喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

四国最西端の三崎中学校 文化祭

2013-11-18 | ブログ
 実りの秋。
この2ヶ月ほど、さまざまな活動があった。
充実していた。
バタバタしていた。
忙しかった。

 昨日、四国最西端の三崎中学校の文化祭があった。
大盛況に終わり、ようやく一息ついている。

 全校生徒81人の小さな学校は、温かく協力的な親や家族、地域のみなさんに愛されている。
昼休み企画、「おりづるの旅プロジェクト」
東日本大震災の被災地、気仙沼市の大谷中学校と交流が続いている。
今年もふるさとの秋の収穫「さつまいも」を贈る予定。
段ボール14箱の収穫。

 大谷中に届いて、持って帰りやすいようにビニール袋を入れる。
そしてそのビニール袋にメッセージを書いておくのだ。

 昼休み企画では、ビニール袋にメッセージを書く活動をした。
たくさんの人が、あたたかいメッセージを書いてくれた。

 そんななか、とても感動する場面があった。



 この女の子は、小学校低学年だろうか。
ていねいにゆっくりと思いをこめて書いてくれた。
「東北のみなさんへ みなさん、お元気ですか…」

 隣では、さらに幼い子がお母さんに見守られ、
隣のお姉ちゃんの様子をまねしながら、
心をこめて書いてくれた。



 なんて、すてきな親子だろう。
 人の痛みを自分のことのように感じながら、
自分にできる応援をする。

 子どもは、親や誰かのやることを見て育つ。

 ここ岬には、温かくて、自分らしい雰囲気が流れている。


                      岬人(はなんちゅう)
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