渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『最後まで行く』(2023)

2023年12月05日 | open



韓国大ヒット映画の日本版。
「映画」「映像」としてよく
出来ている。
CGと実写の境目もわからない
ような丁寧な作り。
ただし、数千億円積まれた日
本円の札束の色がおかしい(笑

最後の最後まで「悪人たち」を
いた作品。それが邦題の意味
だろう。

原典は韓国作品だ。だが、日本
人はあそこま
で悪くないと思う
だろうが、日本も同じようなも
のだ。これホントに。

組織というのは私的機関であろ
うと公的機関だろ
うとも、上に
行けば行く程真の
悪人が牛耳っ
ている。

では日本の悪人の頂点は総理大
かというとそうではない。
総理大臣あたりは雛人形でしか
なく、
首のすげかえはいくらで
も利く。

そして、総理を辞めた後も、言
う事をきかず影響力
を行使しよ
うとしたら消せばいい。

別に犯人を国家ぐるみで仕立て
あげて、捜査などは早々に終了
させる。
そうした案件はつい先ごろも
起きた。
真の悪人、本物のワルは内閣府
などにはいない。別な所にいる。
これは本作のような「作り物」
の映像作品の世界ではなく、現
実世界として。
権力構造の周辺では、よく「自

殺者」と「事故死者」が出る。
やたらと。
本当に自殺や事故だと思ってい
るとしたら、よほどお目出たい。
それこそ、国民は間抜けでお馬

鹿なロバになってしまうが、実
際にはそうさせるようにすべて
が動いている。




映画『クレイジークルーズ』(2023)

2023年12月05日 | open
 




アガサ・クリスティを意識した
ミステリーだ。
日本の横浜からエーゲ海に向か
4000名が乗る豪華客船内
殺人事件。
そこに、多くのカップル、グル
ープ、家族の思惑が絡む。
クリスティ風味にしたかったの
だろうが、かなりの駄作。
ミステリーとしても極めて浅く、
また妙なラブコメを挿し込んで
いて観ていてとてもだるい。
ただし、絵はかなり綺麗だ。
この映画、カメラマンが唯一良
仕事をしている。
宮﨑あおいも『初恋』や『少年
メリケンサック』での同じ女優
とは思えない程に演技にやる気
が無い。
こういうのは、俳優のせいでは
なく、監督の手腕の問題だ。
俳優を活かすも殺すも監督次第。
本作、正直なところ、かなりの
駄作。
 
ただ、写真は綺麗な映画だ。






宮﨑あおいさんは身長163の
スマートな女性だ。
童顔なので背が低く感じるが、
実は松田聖子さんと同じくら
いの背の高さで、スラリとし
ている。
そのスマートな女性の感じが
本作ではよく出ていた。
本当の宮﨑さんの印象を伝え
るような撮り方をしている作
だった。

宮﨑あおいさんは実は二輪乗り。
映画『初恋』(2006年)では、
主人公役のために監督が宮﨑
あおいさんに二輪免許を取らせ
ようとしたら、彼女はプライベ
ートで普通二輪免許をすでに持
っていた。「バイク女子」など
という流行り言葉が存在する
以前に。二十歳の時点で。
劇中では最初オートバイに乗れ
なかった女子高生がどんどんと
上手くなるという難しい演技を
見事にこなしている。
これは、「乗れる」実力のある
人でないと演技どころではない。







実に綺麗なフォーム。
 


この船の搭乗者は海の上を走る
巨大ホテルのようだと言って
いた。
広間の食事する室内の席の
移動だけで百数十メートル。
エレベーターは何基もあり、
船内がとてつもなく広い。
無論プールもいくつもある。
西欧までの船旅は百有余日
を有する。
国内一周と韓国までのショ
ートルートでも10日以上。
一度の出航で、乗船だけの
1回のクルーズで売上高は百
億円を叩き出す客船だ。

2023年12月05日 | open



雨である。
雨の日には刀剣の手入れは
しない。
また、鉄馬にも乗らない。
こんな日の夜は、盃を傾け
ながら映画を観る
に限る。


カルビうどん

2023年12月05日 | open



雨だ。
雨の日は焼肉屋のカルビうどん。
かなりうまし。

和牛と国産牛って違うのよ。




日本一たい焼き

2023年12月05日 | open









国道海岸線にあるたい焼き屋の
たい焼き。
滅茶苦茶おいしい。
福岡発。





野菜炒め

2023年12月05日 | open



野菜炒めを作る人は試してみ
ください。
具材を別々に炒めて、最後に
絡める。
それだけで味が格段に変わり
ます。
てか、炒め物する人は知って
るだろうけど(笑