ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




おっほん。えーっと、音楽の時間です、たぶん(笑)。

音楽では、基本的にメロディーが下から上に上がれば「高揚感」、「喜び」、「熱い情感」等を表現できますし、逆に上から下がることで「落ち着き」や「安らぎ」、「静けさ」等を表現できます。これは歌は勿論ですが、ギターやキーボードのフレーズ、全てのメロディーが出せる楽器に当てはまるんです

勿論、音量の上がり、下がり等も同様に関係してきますが、これも大きくなれば盛り上がります。小さくなれば、落ち着きます。そしてメロディーの上がり下がりと比例するケースがほとんどです

なので、ポップスでも、大抵の曲が、Aメロは下の低い方で歌われて、Bメロでだんだん上がって行って、サビで一番高い音域で歌われるものがほとんどですよね。そうすると、一番メッセージ性があって、聴かせたいメインの部分のサビで一番盛り上がりますので(例外も沢山ありますが)、まぁこういう作りの曲が多いんです。

勿論、AメロやBメロ、サビ、それぞれのセクションの中でも細かく上がったり下がったりします。当然、歌詞によったりもします。そうして歌い手(弾き手)の感情を表現するんです。

 

例えば、

「咲いた 咲いた チューリップの花が・・・」や「さくら さくら 野山も 里も」

って歌でも、「咲いた」や「さくら」は上がるメロディーですよね。これ、下がるメロディーだと、せっかく花が咲いたのに、あまり嬉しそうじゃなくなりますよね(笑)。

「赤い靴 履いてた・・・~異人さんに連れられて行っちゃった

この「行っちゃった」は下がりますよね。これが上に上がっちゃうと、なんだか寂しさが半減しちゃうようですよね。

黒人の悲しみを歌った「ブルース」と言われるジャンルがありますが、このブルースでは、ほとんどのメロディー、フレーズの最後が「下がる」メロディーで作られています。深刻な人種差別、貧困、過酷な労働、奴隷として扱われる惨めさ等といった、さまざまな「悲しみ」の中ではとても下から上に「上がる」メロディーは、出てこなかったんでしょう。

もう少し例を挙げましょうか

「帰ってきたぞ! 帰ってきたぞ! ウルトラマーン!」

の最後は上がって終わってます。ウルトラマンですからね、ジョワッって飛んでっちゃうイメージでしょうか(笑)。聴いている方も、盛り上がりまくりです。・・・って例が古っ(笑)。でも、アニメ系なんかは、わかり易いです。なんたって子供相手ですから、判り易いほうがいいですもんね。上げていきましょう(笑)。

成績だって上がりたい!お給料だって、上がった方が嬉しい!この際だから天ぷらも唐揚げ(←今日、昼に食べた)もあげちゃいましょう!

そう、とにかくですね、上がると、盛り上がるんですよ。そーういうものなんです。でもね、ひとつ例外が。

下がって盛り上がるものがあるんです。さて、なんでしょう

 

そーです、それは僕のγーGTPの値でっす!

 

今帰ったら、ハガキが来てました。

そして・・・見事、下がってましたっ。(ドンジャンドンジャン←喜びの音)

ほっ。これで安心して、ぷしゅもぶわっも楽しめます

そんなわけで、写真は、喜びと、下がったことでちょっと威張っている感じを社長さんで、じゃない、ダチョウさんで表現してみました。良ーく見ると、お腹の中に僕が居ますが(笑)。

でも、まだ今日もちょっと宿題あるんですけどねー。なんの、下がったから上がってるので(笑)、チャッチャとやりまっせ

ではー。ドンジャンドンジャン



コメント ( 29 ) | Trackback ( 0 )