ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




沢山のお気持ち、お心遣い、本当にどうもありがとうございます

お蔭様で、こうしてまた、一つ歳を重ねることができました。

 

今の世の中、本当に色々ありますが、それでも、まだまだ十分に平和で、

人間の優しい、豊かな国、日本に生んで貰えただけでもラッキーでしたのに、

大病もせず、おおむね心身共にケン康で、とにかく食欲は旺盛で(笑)、無事にこの日を迎えることができました。

 

ピアノなんて大嫌いで、10歳で泣いて騒いでようやく辞めさせてもらったくせに、高校に入ってバンドを始めて2年経ったら、

「おれ、プロのミュージシャンになるからね」なんて言い出して、

「おいおい。それがどれだけ難しいことか分ってるのか?」

という親に、

「分ってる。でもやる。なる。できる。」

と答えたのは、17歳の時でした。

 

まあ、少なくとも、難しさとかなんて、そんなのは、なーんにも分っていなかったことは間違いないです。それが、今でははっきり分ります(笑)。

おもちゃ売り場でしゃがみこんで「買ってくれるまで動かねえぜ」ってダダをこねてる子どもに近い状態だったんじゃないでしょうか。精神的には


 

大学に入って間もなく、軽音クラブの先輩に

「プロになる?・・・川村、正直言うけど、いくらなんでも、そりゃ無理だ。あまりに現実的じゃない。あのな、よく聞け」

と喫茶店で諭されたとこもありました。

可愛がってもらってましたし、それまでも大好きな先輩でしたけど、あの時は、・・・悔しかったな。

 

・・・ってか、正直言いますと、話は黙ってましたが、内心「なんだと?ふざけんな!」って思いながら聞いてたんですよ(笑)。

「一体、何言ってんだ、この先輩は?」って。

 

これ・・・先輩も「なんだと?ふざけんな!一体、何言ってんだ、この後輩は?」って、きっと同じくそう思ったから(笑)、諭してくれたんでしょうけれどねえ。

当時は、全然聴く耳を持ってなかったんですね(笑)。

 

卒業を間近にしても就職活動など一切せず、ただただ、バイトをやって楽器を買っては、バンドをやって、あとはひたすら練習をしてました。

「どこかに道は無いものか」、と探しておりました。

 

そしてある日、・・・厚見さんに、出会うわけです(その時の様子は、この日のブログに)。

 

思えば、あそこまでも、あれからも、一切下を見ないで崖を登ってるようなものだった、とも思います。

見たら、足がすくんで、怖くて、動きが取れなくなっていたかもしれません。

 

もしも、17歳の時にちゃんと「分って」いたら、そもそも、そんな崖には見向きもせず、普通に歩けそうな道を探していたかもしれません。

 

さんざん話をして、でも、一切受け付けずに「なるっていったら、なる。やりたいんだ。」って、突っぱね続ける僕に、

「分った。そこまで言うなら、やれるだけやればいいじゃない。」

と、止めることなく、応援してくれた両親に、本当に感謝です。

やっぱりね、何事も、一人じゃできないですから。

ありがたいことですよね。

 

さきほど、母親からメールが届きました。身内のことでお恥ずかしいのですが、ご紹介させて下さい。

 

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Happy Birthday ! !
I am so glad there is you.   o(*^▽^*)o~♪
 
あなたが誕生して無事に41年経ったという事ネ
素晴らしい事です!
何が起きてもおかしくない世の中ですものねぇ
色々有ったわねぇ・・・
あなたと共有した楽しかった、苦しかった時間
さまざまな事、思い出しながらこのメールを書いています。
今年は安全地帯のライブであなたが頑張っている姿を観させてもらい嬉しかった  (o^∇^o)ノ
 
プロのミュージシャンになりたい
武道館に立てるようになりたい
という夢を語っていた頃があったわね!
大舞台で演奏しているあなたが誇らしくもあり、でも他人のようでもあり・・・(純粋に素晴らしい音楽に浸っていたからかしらネ)
 
しかし、我が息子が42歳とは!
自分もそれだけ・・・・と思うと・・・・
 
これからも元気で好きな道を歩み続けてね!!

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昨夜は、なんと安全地帯さん、そして、スタッフさんにお祝いしていただきました。

玉置さんのお家で、玉置さんや安全地帯、スタッフの皆さんに「♪ハッピーバースデー ディア ケンちゃーん」って、歌ってもらえたのですよ。

 

うーん、思い出そうとしても、忘れられない、とはまさにこのこと。バカボンパパ、さすがです。もう年下になっちゃったですけど(笑)。

お蔭様で、一生、忘れられない誕生日になりました。

 

これもね、こちらに遊びにきてくださっている皆さんの、応援あってのおかげなのだと、心から思います。

どうも、ありがとうございました。

 

でもね、まだまだ、です。まだまだ、全然。

 

ですので、またこれから一年、きっと色んなことがあるとは思いますが、でも、何事もできるだけ楽しんで、

アセらず、サボらず、えっちらおっちらと、少しでも成長していけたらと思っております。怖いから、下は見ないままで、ね(笑)。

どうぞ、よろしくお願い致します

 

 

あ、あと

 

・・・沢山食べながら、ね。これ、大事

うん、これだけは、日々完璧に達成できそうな自信があるなー(笑)。

 

ではー。



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