喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

さざんか山茶花 咲いた岬

2017-12-06 | 佐田岬の風景
 今日の佐田岬は太陽は出ていたもののかなり冷え込んだ。

 そんな夕暮れ、大久展望台できれいな風景を見つけた。


 名取の梶谷鼻が向こうに見える。

 手前に咲いている花は何だろう?
椿か?
いや椿が咲くのはこの時期ではないはず。

 そうだ、さざんか(山茶花)だ。


 さざんかと言えば、「たき火」の歌を思いうかべる。

「さざんかさざんか 咲いた道
 たき火だたき火だ 落葉たき
 あたろうか あたろうよ
 しもやけ おててが もうかゆい」




「山茶花は、日本原産の常緑性の低木で、温暖な本州の以南の地域に自生しています。
江戸時代から庭木として広く利用され、生垣などで見かけることがあります。
 古くから日本人に親しまれていることから、園芸品種がとても多いことが特徴です。
 また、長崎の出島の医師ツンベルグ氏が江戸時代にヨーロッパへ持ち帰ったことから、西欧に広まったとされています。

 中国でツバキ科の植物を指す「山茶(さんさ)」が名前の語源で、
この漢字の読み方が「サンサカ」となまって、しだいにサザンカという読み方が定着していったとされています。
 


 山茶花は、香りのよい大きな花を10~2月に咲かせ、11~1月に見頃を迎えます。
花が少なくなる時期に開花期を迎えるため、寂しくなった庭に彩りを添えてくれますよ。
花が基部に合着していないので、バラバラと散ってしまう様子は、儚さを感じますよ。」




 見事なさざんかの生け垣だ。

 佐田岬には、日本の花であるさざんかがよく似合う。

                岬人(はなんちゅう)