言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「説明書に書いてある。」

2011-07-27 08:54:01 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨夜、真夜中に、いっとき強い雨が降りました。
そのせいか、昨日の熱気も払われて、涼しい朝を迎えました。
夜にエアコンをつけないで眠れる日が、ここ数日続いています。
もっと続くといいのにね。


さて、昨日、住まいの定期点検で見つかったところや、こちらからの要望などを満たし、修理するためにハウスメーカーの下請け業者がやってきました。

その中の一人に、ガス調理台の掃除の仕方や、ガラストップと本体の間にしみこんでしまった汚れの取り方などを妻が聞くと、まず最初に出てきた言葉がタイトルの『説明書に書いてあります」です。

説明書に書いてあれば、何でもOKなのでしょうか。
説明書があれば、それでOKなんでしょうか。
それでOKだと想う業者の方がいるとすれば、あなたは即刻その仕事を廃業した方がいいと思います。

説明書は話のとっかかりであり、そこに書かれている内容のほとんどを、まずすべて説明するのが納品業者の義務です

本当は説明書なんかなくてもいいんですよ。
全部、設置した人が使い方やアフターケアを説明すればいいことですから。
でもそれなら忘れてしまうこともあるから、もし担当が不在とか、たまたまその機種について知っている者がいない場合の対応策として、言い過ぎと承知で言いますが、予備の策として説明書が存在するのです。

その説明書にしたって、最近は何とか分かりやすくはなってきましたが、それでも業者しか使わない専門用語、和製英語のオンパレード
使う側にたって書かれているものは、本当に数少ないものでしかお目にかかれません。

そんな馬鹿な説明書だけでことを済まそうするから、その会社はやがて左前になっていくのです。
早く気づいた企業が残っていきます。
そう思いませんか。

ところでそんな馬鹿な言い方をするものですから、妻が怒りました。
「説明書に書いてある洗剤がどこに売ってるのよ。なくなったらいつも取り寄せなくちゃならないの? この説明書に書いてある洗剤を何か所探したと思ってるのよ! ◯◯ホームセンター、△△ショップ、□□ハンズ、◎◎プラザ、この交通費、あなたたちは負担してくれの? 説明書が万能だと思ってるあんたたちの頭、おかしいんじゃない!」
この言い分、理不尽でしょうか。

なぜ製品のお手入れ用品をどこでも手に入るようにしていないのでしょうか。
お手入れ用品まで独占販売して、それほど利益を上げたいのでしょうか。
こんな会社の利益構造はどこか間違っているとしか思えません。

何も「ユビキタス社会」とは情報ツールだけに限ったことじゃないと思いますが。
いかがでしょうか。

今回はちょっとむかっ腹が立って、こんなことを書いてしまいました。
あしからず。

それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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