言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

商品開発は「磨き」が命

2012-09-29 09:51:35 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



▲この写真は昨日ではなくて、1週間ぐらい前の秋の空です。ダイナミックな雲だったので、つい携帯で撮ってしまいました。


朝は日が出たり曇ったりで、はっきりしない天候です。
台風18号はずっと東の方に向きを変えて去っていってますが、17号は沖縄に近づいていて、そのままこちらの方にもやってきそうです。
そのどちらか、というよりは両方の影響でこういう天候なんでしょうね。
予報では今日はけっこう気温が上がり、夏日に近いようになるということです。
昨日もちょっと蒸し暑かったですね。


昨日で太田商工会議所での仕事は1年と上半期が終了し、上半期の状況報告書を作成して提出しました。
昨年より相談件数が減ってきていまして、良い傾向なのか最悪のシナリオに向けて深く進行しているのか分かりかねますが。

太田商工会議所では10月5日に企業合同のプレス発表会を行います。
プレス関係者を一堂に集め、そこであらかじめセレクトされたメーカーやお店の新製品の発表をするのです。

1社7分という短い時間で新製品の説明をしなくてはならず、その苦労はたいへんなものがありますが、その苦労のおかげで世に出ることができれば、そんな苦労は吹っ飛んでしまいますね。

その中で1社の、ある商品のことで担当の方から相談を受け、その7分間のうちで、どのように説明を持っていけばいいのかということです。
でお答えしたのは、まずどういった層にその商品を届けたいのか、ということです。
そのために生まれた商品なのだということを、購入する対象の方から話した方がいいのではということです。
その方が作り手だけの独りよがり感も拭えます。


一般の欲求や要求から生まれた商品というのではなく、産地の産品を使ったものを作りたかったということからの商品開発では、どうしても視点が高みからになり、結局言いたいことだけが一人歩きし、肝心の味=おいしいということを忘れがちになってしまう嫌いもあります。

地元のものを使っているのだから食べてくれというだけでは、まさに独りよがりです。
地元のものを使おうが、他所のものを使おうが、まずは味ではないでしょうか。

でも味はいまいちでも、地元の食材を使っているということだけで世に出たものもけっこう見かけます。
でもそんなものははっきり言って、すぐに消えていっています。

昨年でしたか、県の肝いりで地元産食材を使った食材フェアが県庁で開かれ、それに参加したことがありました。
ほとんどのサンプルを試食したのですが、その時に上記のようなことを強く感じました。

ひと言で言えばまだ味が整っていないまだまだ開発途中で改良の余地がたくさんあると思われるものがほとんどだったのです。

でもブースごとにみなさんがこれぞ苦労の末に生み出した商品だとという自身が漲っていて、何とか売り込もうという姿勢ばかりが、何だか漂っていたように思ったのは私だけでしょうか。

商品開発はたとえアイデアの段階から誕生の段階までやってきても、道はまだまだ半ばです。

それからは食品であれば味に磨きをかけなければならないし、製品であれば使い勝手を磨く必要があります。

しかし多くの小さなメーカーでは、その「磨く」ということを忘れがちで、さあやっとのことで誕生させたのだから、すぐに市場に出そうと短絡的に考えてしまいがちですが、開発に費やした時間以上に「磨く」ことに費やす時間の方が往々にしてかかるということを忘れがちです。

むしろ磨くことに時間と労力=人でをかけてこそ、素晴らしい商品ができるということ忘れないでほしいものです。


太田商工会議所での店舗支援も重要ですが、できたらそのようなメーカーサイドの商品開発にも関わっていけたら、私なりにいいアドバイスができるのではないかなと考えています。


さあ今日もがんばろう!

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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