渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

アラ還

2023年12月11日 | open

 
60才過ぎのアラ還だろうと、
走りは今でもこれだ。
前から2台目のカワサキが私。

 
これ観て、若い奴らが危険運転
とか何とか、SNSと匿名掲示板
ワーワー騒いでた。
うっさいわ、ハゲ。
チャッチャとテキパキ走ってから
物言えや。
とは言わないけどな(笑
とりあえず立ちゴケはするな。
乗り人ならば。
 


 

散りもみじ

2023年12月11日 | open


玄関前の庭に落ちるもみじ。
雨に濡れている。

さくらんぼの葉も落ち始めた。


百均のランタンが結構良い灯り
となる。


夜のモッコウバラのアーチも
雰囲気が違う。
夜といっても6時半だが。


敷地内を頑張って歩く犬。
もう目も殆ど見えない。
歩くのもやっとだ。
でも、懸命に生きようとして
いる。


犬も猫も、いつもそうだ。
最期まで生きようとしている。
ひたすに。
生き物から人間が学ぶ事は多
い。
彼らは純粋で、そしてとても
真剣だ。
人はダメだぞと言われた果実
を食してから懲らしめの為に
知を持つ愚者にされた。
そして、様々な試練を与えら
れるようになった。



牡蠣

2023年12月11日 | open


北九州行橋の牡蠣。
蒸し焼きにした。
ベラボーにうまい。



広島レモンと純米酒数滴垂らし
の醤油垂らし。うまし!


だがしかし!
一番飛び抜けてうまかったのは
瀬戸内海の綺麗な場所の海水を
DIY製塩して作った塩をまぶし
ただけで食べるのが飛び抜けて
おいしかった。
極めて上品で美味。
実に良い牡蠣だ。


マシンシルエット/マンシルエット

2023年12月11日 | open
 

この車、オールドカフェレーサー
スタイルに改造しても似合い
そう
な気もする。
 
これは50年前のトライアル車の
原初で、まだオートバイ史の
で二輪車の形状が未分化の
頃の
デザインだ。それゆえ、
アッパー
フレームはタンク下か
ら尻まで
どストレート。
カフェスタイルにも改造しやす
いし、オフ車の常で、最初から
ステップはウルトラバックステ
ップだ。車体の中央にステップ
が設置されている。
ちょいいじりで、すぐカフェに
なる。
60km/h以上出したらダメなオー
トバイだけどさ(笑
国道バイパスの自動車専用道路
も走れないし。
ピンクナンバーの良いバイク。
50年前にこの世に登場した良製
品ですね。
かつて、このモデルが白バイ隊
員たちの訓練モデルでした。
二輪の操作操縦、バランス、走
破を学ぶ為のマシン。
何代かバージョン変更し、カテ
リーが分化してからは、トラ
アル車はフレームにエンジン
ついているだけのような形に。
上の画像の50年前のモデルのよ
うな「オートバイらしさ」は
なくなり、競技特化の専用車で
異形の車となりました。
 
トライアル車自体は、今でいう
デュアルパーパスのオフオン兼
用車種からの派生タイプ。
その分岐は1970年前後あたり
から徐々に始まった。
オフ車自体も今のような専用
モトクロッサーが作られたの
は70年代に入ってからで、そ
れまではロードモデルはあった
が、オフ車はさほど発達しては
いなかった。
さらに1950年代は、ロードレ
ース自体もヨーロッパ以外で
は日本もそうだが、浅間火山
レースのようにオフ路で開催
されていた。米国ではダート
トラックが大人気だった。
 
1970年あたりから、段々と
カテゴリー毎に二輪車自体も
分化して行った。
1970年にはカワサキの良車と
してTR250があった。2スト。
TRはトライアルではなくトレ
ールの意味を含むだろう。
オンオフ兼用車はスクランブ
ラーとも呼ばれていた。
トライアルという言葉は存在
しなかった。
1973年時点では「トライアル
ス」だった。



これをイメージして後年4スト
でカワサキ250TRが作られた。
 
デュアルパーパスのオンオフ
オートバイなのだが、これを
カフェレーサースタイルに改
造する人たちも多い。
オフ車をカフェに改造するの
は、キャスターその他で制約
もあるが、スタイル的にはま
とまりも良くなるケースもあ
る。
このマシンはいい感じ。


