梅雨の花といえば、思い浮かぶのはアジサイの花ですが・・・
雨の中で際立つ黄色い花がありました。
花の名前が分からなかったので調べてみると
「未央柳 (びょうやなぎ)」 でした。
別名は、美女柳 (びじょやなぎ)、美容柳 (びようやなぎ)、金線海棠
(きんせんかいどう) と言われ、中国原産の弟切草 (おとぎりそう) 科で
花言葉は 「幸い」 でした。
黄色くて長い“おしべ” の先が丸くなっています。
「未央柳」 の名前の由来は
中国の漢の高祖劉邦が長安の竜首山に造営した宮殿が未央宮(びおうきゅう)で
唐の時代にも造営され楊貴妃と玄宗皇帝が住んだ宮を未央宮といわれています。
明のとき啓祥宮 (けいしょうきゅう)、清の末期に現代の太極殿(だいごくでん)
と改名されました。 詩人 「白楽天」 が 『太液の芙蓉、未央の柳』 と詠んだ
楊貴妃の美しさを称える詩からきた名前だと言われたり、未央宮に植えられていた
ヤナギ (柳) の葉に似ていることから、この名前が付けられたと言う説があります。
∽∽∽∽∽ ひとりごと ∽∽∽∽∽
未央柳は初めて見る花でしたが、一度見たら忘れないと思います。
でも難しい名前ですね~(^^ゞ 濃い黄色が目立つきれいなお花でした。
~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~
花名 : クチナシ 花言葉 : 洗練
秋のキンモクセイ、早春のジンチョウゲと初夏のクチナシが、香りのよい
花木の代表選手でしょう。純白に咲くクチナシは大変美しい花です。