリー
スした作品で間違いない。
ラッキーさんのところから買っ

たのだし(笑
アメリカでのディーラー販売

をやめて日本で独占販売が開始
されて間もなくの頃の作だ。
結局、紆余曲折あって、私は
元は菱沼さんが個人発注し受領
して販売したポール・
モッティ
のザンボッティ・モデルを北海
道の友人経由で入手したが、
ティム
のキューはその後も
ずっと魅力的で私を魅了し続け
た。

マークのTSのあれは、西欧
文化で象徴的な医療を表す

剣と蛇に見立ててたね、まず
間違いなく。人の命を司る
象徴としての欧米の意匠。

撞き味もそうだが、オールド
テイストなスタイルもとても
好き
だった。

ティム&マイクが作るキュー
は全方位的にデザインが私の
好みにドンピシャだった。


TSのティム・スクラッグスの
マークが見える。
手前のシャフトは木目から見る
に最高の素材だ。


メリーランドのボルチモアが

拠点だったが、ボルチモアは
私の結婚式にも参加してくれ
た大親友の生まれ育った故郷
でもあった。
南北戦争の激戦地で、銃弾
同士が空中で命中し合う程
の激しい戦闘が繰り広げら
れた土地でもある。
親友は「そこいら掘ったら出て
くるよ」とボルチモアの地面
から南北戦争の銃弾を掘り出
して私にくれたりもした。
今でもその南北戦争の実際の
銃弾の弾頭は持っている。
空中衝突ではなく地面に外れ
たやつ。ドングリみたいな形
の。
「勝手に掘って持ち帰って
いいの?」と尋ねるとアメリカ
人弁護士の彼は「今んとこ法的
には問題ない」と言って私に
くれた。
彼とは職場の同僚ながら親友で
もあったので、1980年代末期
から1990年代中期まで、さんざん
ぱら日本
国内で玉を撞いた。彼
はメウチを
愛用していた。私は
リチャード・
ブラックからボブ・
ランデに
持ち換えた頃だ。プレ
ーンの
TAD坊主も使っていた頃。

マイク・コクランが実質的に
ティム・スクラッグス・キュー
ブランドのキューの製作にあた
っていたのは知っ
ていたが、
マイクのその職人らしい真っ
直ぐな人と
なりを知ったのは、
ずっと後年
だった。
それも菱沼氏の文章群で知り
得たものだった。

今回のコラムには心が揺さぶ
られた。
モノヅクリをする人たちの心の
真実に迫る思い出語りだった
からだ。
クリアな人が作るキューは、
クリア
でクリーンだ。
これはキュー作りに限らず日本
刀でもそうだろうが。
だが、死して後も魂は永遠だ。
人間200年は生きない。
いつかは全員が100%死ぬ。
短い間だったが輝きを放った
ティム・スクラッグス・キュー
それを支えたマイク・コク
ランとティムが
私たちに照ら
した心の光は
永遠だ。


キューの重量

2023年05月10日 | open
 

メインキューとメインシャフト
の組み合わせ。
シャフトの先角11.8ミリ。
19.31オンス。
 
シャフト2との組み合わせ。
先角11.8ミリ長尺シャフト。
19.22オンス。
 
スペアのシャフト3が550g=
19.40オンスで総重量もバラ
ンスもベストなのだが、手玉
出しの弾きが強すぎるので細
かい芸がやりにくい。
 
シャフト個体によりキュー特性
の違いはあるが、かなり大切
な事
はバットその物の如何
と、
バットとシャフトの
性、という問題が存在する
事を明確に認識する事だ。
そして、キューの性能の6割
以上はシャフトの質性に規定
されるという現実があるのだ
が、それは何を前提条件にし
ているのか、という視座を持
つ事が重要だ。
つまり、シャフト単体の性能
が仮に10段階で10の個体だ
として、あるバットに連結
したら性能が4になる事もあ
る。その場合はシャフトの
素の性能が4を超えないと
いう現象が起きるので、ど
のバットに合うシャフトか
というのがシャフト選び
では大前提となる。
総合的にはシャフトが占め
る割合がバット割合よりも
多くのキューの性能決定
比率を持つが、あくまで
それは「適合バットとの
連結」が前提条件となる。
それゆえ、シャフト選びの
際には多角的かつ客観的な
テイスティング能力がない
と絞り込み選択はできない。
換言すれば、「違いが解る」
事ができないと識別はでき
ない。
これはバットの個体差に
シャフトの如何も決定され
るという現象を発生させる
現実があるので、シャフト
単体の性能の能書きをその
まま過信する事はできない
事も示す。
とにかく、使用するバット
に連結して実際に試し撞き
を実践してみないとシャフト
の性能の判断は下せない。


