言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

おしぼりについての考察

2014-02-10 09:59:46 | アイデア・事例

こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


まだ雪景色は変わりません。
道路だけが黒くなっていますので、雪の白との対比で、カラーの勉強にもなります。

昨夜寝る頃に、家の前の道路を走る車の音が、バリバリバリとしていました。
凍っていたんですね。
みなさん慎重にゆっくりと走っているようでした。

今朝になってもまだわたしの車には、フロント部分だけ雪が融け残っています。
午後には桐生へ走らなければならないのですが、道路周辺の田んぼなどはまだ真っ白で、素晴らしい景色なんでしょうね。



さて、最近はどこのお店(飲食店ですが)に入っても、おしぼりは紙製のものがほとんど。
いわゆる使い捨て、ですね。
おまけに(何がおまけか知りませんが)、その都度店員さんが出してくれるところもありますが、テーブルにおいているところさえありますね。

あれってどういうわけでしょうか。

「いちいち出すのが面倒」
「従業員から、めんどくさいという苦情が出た」
こんな事情なら、アホか! われ! って、河内弁で怒鳴りたくなりますが。

まあだいたいのところは、経費削減、ですか。

しかし、そのどれもがお店都合ですよね。
お客様のことは全然頭にはないって感じがしませんか?


私はこの紙ナプキン、あまり好きではありません。

誰も使ってないから清潔でいい、なんて言う人もいるでしょうが、飲食店の品位が欠けるというか、今流行の言葉をちゃっかり借用するとすれば、<おもてなし感>に欠けるからです。

現に一流の(と言ってもそれほど一流のお店に入ったことはあまりないのですが)料理屋さんでは、小さな手ぬぐいの、それも自分たちで洗濯したものを、きちんとその都度消毒までして出してくれます。

さらに言えば、今の時分では、熱いぐらい温めた、最初は手に持てないほど熱いおしぼりを、そして夏にはキンキンに冷えた冷た~いおしぼりを、とそれぞれに季節に合わせた微妙な、と言うか機微のある温度でおしぼりを出してくれるところ。


最近こういったサービスのあるところが少なくなりました。

紙ナプキンは、わたしには何となくおざなり感が感じられて好きではありません。


その昔、わたしがまだ学生時代と卒業後の数年間、水商売のアルバイトで身を過ごしていましたが、そのときは、お店では専門のおしぼり業者から毎日おしぼりを仕入れていまして、専用の温蔵庫に入れ、温かくしてお客様に出していました。

その頃耳にした噂では、おしぼり業者には恐い人たちの経営が多く、その資金源にもなっていて、今で言うみかじめ料の代わりに、おしぼりを仕方なく借りていたということを聞いたこともあります。

ケーサツの指導で恐い人たちの資金源を立つために、最近は少なくなっていったのでしょうか?
それはまあ考え過ぎでしょうが、何か紙ナプキンだとお手軽感がしてしょうがないです。

ラーメン屋さんなどではテーブルやカウンターにティシューが箱ごと置いてありますが、あれはあれでとても便利で、ティシューがなくて紙ナプキンだけだと、困ります。


いかがでしょうか。

タオルのおしぼり、復活させませんか?

季節ごとに柄を変えてみたり、その日の香りを変えてみたり、これはこれで、ひとつのお店のアピールポイントにはなりますよ。

まあ、臭~いおしぼりだけはごめんですが。


ちなみに「おしぼりの日」というのが実際にあります。

10月29日。

手の10本の指で拭く(2と9)からだそうです。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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