こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日はずっと曇り空で、夕方あたりからは小雨も。
夜に入っても同じ。
湿気は多かったのですが、気温は夏日にもならずに低めだったので、何とか涼しく過ごせました。
予報では35℃越えだったですからね。
つい先ほど九州鹿児島に上陸したという台風8号の影響が、昨日からすでに東北まで出ていて、雨の被害が相当出ています。
長野では土石流があり、亡くなっている人まででているということです。
あ、準決勝の2試合目、オランダVSアルゼンチンは0-0でPK。
アルゼンチンが勝ちましたね。
28年ぶりの決勝進出だって。
さて、本題です。
先日事務所で仕事をしていると、近所の道路を、珍しいことに、“さおや~、さおだけ~”とスピーカーで流しながら、さおだけ屋が通り過ぎていきました。
数年前にベストセラーに、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という山田真哉さんの新書がベストセラーになったことがありました。
その論でいくと、何か明確な解答があるのかと思ったのですが、その書題の解答そのものはなく、身近に会計学を知ってもらおうという軽いビジネス書ということでした。
で、そのさおだけ屋、ですが、実際に真面目に商売されているさおだけ屋さんには申し訳ないのですが、からくりがあることで儲けているということが実際にありました。
それはいわば詐欺的な商法で、けっこうそれに引っかかった方もいるようです。
竿竹1本そのものは非常に安く、1本千円から2千円あたりなので、すぐに購入すると、それがけっこう長くて、ついでに切ってもらおうとすると、その切断工賃がやたらと高く、しかし切るのもやめようとしても長過ぎて使えないことも多くて、結局高い工賃を出して切ってもらう羽目になったということです。
そうして流しのさおだけ屋は潰れないで儲かっているわけです。
もちろん前にも書きましたが、正直販売をしている方がほとんどなんでしょうが、実際にそうした詐欺的な商法があるということです。
これは実際にわたしが、それに遭った人から聞いたことですので確かなことです。
でこの本が出たときにすぐにわたしが心の中で呟いたのは、「詐欺だからね」ということでした。
その話はまあ別にして、この本がベストセラーになったのは、絶対にそのタイトルが良かったからです。
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
いかにも身近なことがらで問題提起して、一般の人の気を引くかということから考えると、この書題そのものがいいキャッチフレーズになっているからです。
素晴らしいキャッチフレーズというのではなくて、その商品に寄り添ったいいキャッチフレーズだ、ということです。
素晴らしい、世に残るキャッチフレーズではなくても、きちんと商品に寄り添ったキャッチフレーズを作れば、商品はそのフレーズで売れるということを如実に示してくれています。
何も素晴らしいキャッチフレーズを作らなくてもいいんです。
その商品が一番輝く、人がすぐに手に取ってくれようなキャッチフレーズさえあれば、いいわけなんです。
じゃあどのようにそのキャッチフレーズをモノにするのか?
それは、あなたが実際に使ってみることですよ。
そこから出てきた感想が、その商品に寄り添ったキャッチフレーズなんです。
その商品を前にしてウンウン唸りながらキャッチフレーズを考えても、いいものは出てきません。
それよりも、まず自分のものとして使ってみるということ。
そこから出てくる言葉は実感ですので、それは消費者の方の心にも通じます。
それでは、また明日。
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