キューのバンパーゴムの形

2023年05月10日 | open


キュー尻のバンパーゴムは、
はっきり言うと、このような
フラットな底面の物は良くな
い。


理由はゴムのエッジが鋭角で
ある事と底面がフラットであ
る事の2点。


なぜそれが良くないかという
と、キューを立てて保持した
際の角度は常に真っ直ぐ直立
ではないからだ。むしろ真っ
直ぐ直立させて床に尻を着け
るほうが少ない。
その際に、底面フラット形で
ゴムの角が直角に近い鋭角の
物では、傾けたキューの自重
が一点に負荷がかかる為、ダ
ンパーゴム、バンパーゴムと
しての仕事を充分にこなせな
いからだ。これは物理的に。
なので、キューの防護ゴムの
底面と角は緩やかなRを構成
していて、「点」ではなく、
「面」で外力を受ける形状の
ゴムのほうがダンパー機能と
しては優れている。
容積と重量は増すが、この事
は物理的な事実として動かし
難い。

こうした形状のゴムのほうが
ダンパー機能をまっとうする。


TADのようにキューエンドキャ
ップの角のRとゴムのRを繋ぐ
線で設計してあるキューも、い
かに外圧負荷をかけないかの工
夫が設計思想としてある。
これは私のオリジナル作品。
TADタイプ。

こういうゴムは軽量化には
役に立つが、衝撃吸収の為
のダンパー、バンパーとし
てはラウンドタイプよりも
かなり機能性は低い。


こうした形状の物がバンパー
としては優れている。


小型のこれも非常に機能性が
高い。


同じメーカーであっても、かつ
ては優良形状のゴムを使用して
いたが、廉価版メーカーに変容
後には、見た目のスッキリさの
みを重視してフラットゴムに変
更したメーカーもある。

 ↓


アメリカン・プール・キューの
カスタムキュー・ビルダーは対
衝撃用のゴムひとつにもこだわ
る。
多くが今でもRの角と底面を持
つラウンドボトムを選んでいる
のには意味がある。

フラットボトム&直角エッジの
エンドゴムは良くないのだ。
物理的な道理からして。


犯罪詐欺勧誘メール

2023年05月10日 | open



これ、犯罪の臭いプンプン。
宛先も示さず、発信元も明かさ
ず、このメールが来た。
多分スパムで不特定多数に流し
ているのだろろう。
こういうのに引っかかった連中
が振り込め詐欺の受け子をやっ
たり銀行強盗したりしているの
ではなかろうか。
黒幕のバックは半グレや暴力団
だ。

ナイフのグラインド

2023年05月10日 | open



この画像からさえもよく見れば
判る。
昔のナイフはブレードの中肉を
えぐるホローグラインドにはな
っていない。緩やかなコンベッ
クスだ。
ホローグラインドはマスプロ
ナイフのバックやカスタムナ
イフのラブレスが流行らせた。
見かけ上の切れ味=ブレード
の抜けの良さのみを追求した
かのような新形状だったが、
斯界の権威であるバックやラ
ブレスがやったからと、どの
メーカーも盲目的に追従した。
以来、右を見ても左を見ても
ホローグラインドだけになっ
た。
伝統を重視する北欧のナイフ
以外は。
日本も例に漏れず右へ倣えだ
った。

ホローにはホローの利点はある
にはあるが、総合的な刃物の
観点からすると、その利点は
マイナス要素を凌駕しはしない。
刃物としては良くない断面形状
だ。
ホローグラインド自体は日本が
今から300年前程に世界で初め
て発明して実行した。
現在世界中で使われる料理包丁
の形状と型式は日本人が江戸期
に発明した。
そして、片刃の和式包丁の場合、
片刃による切り込みのエッヂ線
を放物線にえぐる進行性を緩和
させる為に裏の平地の裏すきが
考案されて付加された。
この裏すき構造は大工道具から
転用だっただろう。
裏すきにより、片刃では貼り付
きを防止(あくまで緩和)して切
れ込みを保持するので鋭く刃が
どんどん前に進む。抵抗値を
減らす工夫が日本人が考え出し
た刃物の裏すきだ。
日本のノミやカンナや包丁が比
類なき切れ味を見せるのは、何
も和鋼が優秀だからではない。
その刃物の断面構造にこそ切れ
味の秘密がある。

