こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。
このカテゴリーでは、過去に一度メルマガ「あの社長に会いにいく」で配信したことのある内容を、このブログでも紹介してみようと考えました。従って時期や季節などまちまちで、タイムリーでない内容もあると思いますが、基本的には内容を変えないでそのままにしています。
しかし、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回、月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
「楽しく働く」(その3)
ーー有限会社中里スプリング製作所ーー
セットしたナビの案内通りに、江戸時代の風情を残し、名水百選の雄川が町の中を流れる小幡に入る手前の交差点で国道254号を左折し、5、600mも車で走ると、3階建ての建物の上部に大きく「中里スプリング」と書いた文字が見えてくる。
ここが今回訪問する中里良一さんが普段仕事をしているところだ。
中里スプリング製作所はいわゆる町工場であり、扱い製品はスプリングという小さな部品だ。
県内ではそれほど知られていない。
しかし、知る人ぞ知るという会社だ。
というより、この会社を独自の経営哲学で経営する社長の中里良一さんが、全国的に、特に企業経営者の間でその名を知られているのだ。
中里さんの持論は、「楽しい会社を作ろう」ということだ。
会社運営の基本判断を“好きか嫌いか”で決めるという、そのユニークさで知られている。
それは日本各地から依頼される講演の数でも判る。
調べてみると、昨年(07年)1年だけで64回もある。
5.7日に1回だ。
中里さんは評論家ではない、町工場の社長なのだ。
このインタビューの翌日も福岡で講演するということだ。
「楽しい会社」を作るために彼はどうしたか。
一番ユニークなのは、後で詳しく述べるが、がんばった社員に対する報償として、いやな会社を1社、断る権利か、社内にある材料を好きなだけ使って、好きなものを作っていい、というものがある。
前者は、先ほど述べた“好きか嫌いか”という判断基準からきている。
中里スプリング製作所では損得で判断しない。
後者は、楽しんでものを創るということを実践してもらいたいために、その創造力をのばせるようにしているからだ。
それは中里さんその人も実践している。
通された広い部屋は社長室兼会議室兼夢の展示場だ。
そこに中里さんが作った2mぐらいの鉄人18号が2体もある。
聞けば前期のものと後期のものらしい。
胴体に巻いてある帯の色が違うらしい。
今にも正太郎少年ならぬ良一少年の操縦で、ガオーと大きく腕を上げて動き出しそうである。
その他この展示場には、社員がつくった様々なものが置かれている。
中には東急ハンズで販売されているものもあるそうだ。
言ってみればたかがバネを作っている小さな工場だ。
どこにそんな遊び心があり、きちんと売上げを計上し、利益を出していけるのだろう。
<4>へつづく。
(実際に訪問した際のインタビューを元にしています)
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com
また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。
また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
(都合により休刊中)
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
代表 藤田耕平
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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前者は、先ほど述べた“好きか嫌いか”という判断基準からきている。
中里スプリング製作所では損得で判断しない。
後者は、楽しんでものを創るということを実践してもらいたいために、その創造力をのばせるようにしているからだ。
それは中里さんその人も実践している。
通された広い部屋は社長室兼会議室兼夢の展示場だ。
そこに中里さんが作った2mぐらいの鉄人18号が2体もある。
聞けば前期のものと後期のものらしい。
胴体に巻いてある帯の色が違うらしい。
今にも正太郎少年ならぬ良一少年の操縦で、ガオーと大きく腕を上げて動き出しそうである。
その他この展示場には、社員がつくった様々なものが置かれている。
中には東急ハンズで販売されているものもあるそうだ。
言ってみればたかがバネを作っている小さな工場だ。
どこにそんな遊び心があり、きちんと売上げを計上し、利益を出していけるのだろう。
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