喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ひと雨ごとに近づく春

2015-02-01 | ブログ
 先週までは、大寒といってもあまり寒くなかった佐田岬。
ところが週末あたりから、強い北西風と気温の低下により、寒さが厳しくなってきた。

 また、最近雨も多くなり、柑橘収穫の最盛期を迎えているふるさとでは、
作業がなかなか進まない。



 雨が多くなってきたということは、冬の終わりが近づいているということ。
春が少しずつ近づいている。

 田舎で暮らしていると、日々の季節の変化が感じやすい。
それは、風や雲、波、木々、草花、鳥、香りなど。
 現代の人たちは、不自然な生活をしていることが多いので、
自然を感じる感覚は、昔に比べ格段に鈍くなっているだろう。
それでもまだ田舎には残っている。

 そんな自然とともにある暮らしに、生きている喜びを感じることも多い。



 写真は、一昨日のものだが、今日は日差しがさしている。
収穫作業はまだできないので、倉庫で選果作業。

 1年に何度か収穫される野菜に比べ、柑橘は1年に1回きりの実り。
佐田岬の自然の恵みとともに、農家の愛情も肥やしとして実っている。

 今日は、2月1日。
立春まであと3日。

                  岬人(はなんちゅう)