kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

瀬戸内アートめぐり・豊島「水滴のような形をした 豊島美術館」 2011年7月

2021年05月19日 | 回想日記
眠狂四郎・古畑任三郎など、数々のドラマで存在感を放った俳優の田村正和さん(77歳)が、4月3日心不全のため東京の病院で亡くなられていました。

田村正和さんは、阪東妻三郎さんの三男だと聞いていましたが
プライベートなことは話されない方でした。ご冥福をお祈りいたします。


水滴のような形をした豊島美術館

小豆島で一泊して、土庄港から貸切クルーズで豊島に向かいました。


少しすると、25年以上も不法な産業廃棄物投棄されていた 「豊島事件」
の豊島が見えてきました。豊島事件は ここ ←をクリックしてご覧下さい。

住民側の弁護士 中坊公平 さんの呼びかけで、安藤忠雄さんたちがオリーブ
基金を始め、島にオリーブが植樹されて今はきれいな島へと変わっています。

ガイドをされている船長さんの奥さんが
『棚田の左側に見えている木のこんもりした所が 「豊島美術館」 です・・・』


私達の船は 「家浦港」に着き、豊島美術館までバスで行きました。


バスが着いたのは・・・
左側が瀬戸内海で、右前方に見えるのが棚田を地元住民とともに再生させた
水滴のような形をした白い建物 「豊島美術館」 でした


バスを降りてから、先ず写真右に見えるチケットセンターに行きました。

豊島美術館は
2010年10月にオープンした瀬戸内海の豊島( 香川県土庄町)にあります。瀬戸内海を望む豊島唐櫃( からと)の小高い丘に建設された水滴のような形をした豊島美術館です。


上から見ないと水滴の形だと分かりませんが 「豊島美術館」 です。

美術館に入るのには、この場所で履物を脱いで入りますが
ここからは写真禁止だと言われて、急いで撮りました。

アーティストの内藤礼氏と、建築家の西沢立衛氏によって建設された
内部は広さ40×60mで、最高の高さが4.5mの空間に柱が1本もない
コンクリート・シェル構造のような「豊島美術館」 が建設されました。

天井には2ヵ所の開口部があって、周囲の風や音、光を内部に直接取り込み、足元から「水滴」が絶えずポコポコと出てきては・・・スルスルと動いて大きな水滴になっては、スーッと足元から消えていきました。


美術館を出て、チケットセンターへ戻る道で振り返ったところです。
あの大きな穴が開いている所から、青空と周りの木が見えていたのです。


美術館とチケットセンターの間にある建物で、お土産店になってます。

写真に撮れなかった 「豊島美術館」 の内部と同じような感じですが
美術館の内部は、広い空間に水滴だけがありました。


豊島美術館を後にして、バスに乗り 「家浦港」 に向かいます。
左の白い建物がお土産店で、右の白い建物が 「豊島美術館」 でした。

水滴のような形をした豊島美術館で腰を下ろして、辺りを眺めていると天井の開口部から青い空に緑の木が見えていました。雨の日は水滴の動きが激しくて、見応えがあるそうです。(^^ゞ

上から見ないと水滴の形だと分かりませんが、内部は 「水滴」 だらけです。女性が水滴を動かしている姿は、水遊びをする無邪気な子どものようでした。(^^ゞ
コメント
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