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兵庫県・尼崎寺町 七福神めぐり「家門隆昌の福宝 毘沙門天の長遠寺」

2019年11月14日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
1.尼崎えびす神社(恵比寿)→5.貴布禰神社(福禄寿)→3.長遠寺へ

3.毘沙門天の長遠寺(ぢょうおんじ)

長遠寺の「大堯山(だいぎょうざん)縁起」によれば
観応元年(1350)日恩上人の開基と伝えられています。

本堂 国指定重要文化財

元和3年(1617)、尼崎城築城にともない現在地に移転しました。

桁行五間、梁間六間、入母屋造り、本瓦葺きで正面中央一間に 向拝を設けています。建立年代は慶長3年(1598)及び元和9年(1623)の棟札がありますが、昭和56?58年?の修理により元和9年の建築であることが明らかになり、現在地建築であることが確認されています。

多宝塔 重要文化財

多宝塔の上層は12本の円柱を円形に建て、下層は方三間、周囲に擬宝珠高欄付きの縁をめぐらせ、縁の下には 亀腹(かめばら)と呼ばれる四分円形の白の漆喰塗りの土壇が築かれています。

慶長12年(1607)東町(旧市場巽)の旧境内地に正面を西に向けて建てられました。その後元和3年(1617)に尼崎城築城にともない現在地に移転しましたが、その際多宝塔の正面を東に向けて建て直されたことが、阪神・淡路大震災後の保存修理の際の解体によって判明しました。

千躰の仏像

多宝塔内部の正面には釈迦如来が祀られ
その両側には千躰の仏像が安置されています。

鐘楼 県指定重要文化財

多宝塔の北側に隣接して建てられています。

棟札から寛永14年(1627)に建立後、寛延3年(1750)に
屋根の葺き替え等を行っていることが分かります。

平成7年の阪神・淡路大震災では大きな被害を受けたため
屋根葺き替え・部分修理を行っています。

毘沙門天 家門隆昌福宝
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