怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

株式投資ウインターセミナー2022に行ってきました

2022-12-09 07:39:19 | Weblog
コロナはなかなか収束せずに、それどころか第8波の真っ盛り。
私は前日に5回目のコロナウイルスワクチン接種を行ったので、副反応が酷いとか発熱するといけないかと思っていました。

今回は腕の痛みもそれほどでもなく熱も37度程度になったけれどもそれ以上はあがらず。

念のために解熱剤も用意したのですが、必要なくちょっと拍子抜け。
一日たっても発熱はなく倦怠感や痛みもないので名証の株式投資ウインターセミナー2022に行ってきました。会場は矢場町のナディアパーク3階のデザインホール。

今回は私がファンの鈴木一之さんが講師なので申し込んでおいたものです。
会場には15分前に着いたのですが、既にほぼ満席。

高齢者が多いのですが、みんな早い!でも今は席もひとつ置きなので真ん中でも余裕をもって座れます。コロナ禍でちょっといいことかも。
最初の企業説明は今回は何れも名古屋市中区に本社がある3社。
最初は東海エレクトニクス株式会社で社長さん自らがプレゼンテーション。名古屋本社で旧社名は東海物産。何をやっている会社かというとシステムソリューションとか半導体デバイス、電子デバイスとかで要は何で儲けているのか高齢者にとっては横文字ばかりで分からない。システム開発とかなんでしょうけどハードな製品でないとどうも何だかわからない。

次はアイホン株式会社。インターホンの国内トップシェア(64%)の会社です。安定性は抜群ですが、国内は少子高齢化の中で住宅着工件数は大きな伸びが見込めない中、成長戦略をどう見つけるのか。現在の海外市場の比率は24.4%ですがアジア諸国への新規販路を拡大して、ここで売り上げを拡大していきたいとのこと。しかし、会場からの質問もあったのですが、海外展開でどうやって売り上げを伸ばして勝ち抜いていくのかの抽象的で具体策は語られなかった。本来は社長がプレゼンするはずだったのですが、所用で急遽取締役経営企画部長になったので、ある意味大胆なことは話せなかったのでは。因みに社名の英文はAIPHONEで、これだとあのIPHONEにAをつけただけですのでアメリカでは表記に一工夫いると思うのですが、米国現地法人の社名は変えていません。
3番目は岡谷鋼機株式会社。ご存じ名古屋財界で隠然たる力を持っている老舗企業。創業は何と1669年!鉄鋼商社専業だと思っていたのですが、情報・電機とか産業資材などの比率も半分以上あってちょっと意外でした。ここもプレゼンターは取締役企画本部長で、正直淡々と資料を読むだけで時間を費やし質問時間もない。途中退屈でうとうとしてしまいました。
3社とも名古屋企業らしく堅実で、配当利回りも2%以上。東海エレクとニクスと岡谷鋼機には株主優待もあり、PBRは低く各種指標もいい。大化けする株ではないけれど配当を楽しみに長期保有するにはいいかも。
会社説明会が終わるとお待ちかねの鈴木一之さんの講演。


市況概況から言うと今の日経平均27700円はPBR1.15倍ぐらいで、年度内はPBR1.20倍の29000円から1.10倍26500円くらいのレンジで動くのではとのこと。と言うことは27000円を割り込むようだと買いで、29000円を超えるようだと売り?
今はインフレ注視で、米国雇用統計、CPI、そしてFОМCのサイクルで株価は動いている。アメリカは逆イードルだと景気後退すると言われているけど、今は逆イードルになっている。過去の実例を解説しながら果たして今回は?
そんな中で今回鈴木さんが注目しているのが意外なことに地方銀行株。りそなホールディングを例に出していますけど、地方銀行については日経の記事に金利上昇によって保有債券の含み損を膨大に抱えていると出ていた。でも鈴木さん曰く一方で株式の利益が上昇して、結果純利益は増加しているので問題ではない。ここで地方銀行再評価の5ポイントをあげ、新しい銀行業務に活路を見出せば伸びると予想。お勧めの地方銀行11項あげていますが、いずれも利回りは2~5%、RОEは3~5,PBRは0.5を下回ると指標的には狙い目。ご当所として名古屋銀行も入っています。
最後に例によって大型バリュー株と小型成長株に分けて銘柄をあげていますが、時間が足らずにほとんど説明なし。あまり知らない株ばかりで今回はちょっと食指が動かない。
前列は固定席ではなくて折りたたみいすで3時間余り座っていたので、腰が痛くなって、そこは苦痛でしたが、久し振りにリアル鈴木一之さんの話を対面で聞くことが出来て満足、満足。