だが、両刃の刃物で切削の際に
表裏同様の抵抗値の場合、両面
をすいてしまうとどうか。
いわゆるホローグラインドだ。
意味ないのである。
貼り付き防止ができているなど
は見かけの勘違いだ。
ホローで肉塊を切断してみれば
判る。玉ねぎ等を切断してみれ
ば判る。徹底的にテスターとし
て厳格に使い込めば。
ホローは逆に返って貼りつくの
だ。
楔作用が捨象されたホローは
刀身断面により切れ味を確保
するという刃物本来の切りの
構造を除去し、刃先のみの切
れ味に頼るという致命的欠陥
を有しているのだ。

もう一つ、ホローグラインドの
弱点の決定打がある。
それは耐久性が著しく減少する、
という事。
物体強度は体積の三乗に比例す
る。強度確保は体積を増すのが
セオリーだ。
ホローにおける強度不足は、
地のえぐりがそれをもたらし、
さらに刃先のみに切削の仕事を
させる事によって脆弱性が助長
される。

ホローグラインドは「良くない
断面構造」なのである。
昔のナイフは小型も大型も刃物
にとって極めて重要な楔作用を
除去させない考え抜かれた構造
を有していた。

この個体も、切るそばから切断
物が真っ二つに離れて行く。
楔作用が発生しているからだ。

カッターナイフのように刃先の
みで物を斬り裂くのではなく、
刃物全体で物体を切断したり
する使用法においては、ホロー
グラインドは使えない。
ほんの僅かでもコンベックスの
ハマグリ平地が切断力を発揮す
る。
それは刃先のみで斬り裂くので
はなく、刀身断面全体で切り
割くからだ。
切断はこれにあたる。
切断を目的とする刃物は、それ
用の形状が必要であり、両刃の
場合には、たとえ僅かであって
もコンベックスにすると切断力
が飛躍的に増す。
日本刀などはそれの展開だ。
日本刀を知らない外国人や日本
人の一部は、和鋼が優れている
かのような誤った神話を作りた
がる。
和鋼の優位性は切れ味とは別次
元の点にある。切れ味ではない。
日本刀の背筋が寒くなる程の
切れ味は、刀身の断面構造に
こそ存在している。

ナイフもホローグラインドより
も、ごく緩やかなコンベックス、
つまりハマグリ刃の物が圧倒的
に全方位的に優れている。
だが、少し前まで全てのナイフ
がほぼホローグラインドのみで
コンベックスなどは壊滅状態だ
った。
俄に沸いたキャンプブームが
その誤った固定概念を打破する
光明をもたらした。
ナイフでバトニングを多くの
人が始めたからだ。
ホローグラインドなどはそう
した荒々しい使用法に耐えない
事はすぐに判明した。
そしてコンベックスグラインド
が復活した。
刃先のみ頼りの刃物では割断
が不能である事は、刃物に詳
しくない人たちにさえも即判っ
た。

人々は、そろそろ、ホローグラ
インド万能神話から解放される
べきだろう。
それは虚飾なのだから。
ホローが流行した本当の理由を
教えましょうか?
あれは、優秀なベルトサンダー
がまだ殆ど無かった頃に、その
新工法の平肉えぐりができるの
だぞと、削り技術を見せる為の
ものだったんですよ。
なので、中肉えぐりをすれば
高級な高度技術を駆使された
ナイフのようなイメージにで
きた。
バックがやってラブレスが飛び
ついた。
ラブレスなどは初期作品はコン
ベックスやフラットが主体だ
ったのに、ある時期から全て
をえぐり物にして技術が高度
であるかのようなイメージ戦略
を展開してそれが成功した。
だが、ラブレスの歴史的功績
は、システム化された同パターン
のシルエットを類別化させて
鋼材削りによりナイフを完成
させられる道筋を作った事だ。
ホローグラインドを広めたの
がラブレスの功績ではない。
ホロー蔓延はむしろ刃物の本
質性を損なった。

真の姿を見るのは人の歴史で
とても大切だ。
ホロー蔓延は、ある時期から
「ホローでないと売れない」
から広まった。
そして、それがあたかもナイフ
の定番常識形状であるかのよ
うな誤謬も同時に広く感染し
た。
元々は削りの特化技術を見せ
つけるために登場したのに、
構造的な優位性があるかのよ
うな誤認が広まった。
それが真実の歴史だ。

公立校の授業料無償化 大阪府

2023年05月10日 | open






やるな、大阪。
日本の最先端だ。
歴史を創る。