言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

小松左京さんに感謝とお悔やみを

2011-07-30 09:22:23 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

お隣の新潟では、豪雨で三条市では川が氾濫しているというニュースが今流れています。
ほんのお隣りなのに、こちらではそれほど降るわけでもなく、時々強く降るだけです。


昨日の新聞で小松左京さんの訃報が載っていました。

何といっても「日本沈没 」が鮮烈な印象がありますが、私は個人的には「日本アパッチ族」がいちばん好きです。
戦後すぐの大阪を舞台に、工場の焼け跡の金属を食べるというその発想から、SFってすごいなあと感じました。

もちろん「日本沈没」の映画の新旧両方とも見ていますが、やはり最初の作品の方が印象に残っていますね。

新聞であらためて知ったのですが、その「日本沈没」の中で、日本列島が乗っているプレートに異変があるということが発表されるのが何と3月11日なんだそうですね。
偶然の一致でしょうが、その偶然に何か自然の恐ろしさが感じられます。


わたしにSFの面白さを教えてくれ、それからたくさんの内外のSF小説にのめり込ませてくれたのは、上記の小松左京さんと、フレドリック・ブラウン、そして何といってもレイ・ブラッドベリでしょうね。さらに忘れてならないのが、J・G・バラードでしょうか。

SFという手法を駆使すると、頭の中で描くどんな世界でも、あることとして物語にすることができます。
たとえばSFの面白さを教えてくれたのは、フレドリック・ブラウンの「73光年の妖怪」です。
73光年の彼方からやってきたある知性体。地球上の動物の精神に入り込み、その動物を支配するというもの。その知性体と人間の攻防を描いたものですが、ダイナミックな展開ではないのですが、とても面白かったのを覚えています。

さらに、幻想的なSFへの興味をかき立ててくれたのはレイ・ブラッドベリの「10月はたそがれの国」や「何かが道をやってくる」などの、タイトルからして幻想的なファンタジー小説群でした。

また頭の中ならどんな世界でも作れるということを教えてくれたのはJ・G・バラードで、その代表作「結晶世界」などの「世界」シリーズですね。

そして現在の人類に警鐘を鳴らしてくれるということでは、前述の「日本沈没」や「復活の日」などでした。

わたしの想像力を伸ばしてくれたという点では、SFに感謝、小松左京さんに感謝、です。ありがとうございました。

あなたの開いた世界はでは今たくさんの才能が開花し、活躍しています。
その成果が、春に終わったテレビドラマ「仁」ではなかったでしょうか。
できたら本当に坂本龍馬を生かしてもらいたかったのですが………。

過去にタイムスリップする、なんて、SF小説がないと考えられないことです。
それがすでにSF小説というジャンルにとらわれないで、エンタテインメントの世界だけでなく、純文学の世界にまでどんどん入ってきていますからね。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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