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今野敏「探花・隠蔽捜査9」

2022-12-07 08:06:34 | 
シリーズをずっと愛読している隠蔽捜査の最新刊。シリーズナンバーは9ですが、派生で3.5と6.5が入っているのでシリーズでは11作目。警察庁のキャリアだった竜崎伸也は息子の不祥事で警察庁大臣官房から大森警察署長に異動。そして今回からは神奈川県警の刑事部長として活躍する。

それにしてもキャリア官僚というのは異動が多い。それも都道府県をまたぐような異動なので、慣れるまでが結構大変なはずで、この小説でも神奈川県警に赴任して同じ警察と言えども土地柄とか配慮しなければいけない点が違い、加えて部下も同僚もほとんど知らない人ばかりで、戸惑う姿が描かれている。
私も38年間で15回異動しているが、それまで全く知識のない部門に異動になった時は職場で話されている言葉が分からない(専門用語を略語で話している)し、周りは知らない人ばかりで無知をさらけ出して聞くしかない環境には困惑したものです。誰かが冗談を言ってみんな笑っても私だけ分からないで分からないまま愛想笑いしていたのでした。気分的には敵地に1人で落下傘で降り立った気分で、ほとんど話したことがなかった過去に職場が一緒だった人が妙に頼もしく思えたものでした。もっともみんな訳が分からない上司をたててくれて、気心が分かるとそれなりにうまく溶け込んだのすが、異動後の最初の緊張感はいつも半端なかったと言うのが実感でした。竜崎の戸惑う姿はすごく分かります。
今回の舞台の神奈川県では事件が横須賀で起きるのですが、横須賀と言えば米軍基地があって米国軍人が絡むとなると安保体制の中の日米地位協定とかナーバスな問題があって警察も腰が引けている。部下も参事官の阿久津や捜査第一課長の板橋などの今回から関わる部下は今までのメンバーと違って気心も分からずどれだけ信じて任せていいか悩ましい。向こうも竜崎が何をするのか何を考えているかが分からないので様子を見ながらの雰囲気がある。
原理原則に忠実で空気を読まないで信じたことをまっすぐに行う竜崎もさすがに部下の人となりと状況を探りながらという感があります。
今回は同じ神奈川県警の警備部長に同期キャリア組でハンモックナンバー1番の八島圭介が赴任してきてライバル視してくる。
因みにこの本の題名の「探花」というのは中国の科挙最終試験の合格者で、トップを「状元」、2番目を「傍眼」、3番目が「探花」と言い、竜崎は3番目だったと言うことです。「傍眼」は何と竜崎と深い因縁のあるこのシリーズでもおなじみの警視庁刑事部長の伊丹という設定です。
この八島が事件に微妙に絡んでくるのですが、お約束通り竜崎の前でぎゃふんと言わされます。
横須賀と言うことで米軍も絡んできて、米軍から特別捜査官が派遣され捜査本部で事件捜査に従事するのですが、マスコミが騒ぐのを恐れてみんな引いてしまうのですが、竜崎が押し切ります。
同時並行で竜崎の息子がポーランドの留学先で逮捕され行方不明という話が持ち上がり、捜査の合間に外務省とも連絡を取って情報収集もしなくてはいけない羽目に。結局この話は最後には無事解決するのですが、これは話を盛り上げる横道ですね。
事件の方は目撃者の話の矛盾をついていく中で着々と捜査が進展して解決していきます。その過程で竜崎が福岡県警、千葉県警、警視庁と直接トップ交渉して協力を依頼してスムーズに動かしていくのですが、一気呵成に読ませます。
それでも被疑者がプレジャーボートで逃走するのですが、3か月前に会社に入った人間が社長と釣り仲間でボートの鍵まで預かって自由に使えるのは如何な設定か。福岡県警で写りの悪い防犯カメラの写真を送っただけで人着出来ると言うのも出来すぎでは。まあ、もう一度読み返してあらさがしをするといろいろ出てきそうですが、そんなことを立ち止まって考えさせる間もなく一気呵成に読ませてしまいます。
一緒に写っているもう1冊の「ランチ酒」はシリーズ3作目。バツイチ、アラサーの見守り屋の祥子の話は今回も仕事あけにランチ酒を堪能しつつ見守りの必要な人々のそれぞれの事情が語られます。祥子の人生も波乱がありつつそれなりに進んでいき、新しい生活の予感が出てきますので、このシリーズまだまだ続編がありそうで楽しみです。
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12月3日熱田神宮公園テニスコートは3人だけ

2022-12-05 10:42:31 | テニス
雲は多少あるけどいい天気。
いつもながら14時30分に家を出て管理事務所で10分前に受付。時間があったので橋まで歩いてみます。
堀川の橋から上流を見ると晴れています。名古屋駅の高層ビル群がはっきり見えます。