 
ただ、とても残念なのは、今の
カフェ乗りで「
乗れている」人
あまいない。
殆ど全員に近い人たちが、腕
伸ばし腕立て伏せ突っ張りで、
背中真っ直ぐ伸ばしの頷出し
だ。
カフェどころか基本的にオート
バイの乗り方を知らない。

てんであかんやつ。


論外。


絶対にあかんやつ。


正しいカフェレーサーの乗り方。


カフェタイプに乗る時の正しい
フォーム。加速の時だけでなく、
常にこうだ。一つ上の画像よりも
まとまっている綺麗な姿勢。
ちなみに、2ストレーサーレプリ
カは進化したカフェレーサーだ
が、そのカウル付きモデルもこ
の頭部位置、姿勢が正しい。
大型SSも正しい乗車フォームは
これだ。


観察すると、カフェレーサータ
イプの二輪に乗れてない人間は、
全員足がだらし
ない。マシン
ホールドがゼロ。
ひどいのになると、ステップの
外側に足を載せているだけで、
一切マシンと足の内側を接触
ホールドさせていない不安定
状態で二輪を走らせている。
なので上体を支えられず、カカ
シ倒れで必死に頷だけ出して前
を見ているような恰好になる。
セパレートハンドルの乗り方以
前に二輪車の乗り方を知らない。
カフェレーサー作りを謳うショ
ップや個人でさえそんな載り方
をしている。
車だけカフェレーサーにしても
乗ろうとする人間がレーサーと
は全く似て非なるものであり、
かなり頓珍漢な様子を世界に
曝している事になってる。
役者であってもボウリングの
プロを演じるならばプロらし
く、ビリヤードの撞球師を
るならその筋者らしく撞
く玉
筋も撞球師のそれでな
くば意
味ない。
コスプレでオートバイに乗る
のは中身が無い。
カフェレーサースタイルとは、
結構シビアな乗り手の質が問
われる。マシンや衣装だけカ
フェレーサースタイルでも、
乗り方が論外では非常にみっ
もない事になる。
仙台平のパリッとした袴履い
武士と同じ格好しても、刀
の抜
き差しもおぼつきません、
てな
のは無様なのだ。
カフェスタイルはそれ。
純化特化カテゴリーなので、
密であり、かなりシビア。
ミリタリーベレーのかぶり方に
似ている。
「俺の好きでどうでもいいじゃ
ん」てなのは存在しない。
マジモードのつもりで、滑った
姿全開のピエロになるのは避け
たほうがいい。
カフェスタイルのマシンに跨っ
たら、走りも本物のカフェレー
サーのスタイルで走るほうが
い。
なぜならば、それが本物だから
だ。
何もニセモノのナンチャッテを
自分から曝して滑稽を演じる
ない。
「これが野球だ」と称して、
バットを両手離して持って
腰くだけの空振り三振して
るような乗り方をしている
カフェレーサータイプ二輪
載りさんがかなり多い。

どうすれば、本物っぽくな
れるのか。
簡単な事だ。
本物を自分に引き寄せ、自分も
本物になるべく肉迫努力すれば
いい
のだ。本物をよく観察して。
「カフェレーサー」である。
つまり、お手本は選手のレーシ
ングライダーだ。
そして、写しができるというそ
の領域に到達した時、そ
れはも
う憧れやインスパイアな
どでは
なく、自分自身が本物の公道の
カフェレーサー乗りになってい
る。
 
カフェレーサーはカフェ乗りの
乗り方で。餅は餅屋だ。

このカフェ乗りの人、とても
乗れる人。
一緒に高速も峠も走ったから
よく分かる。
この雰囲気、これを革ツナギ
でフルヘルとしたら、もうサ
ーキットのピットロードをゆ
っくり本コースに入る時の図
に見えるでしょう?
これがカフェレーサーの乗り方。
この人の直線走行フォームは
かなり低い。当然ノー案山子。
 
 

背中の自然な脱力のさせ方 ~二輪乗車姿勢~

2023年12月11日 | open




二輪車の乗車姿勢においては背
骨は背中に板を入れたような直
立硬直はさせない。
どんなポジションタイプの二輪
車であっても、背骨の骨の機能
である緩衝作用が十分働くよう
にごく
自然に脱力させる。
絶対に硬直直立はさせない。

それの姿勢のイメージは、四輪車
を運転するときの背骨をイメージ
すればよい。
四輪車の運転で、背筋を直立させ
て垂直に伸ばして正座の時のよう
な姿勢で運転する人はいないでし
ょう?

