言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「フリー」商売を体感

2011-07-10 09:18:13 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ昨日は蒸し暑かったですね。
気温は2週間ぐらい前の最高気温を出したときよりも数℃は低かったのですが、蒸し暑さは一番でした。
そんな中、入場券をもらったので、太田市に最近できた「吉沢ゆりの里」というところに百合を見にいってきました。

しかしあまりにも暑かったので、順路をショートカットして、帰ってきましたが、順路の途中に休憩所があり、そこでかき氷を、堪らず買ってしまいました。
うまいところに休憩所作ったものです。これを設計した人は商売がうまいですね。



▲その写真がこれです。来週で閉園だそうで、花盛りもすぎていました。
 だから残りの入場券を招待券にしてばらまいたわけですね。

入場料の1,000円は高いなと思いましたが、只になるのと、もらった方から感想を聞かれることもあるかと思い出かけたのですが、駐車料金を500円徴収されました。1,000円の入場料金をサービスにして多方面に入場券を配ったようです。来てくれたら駐車料金が収入になりますからね。

これって、他の商売にも応用できそうですね。
実際たくさん応用されています。

例をあげると、商品は安いけど、その施設に入るのが有料というのがコストコの方式ですね。
年間会員料金が4,200円。この会員証がなければ店に入れないんです。
会員になったら、元を取ろうと、みんな何回も出かけたり、たくさん買おうとします。
だから店内の商品は相当安くしても、会員証購入だけで、5,000人会員になったとしても、それだけで年間売上が単純計算で2,100万円。
店内商品を経費分だけ粗利にして販売しても、年間2,000万円の利益。
うまいですねえ。

もうすぐ私の住んでいる近くにコストコがオープンします。
現在仮事務所で会員の受付をやっています。
オープン前日までに会員になると、1,000円引きになるといううたい文句です。
そのオープン日を公表していません。間もなくということしかどこにも書いていないので、みなさんは早く入ろうとするわけですね。
これも消費者の心理をうまくついた作戦だと言えます。

その他にも上記のような、いわゆる「フリー」というシステムを上手に利用した商売がたくさんあります。
遊園地でも園内の乗り物が無料で、入場料金を徴収するという方式でも、お土産の購入などを見越せばうまく運営すれば利益が出ますし、逆の場合にも応用できます。

こんなフリーのシステムで商売を成功させた例を取り上げ、1昨年ですか、ベストセラーになった本が「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」ですね。
21世紀はフリーミアムを手法に様々な商売が、これからも発明されていくことでしょうね。

それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)