千葉県：船橋市東中山にて、地デジ受信不良点検手直し

２月１４日分

今日は、船橋市東中山にお伺い致しました。

2011年3月に、アンテナ工事をご依頼頂いたお客様宅です。その節は誠にありがとう御座いましたm(__)m

早いものであれから10年も経ってしまいました。。。

今回のご相談は、最近になりローカル局の映りが乱れてきたという事です。なるほど。

資料を調べてみると、当時は東京タワー波でMX、千葉は反射による受信だったようです。

あれから10年が経った現在、タワー波はスカイツリーへと変わっておりますので、正直同じ様にとはいかないのが事実なのです。

ただ、ご要望には何とか添えたいと思いますので、幾つかのパターンをお知らせし本日の調整となりました。

しばらくぶりのご挨拶を済ませ、はじめていきます。

今回は都合により室内への入室ができませんので、それを踏まえて進めていきます。

こちらが現在のアンテナです。


当時はあのマンションの隙間から、東京タワー波を受信していました。それでも苦労しましたが。

アンテナ自体もマスプロ：Ｕ２０ＴＭＨでしたから。

このアンテナ、大変素晴らしい一品でした。復刻版でもいいので、マスプロさんこれ作ってくださいなぁ！

でははじめます。

まずはブースターのモニター出力で、現在の状態を見てみます。





MXはいいのですが、千葉はチョッと？ですね。

モニター出力ですから、実際にはこれに20dBμVを足した数値が出力されているわけです

定格オーバー気味ですね。

そこでブースター出力を見てみます。

チェッカーからDC15Vを送って





大変な事になっていました。キー局は軒並みオーバー？　ローカル局もこれでは・・・

増幅部のGAINを下げ、出力で確認します。





最低にしてもこの出力です。これではキー局が強すぎて…MXと千葉に障害が出てしまいますので。

キー局用のダウンフィルターを挿入する事に。



モニター出力で確認します。



バッチリ！となりました。

各お部屋でスキャンを掛け直して頂き、全て映るようになりました

この後テレ玉の状況を確認したところ、なんと！受信できそうな状態でした。

これには驚きを隠せませんでした。

もしとなった時には、全力で対応させて頂きます。

但し混合をどうするか？これが問題でもあります。

この度も弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました＾＾

これで今日からまた、安心してTVがご視聴できます。

今後ともよろしくお願い致します。