こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日、今日は何とか晴れて、雪が少しずつ融けてはいますが、わが家周辺の道路にはまだたくさんの雪が残っています。
そしてまた明日夕方から雪だと言うじゃないですか。
たまらないなあ。
さて、本題です。
昨日、久しぶりにかかってきたある電話のことです。
それは、
「中小企業向けに発行している○○○という雑誌を編集している者ですが、次号で群馬県で個人事業でがんばっている方の特集を組んでいるんですが、つきましては………」ということで、わたしにインタビューをしたい、と。
この手のインタビュアーには、ちょっと売れ盛りを過ぎた芸能人や俳優さんがだいたい起用されます。
昨日も、「俳優の、よくテレビにも出ている○○さんがインタビュアーとして伺うことになっています」と。
ここまでくると、これは半分以上、その雑誌は、ほとんど書店や一般には配本されないもので、ほんのちょっと銀行とか、人が集まる場所の待合いに置かれるだけのもので、ひどいのになると、インタビューした企業以外にはどこにも配られないというものまであります。
そしてそのインタビューには必ず、掲載料をいただけるのではなく、もちろん無料というのでもなく、相当な掲載料を取られるわけです。
10万円とか、15万円とか。
話の途中で、誰々さんがインタビューしますといった時点で、というよりかはだいたいその前から分かっていましたが、向うが言う訪問日は予定が詰まっているということで、お断りました。
以前、わたしが自分で仕事を始めた時にもこういうものが数回ありました。
久しぶりでしたね、昨日は。
ところで、わたしが商工会議所の支援事業で訪問したところでも、数社、この手の雑誌がありまして、自社がこのように数ページも紹介されているんだと、いかにも有名なんだよというようにそれを見せてくれる社長もいるんです。
わたしは、それをなるほどねえとは口に出しますが、さすがにこの記事はいくら出したのですかとは聞けないです。
ざっと読む振りをしてから、さりげなく相談の方に話をもっていきますが。
あなたなら引っかかりませんよね? よね?
わたしは、以前勤めていた広告会社に就職する前、その手の会社2社に数日ずつですが、在籍したことがあります。
新聞の求人広告で、“編集記者募集”とかいうのがあり、面接に出かけていって、入社したわけです。
ほとんど断られません。
だって、内情を知ってやめていく人の方が多いんだから。
わたしもそのうちのひとりで、入社したその日から、誰かがどこかの中小企業の社長に片っ端から上記のような言葉を並べて電話をかけていって、それに引っかかると、助手として出かけていくわけです。
その会社では、相手にインタビューを散々した後、実はこれこれこうで、掲載するにはお金がかかるから出していただけますか、と。
そこで断る人もいますが、せっかく載るんだからと出す人もいるわけで、そうして必要冊数だけ印刷して、どこにも配本しないで、それに掲載されている社長にだけ送るわけです。
断る人にも、じゃあ広告だけでも載せてくださいと、今度は金額を下げて交渉するわけで、しつこいので、だいたい、じゃあ広告ぐらいはということになるんですね。
そのことを知ってすぐに、何にも言わずに出勤をやめましたが、その手の会社ですから、その後は何にも連絡してきません。
まあはっきり言って詐欺ですよね。
そんな手には、さすがに皆さん引っかからないと思っていたんですが、やはりまだあるんですよね。
そしてそれよりはちょっとばかり良心的なのが、上記のわたしにかかってきたような雑誌です。
インタビュアーに有名人を起用して、さすがにどこかで見たことのある雑誌名でしたが、ほとんどは配本されていないのと同様です。
インタビューを受けるなというと、営業妨害になりそうなので、受けても良いですから、それでちょっといい気分になるというのは違っていますよ、と、釘を刺しておきます。
それは単なるその雑誌社の金儲け以外にはありませんから。
受けて、いいことはひとつあります。
それは、インタビューされ、自分がしゃべることで、自分の考えていることが、自分の頭の中で整理されていくということで、自分が次に何をしなければならないかよく分かるという好結果もまあ期待できるからです。
それが10万、20万円なら安い、と言えることにつながる可能性もありますからね。
わたしはごめん、ですが。
さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第5回目ですね。
ここからどうぞ。
大橋小児科は○○市の大橋町というところにあった。
なるほど、なんで院長が田代という名前なのに、大橋なんだろうと不思議に思っていたが、分かってみると簡単なことだった。
自分の住んでいる町名を医院の名前にするということは、少しは街に貢献したい、地域密着で治療をしたいという現れなんだろうなと、自分なりに本田は考えた。
もちろんそれほどきちんと考えてつけた名前ではなく、何となくただ大橋町にある医院だし、自分の名前をおおっぴらに出したくないというだけのことでつけたのかもしれないが、その名前でよかったと思う。
それだけでも地域に奉仕したいということが出ているんだから、と本田は考えた。
訪ねた日は休診日だったので、もちろん5台ほど車が駐められる駐車場には車は一台もなかった。
田代自身の車を置く駐車場は別にあるのだろう。
お医者さんはよくベンツなどに乗っているので、患者(おっとお客様だ)と一緒にするとよくないわけだ。
空いている駐車場の一番端に車を止めて、本田は自宅の方に向かった。
あらかじめ電話では自宅でお話をということだったので、できたら待合室も見たいと思っていたが、それはまあ後にゆっくりと見ることにして、自宅に伺った。
つづく
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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