二輪車の背中の使い方もまったく
四輪車と同じ。
自然に脱力させて背中が軽く弓な
になる感じ。
四輪車で正座の姿勢のような上体
では全く運転ができないように、
二輪車でも上体を直立硬直さ
せて
いては俊敏な操作操縦は不能
とな
る。

他のスポーツに例えると、テニス
でサーブを受けるのを待つ姿勢や、
野球の補球前のキャッチャーの
背中・背骨の状態のような姿勢で
二輪車は運転をする。
当然、胸を張って開く事はしない。
肩甲骨は緩めて、左右を接近させ

ない。つまり胸は張らない。
立礼、座礼の時のような姿勢は
ごく一般的に「姿勢が良い」と
いわれるが、スポーツや二輪運転
においては、それの道の「姿勢の
良さ」が存在している。立礼座礼
とは全く別ジャンルであるので、
その適正良質フォームも両者では
別物となる。
二輪も四輪も、運転の際には「背
筋はまっすぐに伸ばして硬直させ
るようなカカシのような姿勢は取
らない」という
のが大原則の基本、
基礎だ。


大嘘を教えている所や人間は多い
ので気をつけよう。
ちなみに白バイ隊員で背骨を直立
硬直させて伸ばしている隊員は
全国一人もいない。
ふわりと脱力させて、ごく自然に
弓なりにさせている。
肩は脱力させて落ちており、肩も
肘も力を入れて張る事はしない。
それは、そうしないと二輪車は
自由自在に俊敏な操作操縦がで
きないからだ。
二輪車においては、二輪車の乗車
姿勢での「姿勢の良さ」がある
ので、一般的な生活における立礼
座礼と同じだと誤認してはならな
い。
身体を動かす事項では、そのジャ
ンルごとに適切な姿勢というもの
があるのだと知ろう。

とにかく、力は抜け、だ。
腰裏を立てるな、反らすな、だ。
そして腹筋はだらんとさせず、
キュッと締める。
これは直線時でも旋回時でも。


曲がる時 ~二輪走行フォーム~

2023年12月11日 | open




二輪での旋回の時は、ごく超低速
で曲がる時(駐車場や交差点)以
外の走行旋回では、頭部を下げる
ほうが重心が下がって安定し、
二輪もよく曲がってくれますよ。
セパハン前傾モデルだとその重心
下げ旋回は楽なのだけど、アップ
ハンドルでも、上体は被せて頭部
を低くする事で旋回時の操安性は
飛躍的に上がります。
もちろん、腕は脱力させてぶーら
ぶら。
肘も張らず、締めず、ごく自然に
垂らす。後ろから見たら両肘は
自然な「ハの字」になっている
ような感じで。
ほんの10センチ程頭を下げるだけ
で、まるで旋回二輪車の安定度が
違ってきます。

私の場合、走行旋回時には頭部

位置はこの赤丸あたりになる。
コーナーレイアウトやコーナー
の場所(出口等)によっては
さらに下がり、メーターのす
ぐ上の手前あたりにする事も
ある。それは旋回ポイントの
場所とロード状況による。
この画像のままの頭部位置で
そのままヤジロベエのように
二輪車をバンクさせる事は存
在しない。





セパハンモデルが直線もコーナー
も安定するのは、運転手の頭部
が自然と下がるから重心が下がっ
て操安性の向上をきたすから。
なので、セパハンモデルで、直線
だろうと上体を起こして頭部を高
くして顎出して、などといいうの
は不適切な乗車フォームであり、
愚の骨
頂な訳なんです。

そして、セパハンだろうとアップ
ハンだろうと、体重をハンドルに
もたれかかって荷重させる事は
一切しない。直線でもコーナー
でも。

これは二輪車の乗車運転の基本
です。
基本、基礎をおろそかにすると
二輪車の場合は事故につながり
ます。
理由は、操縦不能になるから。




冬場の二輪走行必須アイテム

2023年12月11日 | open



それはこれ。
オーバーパンツ。
バイク専用の物でなくともよい。
スノボや釣り用でも。
二輪専用物はバタつきを抑える

構造なのでベストだが。
オーバーパンツの効果は抜群だ。
オーバーパンツなので、下には
別にアンダーパンツは履いたほ
うがいい。
ヒートテックパッチ+防寒パンツ+
オーバーパンツが最強で、暖かい
どころか暑くなるほど。

真冬の二輪走行は雪山滑りと同じ
ような衣類を使うに限る。
ただ、二輪の場合はバタつかない
構造の物や工夫も大切。