言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

コピーライターになりたいか <17>

2011-07-04 12:07:46 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第17回目です。

17.常識をひっくり返そう


それは常識的だとか、そんなこと知らないのか常識だよ、なんだよそれ、常識じゃない、というように、「常識」という言葉は、だいたいにおいてネガティブな意味、馬鹿にするような形で使われるのがほとんどです。

しかし、常識はバカにできません

それは、長い年月をかけて培われてきたひとつの真実だからです。常識を本当に常識として認めるのは、難しい。難しい数学を解くようなもので、じゃあこの常識は、なぜ常識になったんだ、と聞かれると、なかなかちゃんと答えられる人はいません。多分。

だから常識を常識としてちゃんと認めていないと、ホントに常識はずれなバカなことを言ってしまったり、やってしまったりして、それこそバカっ恥をかくはめになってしまいます。そういう意味では、人はまず常識をよく知っておく必要があります。それが学校教育であって、常識をしっかりと身につけてから社会に出ていくというのが本来の姿です。

それがいつの間にか、学校はひとつ上の学校に行くための機関でしかなくなってから、世の中がおかしくなってきたのです。常識を持たないまま、ただ受験用の知識だけを身につけて社会という荒波に放り出されるから、ニートなどという馬鹿な集団が出現してきたのです。

常識をまずしっかりと持ちましょう。

しかし。しかしです。
それだからこそ、広告宣伝するためには、それを180度転換させて、読む人、見る人を驚かそうとしなければ、新しい発想やそのための知識は出てきません。

最近上記のような例で、新しい時代を切り開いた人がいます。
それがホリエモンです。

たまたま彼は、法律に触れることをやってしまったので、ああいうことになってしまいましたが、彼の、この行き詰まった経済環境に風穴をあけ、コンピュータを駆使して、21世紀の企業つくり、閉塞感の漂っていた経済状況を打破した功績は、はかり知れません。

彼はしかし、常識がなかったのでしょう。だからこそあんなことになってしまったのだと思います。

いいコピーライターになるためには、しっかりと常識を勉強し、よく把握していないとなれないと思います。常識をしっかりと身につけてから、その常識をひっくり返すのです。

快感でしょうね。見事にひっくり返せたら。快感があった時に生まれたコピーは、きっとみんなから支持されるものになると思います。

いい常識を身につけてください。

そして、常識をきれいにひっくり返してみてください。


<18>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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今どき冷房効かせ過ぎ

2011-07-04 09:06:51 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



▲暑いので、涼しい風景でも提供しましょう。
 真冬の信越線から見た妙高高原です。ちょっと暗いですけど………。


さて、自宅のすぐ近くに、関東を中心に店舗を展開しているある中堅スーパーの店があります。

価格的にも、商品の品揃え的にも、それほどの魅力はない店なんですが(離れたところにあれば、わざわざ行こうという気にはなれないような、ごく普通の、あまり特徴のない店です)、近くなので歩いていける利点もあって、足りないものを中心に買い物に行くという程度です。

さて、何を今日は言いたいのかというと、大したことはないのですが、その店の冷房が強いんです。

短パンとTシャツ1枚で入ると、帰る頃にはむき出しの腕に鳥肌が立つ時もあるぐらいで、外の熱気でほっとする時もあるほど。これはちょっと効かせ過ぎ

この冷房のきかせ過ぎ、店長以下、従業員の人たちはみなそのことに気づかないのでしょうか。
店長はなるほどちょっと太っちょめです。
でも某食いしん坊タレントさんほどでもない、ちょっと、というぐらい体型。
店内にいると分らないものなんでしょうか。

折から、政府主導で節電を訴えていますが、それに関係なく、このスーパーも、店内の温度をもう少し上げてもいいんじゃないかなあ、と思う次第です。

政府主導の28℃設定は、ちょっと疑問のある温度ですが、このスーパーの店内温度もちょっとねえ――。

ちょっと話はそれますが、28℃設定、あなたはどう思いますか。
私は、これは逆に、余計に電力を使わせてしまう温度設定じゃないかと思うこともあります。

温度を28℃にして扇風機を一緒に使いましょうって言ってますけど、家庭ではそれでいいですけど、オフィスのことを例にとってみると、28℃設定で増えたのが各自の机に置かれたパーソナル扇風機の数です。これ全員で使った場合と、エアコンの設定温度を1℃下げるのと、どちらが節電になるのでしょうか。私は専門家ではないので、具体的な数字は分りませんが、全体を1℃下げた方が気分的にもいいんじゃないでしょうか。

さらに、その見た目もどうでしょうか。
たくさんの扇風機が、机の上や床で動いている光景。
なんだか想像するだけも暑くなってきそうです。

28℃に温度設定を上げることが即節電につながるんだ、という安易な考え方はやめて、人間の気分という微妙な点も考慮にいれたいものです。

道路の水まきも節電の効果は全然ない、ということを言っている馬鹿な専門家がいるそうですが、節電と水まきを同一レベルで考えること自体がおかしいんです。

水まきは人間の情緒=五感に訴える涼しさなんです。
風鈴のあのチリンという音からでも、人は涼しさを感じることができるんです。
そういう情緒を無視したそんな議論は、元から“話が違う”んです。

冷房は単に温度を下げるだけ。


さて、話は元にスーパーの話に戻りますが、節電というキーワードを無視するとしても、これほど冷房を効かせると、電気代も相当かかるんじゃないかと思うんです。
入店されたお客様に快適に過ごしていただく、ということは一番大事なことですが、この冷房の効き具合は、ちょっとばかりすごいなと感じます。

何か節電に対して、対抗心を燃やしてでもいるみたいな、そんなかたくななさで毎日強い冷房で店内を冷やし続けていますが、何か特別のわけでもあるんでしょうか。
それによって店内の商品の日持ちを長引かせよう………とでも?
昼間でも値引きシールの貼っている商品も目につきますけどね。

汗をかきかき中に入ると、ちょっとした冷気でゆっくりと汗が引いていく感じが一番いい冷房です。
それが、ちょっと涼みに入ろうと店内に入ったとたんに、さあ~という感じで身体のほてりがおさまっていくのは心地いいけど、何か身体に悪そうな気もします。

冷房の効き具合もほどほどにしないと、お年寄りもさることながら、店内で働く女性の方にも悪い影響が出るのではないか、と他人事ながら案じています。

それでは今日はこれで。


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