喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

中村修二博士(ノーベル物理学賞受賞)かけがえのない故郷

2015-02-09 | ふるさと
 アメリカ、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授の講演などより。

「砂浜で遊んだ大久(伊方町、旧瀬戸町)が小さい頃から一番好きで、行きたい場所。」

 
〇 小学1年生までの幼少期を母の実家があった大久で過ごした。
 「科学者になれたのはこの大久で生まれ育ったおかげ。
 海や山、自然にあふれたこんなすばらしい環境はない。」


 「花はなぜこんなに美しいんだろう? 海は、なぜ青いんだろう? 疑問がいっぱいだった。
 大久の海、山が、私が科学に興味を持った原点。


 「大久の海や山で、遊び道具は何でも自分で作った。それが(その後の研究などに)生きている。」

〇 ノーベル賞受賞後、国内外の式典出席やマスコミ対応で多忙をきわめているなか、
 「故郷の青い海を見ると落ち着く、リラックスしてまたがんばりたい。」 



 とても勇気がわいてくる言葉。

 中村博士と同じような言葉を別のノーベル賞受賞者から聞いたことがある。
ノーベル賞受賞者の出身を調べてみると、かなりの確率で共通することがあるらしい。
それは、「自然豊かな場所で生まれ育った」ということ。

 日本一細長い、四国最西端の佐田岬半島の田舎には、夢がある。

                        岬人(はなんちゅう)