言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

“商品磨き”

2012-09-21 09:58:12 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

昨日の夕方から雨が降り出し、今朝になって雨はやんでいたのですが、また降り出してきました。
あれっ? て感じですね。
涼しくて半袖Tシャツ1枚じゃ肌寒いくらい。
昨日までこのスタイルでも暑かったのに。
いよいよ、というかやっと、秋がやってきたのかな。
この雨でも、まだまだ山手のダムには、あまり水が増えていないようです。
今日はこのまま雨が降ったりやんだりの天候が続くそうですが………。


さて、昨日の続きですね、今日の話題は。

豆腐業界で初めて売上高100億円を突破した相模屋食料の社長鳥越さんは、競合が激しい、大きい市場にこそ“実は”最もチャンスがあるという、今まであまり耳にしなかったことを言ってのけました。
それは自身で今の売上に乗せたからこそ言える言葉であって、聞いているとなるほどと頷けます。

鳥越さんは、ある新聞記事を大きく壇上に映しました。
この時代、明日はなにが起こるか分からない厳しい時代である………というような内容の日本経済新聞のコラムでした。
そして尋ねました。
「この記事はいつのものだと思いますか?」

内容を読んでみると、まさに昨日今日あたりの経済を言い当てたものです。
しかし、その答えにみなさんが、もちろん自分さえも驚きました。
昭和39年の春の記事でした。
今日この記事のまま掲載しても、そのまま通用します。
ということは、昔から、時代は常に劇的に変化しているということです。

どこへ行っても、厳しい環境でどうしようもないという言葉を聞かされますが、この環境は昔からあることで、いつでも厳しい環境にさらされている、ということを鳥越さんは述べ、厳しいと言っている人たちは本当のところを全然理解していないで、ただ周囲に惑わされているだけだといいます。

自分の怠惰、怠慢を棚に上げて、環境が厳しいと言っていれば、それで何でもチャラにしてくれると錯覚しているわけですね。


いつの時代も厳しい。
厳しくない環境はどこにもない。

そんな中での会社経営では、新規需要の何のと言っているよりは、自身が属している業種の中で、市場規模の大きいカテゴリー(ベーシックカテゴリー)を選び、誰もがやり尽くしていると誤解しているが、実質誰も新たに取り組んでいない、人気のあるカテゴリーに敢えて徹底的にこだわって商品を磨いたということです。

そして本当のニッチは、大きい市場の中にこそたくさんあり、その中での基本を考えることこそ大切だと説いていました。
お客様もその“商品磨き”を待っているはず。

上記は、もちろんすべての企業に言えることではなく、業界で1、2位を狙える、資力のある企業がやる理論でもあるとは思いますが、大きな市場の中でも、中小企業にもたったひとつだけなら、大企業にも勝てるものもあるかもしれません。

たったひとつにこだわり、自分で自身のある“商品磨き”を今こそやるべきではないでしょうか。


さあ今日もがんばろう!

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