ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




「ねぇ、まるちゃん」

「んー」

「知ってると思うけど、私の名前は『穂波 たまえ』だから、どうしてもトモちゃんにはならないのよ。確かにアルファベット表記すると子音だけは一緒なんだけど。」

「うん、知ってる。トモちゃん・・・って、あえて探すなら、うちのおじいちゃんだよね。」

「・・・」

「・・・」

「それとね、私は昨日私の名前を間違った誰かさんと同じく、ピアノをやってるの。そして実在の人物なの。成人して眼鏡からコンタクトにして、そして今は国際結婚をしてるの。歳は41歳なの。」

「知って・・・。いや、それは実は全然知らなかったよ。ってかそれ、未来の話だし。」

「そしてO型の双子座なの。」

「・・・はぁ。まぁその辺はいいとして。未来までは、ちょっと。41歳って言われても。」

「あとね、脚本家の三谷幸喜さんが24歳の時なんだけど、1985年8月18日放送の『タラちゃんの成長期』という話で、タラちゃんがプロテイン(筋肉増強剤)を飲んでマッチョになる、って設定でサザエさんの脚本を書いたの。」

「へぇ。でも今、関係ない話っぽいけど。」

「そしたらプロデューサーに『キミはサザエさんを馬鹿にしているのか!』って叱られて、降板させられたらしいの。」

「ほほー。やっぱりアノ人は只者じゃないね。ま、ちょっとシュール過ぎる気もするけど、事の顛末としては面白いね。そこんとこ、もうちょっと詳しく知りたいな。おれ、三谷幸喜さんが脚本書いたドラマや映画、大好きなんだよね。「古畑シリーズ」全部好きだし、映画だと「笑の大学」なんか、最高。あんまり関係ないけど、大学の先輩だったりもするから、ちょっと同じキャンパスに通ってたってゆー親近感もあるし。」

「・・・誰、あんた。」

「・・・誰、あなた。」

「いや、僕は、そのー、AB型の(笑)。あ、そうそう、テレビアニメじゃなくて、漫画のサザエさんって読んだことある?4コマ漫画の、原作のやつ。あ、やっぱりないか。何冊か読んだんだけど、あれはね、もっと風刺が効いていて、ブラックユーモアもあって、時代が時代だけに、今読むと痛々しい表現や実際、問題になっちゃうような表現もあるシュールな作品なんだよ。でも、それが当時の人気の秘訣でもあったんだよね。テレビアニメのは、妙にほんわかし過ぎちゃってて、見方によってはあまりに保守的で、っていうね。もっとも、あくまでも、原作からしたら、ってお話なんで、アレはあれで楽しいし、僕、個人的にはファミリーアニメとして、全然いいんだけどね。でも、実は原作者の長谷川町子さんも『テレビでやっているのは私のサザエさんではありません。私とは、関係ないものです』とまで言い切ってしまった位なんだよ。」 

「・・・」

「・・・」

「だから、慶応大学文学部の岩松教授が代表を務めてる『東京サザエさん学会』ではね、テレビアニメの方は研究対象にしていないんだよ。」

「・・・」

「・・・」

「あー、あとね『実写版サザエさん』ってのも幾つかあってね。古くは江利チエミさん、新しいところでは浅野温子さんのとか。でも、その中でも、『磯野家の謎』。まさに『東京サザエさん学会』のベストセラーそのまんまのタイトル持ってきてるけど、これ、関係あるのかなぁ。それにしても、これはヤバイよ。実写にするにしても、やって良いことと、やってはいけないことがあるってことが、良くわかるというか(笑)。面白詳しくレビューを書いている方を見つけたんで(リンクOKとのこと)これは、かなり面白いんで、読んでみたら?http://sygg.web.infoseek.co.jp/katari/050308.html

「・・・」

「・・・」

 

 

 

 

 

「って、寝てるし。」

 

なんてね(笑)。んじゃ、もうちょっと仕事したら、今夜は椎茸(生でも食べられるもぎたてのピカピカのを、今日大量に頂いたのです)でぷしゅ、して、○○○て、僕も寝よー。

ではー。 



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