ところが下流を見ると太陽は薄い雲に隠れている。

写真でもわかるように上流と下流で空の様子はがらりと変わっています。
程なくはげ親父が登場。さらにえみちゃんも登場。
一応3人は集まったのですが、あと一人。タケちゃんマンが参加予定だったはずなのですが来ない。
仕方ないので3人で乱打を始めます。
暫く乱打をやって一休み。
この日はげ親父は三ケ日ミカンの規格外のものを持ってきておすそ分け。

規格外なので大小さまざまで結構たくさんあったのですが、私とえみちゃんだけでは貰いきれない。
その場で一つ食べてみましたが結構甘い。大きさは不ぞろいでも味はいいみたいです。
私も持参した銀杏を二人におすそ分け。

それでもタケちゃんマンは来ない。もう3人だけと覚悟するしかないか。
それなら1対2でゲームをするか。
ひとりの方がサーバーで1ゲーム交代で3ゲーム。
ここでは3ゲームともサーバーキープでした。コートがシングルとダブルスと違うので一人が必ずしも不利とは言い切れない。
一休みしてえみちゃん持参のビールで乾杯。

いつもは何本か持参してくるはげ親父はミカンを持ってきたので重くて持ってきていないので、ビールはえみちゃんの1本だけ。
それならば私が持参の「三千盛」を出します。

一息ついたらもう一度1対2のゲームに。
今度ははげ親父だけがサーブをキープして私とえみちゃんはブレークされました。
これではいけないともう一回り。
今度は3人ともサーブをキープできずにブレーク。
通算成績でははげ親父だけが頭一つ良かったことになってしまった。う~ん、なんだかな~
この時点で16時30分近くになり、太陽は名古屋学院の校舎に隠れ薄暗くなってきたので終了。

コート整備をして帰ります。
鍵を管理事務所に返す時に、受付の人が結構若い女の人だったのではげ親父は持参したミカンの残りを差し上げたとか。重いものを持ち帰りたくなかったんでしょうけど、じいさんだったらどうだったか。
3人だけだったと言うこともあってこの日は飲みに行くこともなく直帰しました。

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11月27日熱田神宮公園テニスコートの後は「山葵」

2022-12-01 07:18:32 | テニス
終わって1059さん、森の熊さんと3人で飲みに行くことに。
実はこの日は大相撲の千秋楽で優勝が決まる日であり、鎌倉殿の13人では源実朝が公暁に暗殺される回で、サッカーは日本対コスタリカ戦が19時キックオフという、夜に予定が盛りだくさんの日で飲んでいないで早く家に帰ってテレビを見るべきなのでしょうが、1059さんと森の熊さんは気合が入っていて付き合うことに。
1059情報ではいつも行く「おやじダイニングしょうぶ」は今日はやっていないと言うので、今回は高蔵公園西の「山葵」に行くことに。
開店間際なので誰もいないかと思いきや先客がいたのでちょっとびっくりでしたが、席は空いているのでテーブルに。
まずは生ビールで乾杯。

丁度大相撲は優勝決定戦をやっていて、高安はここ一番ではなんで弱いのか。絶対優利のはずのこの状況で優勝できないならもう優勝できないかも。
料理はメニューのお勧めから選びます。

まずは白子のポン酢あえ

丁度3切れになっていたのですが、これはそう大量に食べるものではないのでこれくらいがいい。因みにうちではかみさんは白子というだけで手を出そうとしないので先日鍋に入れたらひたすら私が食べていましたが、やっぱり大量に食べるものではないと思った次第。
もう1品はカツオのたたき

ポン酢かニンニク醤油で食べます。
白子と言いカツオのたたきと言いちゃんと3の倍数で出てくるのは気を遣ってくれていたのか。
生ビールがなくなったのでお酒にします。辛口がいい森の熊さんがお姉さんに聞くと隠し酒がいいと言うのでそれを2合。

チョカで出してくれて焼酎みたい。下には氷が敷いてあります。おちょこもいろいろ持ってきて選ばしてくれます。つい大きいのを選ぶのは品性の問題か。
もう1品はこれもおすすめから豚肉と白菜の炒め物

やさしい味付けです。
刺身系統が欲しいというので森の熊さんがタコぶつを注文。

肉系統からは明宝ハム。

ここはお酒は飛騨古川の渡辺酒造ですし、岐阜の名産主体です。
お酒がなくなったので今度は秋あがりを。こちらの方がすっきりしている感じでしょうか。
揚げ物ではネギ春巻きを。

テレビではコスタリカ戦の前宣伝で盛り上げています。結果を知っている今となってはちょっとむなしいのですが盛り上がりがすごい。
〆は焼きおにぎり。私は炭水化物は取らずにパスなので2個でちょうどいい。

お勘定は10460円。

酔った勢いで私が4千円出して後は二人で出してもらいました。
他にお客もいなくて落ち着いて料理もお酒も美味しかったので、森の熊さんは痛く気に入ったみたいです。
最初はちょっと知らない店で不安だったみたいですが、満足していただいて、よかった、よかった。
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