喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

「一つの長所を伸ばす」  ルノワール

2018-02-25 | 生き方
 2月25日は、ルノワール(画家)の誕生日。


「100の欠点を

なくしている暇があるなら、

1つの長所を

伸ばしたほうがいい。」





       「フランス出身のガレットとドイツ出身のローマン」


              岬人(はなんちゅう)

喜久家国際ワークキャンプの可能性 ~帰国生の約9割「留学経験が就活にプラス」トビタテ!留学JAPAN調査~

2018-02-25 | 教育
 喜久家国際ワークキャンプのワークが始まった。
私も若いときにこんな経験がしたっかたなー。
 若者たちの可能性が広がる。

 愛媛県立三崎高等学校2年の娘が昨夏、カンボジアで国際ボランティアのために留学した。
その他様々な分野での留学帰国生の変化がおもしろい。


          「2017(平成29)年 喜久家国際ワークキャンプ」

『留学経験者に就職活動について聞いたところ、
留学帰国生の89.2%が留学経験が就職活動に「良い影響を与えた」と回答したことが、
留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」が行った「派遣留学生の就職活動調査」結果により明らかになった。

 留学経験が志望業界や企業に変化をもたらしている割合も65%以上にのぼった。

 派遣留学生の就職活動調査は、文部科学省が官民協働で取り組んでいる
留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」がインターネット調査にて実施したもの。

 2017年に新卒向け就職活動を経験した「トビタテ!留学JAPAN」派遣留学生を対象に、
2017年10月18日~11月13日にかけて調査を行い、483名の有効回答を得た。



 就職活動を経験した留学帰国生に
「留学経験が就職活動に良い影響を与えたか」を聞いたところ、
89.2%の学生が「良い影響を与えた」と回答。
「まったく影響しなかった」と回答した学生は4.3%となり、トビタテ!留学JAPANは留学経験は就職活動のプラスになったと分析している。


 就職活動において具体的に評価されたポイントは、
留学経験で培った「何事にも挑戦するチャレンジ精神」がもっとも多く76.7%。
 ついで「広い視野で物事を捉える力」61.0%、
「対人コミュニケーション能力」56.8%が続いた。


 留学前後で働いてみたいと感じる企業や仕事についての変化について調査したところ、
65.7%の学生が「留学によって志望業界・企業に変化があった」と回答。

 「将来日本の成長に貢献できる企業」を志望する割合は留学前の43.6%から留学後59.1%に増加。
 「外国語を使える企業」は留学前36.8%から留学後48.8%に高まった。
 一方、「生涯年収が高い企業」は留学前28.4%から留学後23.8%へ減少、
 「周りに好感をもってもらえる企業」も留学前20.9%から留学後16.8%へ意向が低くなっている。

 トビタテ!留学JAPANはこの結果から、留学生は留学経験を経て高収入や安定した仕事よりも、
グローバルな環境で自分がやりたいことにチャレンジしたい、日本に貢献したい意向が強まっている傾向が見られるとしている。



             「2017(平成29)年 喜久家国際ワークキャンプ」


 留学の影響で留年・休学した学生は、47.1%と全体の約半数におよぶ。
「留年・休学による就職活動への影響」については、「マイナスの影響があった」と回答した学生は5.3%にとどまり、少数派だった。
 全体的には「影響なし」46.5%よりも「プラスに影響した」48.2%という回答が多かった。

 マイナスの影響について具体的にみると「同期に比べて1年就職活動が遅れる結果、情報収集や相談がしづらい」が91.6%と最多に。
 プラスの影響では「将来について考えを深めたうえで、就職活動に臨むことができる」96.3%、
「就職活動を1年早く終わらせた友人から情報収集ができる」54.1%という意見のほか、
「留学前後で就職活動を2回行うことができる」13.7%という声があがった。』



              「2017(平成29)年 喜久家国際ワークキャンプ」


 1度しかない人生。
 いろいろな世界を見て、様々な人と出会い、豊かに育っていく。
なんて、すてきなことだろう。

 日本一細長い佐田岬半島の先端で、
未来を拓く若者たちが育っていく。

 そしてそんな若者たちに関わることができるうれしさ、おもしろさ。
今日の佐田岬は、春の風が吹いている。


           岬人(はなんちゅう)



       

喜久家国際ワークキャンプのワーク開始 ~H30年度「トビタテ!留学JAPAN」高校生コース、779校1,781人が応募~

2018-02-25 | 教育
今朝から、いよいよ喜久家国際ワークキャンプのワークが始まった。
 朝7:30分前に我が家の前に若者たちが集まり、
受け入れ先の迎えを待っていた。

 国内外の若者が、超田舎での活動を体験する。
これはとてもいい経験になるだろうと思う。

 日本の若者の内向き志向が心配されているが、海外からの若者たちのいい刺激を受けることだろう。


               「2016喜久家国際ワークキャンプ」
 
 愛媛県立三崎高等学校2年の娘が、昨夏カンボジアへ国際ボランティアとして2週間の留学をした。
来年度の応募が始まったようだ。


『文部科学省は平成30年2月20日、平成30年度官民協働海外留学支援制度
「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」高校生コースの第4期派遣について、応募状況を公表した。
 応募生徒数は1,781人、応募生徒の在籍学校数は779校。

 日本政府と民間企業が官民協働で取り組む留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」は、
2013年10月に開始。
 東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、
大学生の海外留学を12万人、
高校生の海外留学を6万人まで引き上げることを目標としている。

 第4期派遣の平成30年度高校生コースでは、「アカデミック(テイクオフ)」、「アカデミック(ショート)」、
「アカデミック(ロング)」、「プロフェッショナル」、「スポーツ・芸術」、
「国際ボランティア」の6分野にて、合計500人を採用予定。
 なお、新高校1年生向け「アカデミック(テイクオフ)」は4月26日まで募集を行っているため、
2月20日公表の応募状況に含まれていない。


 文部科学省によると、新高校1年生向け「アカデミック(テイクオフ)」を除いた採用予定の450人に対し、
国立49校202人、公立407校729人、私立323校850人から応募があった。
 応募生徒数の合計は1,781人、応募倍率は3.96倍。
娘が参加した(平成29年度)の応募生徒数1,635人と比べると、146人増加した。

 今後の日程は、2月中旬~末に書面審査(1次審査)、3月中旬~下旬に全国9都市で面接審査(2次審査)を実施。
採否結果は5月中旬に通知される予定となっており、6月中旬に壮行会と事前研修会を行う。
 留学は7月1日よりスタートする。 』



                「2016喜久家国際ワークキャンプ」

 若者は、旅をしろ。

 今回の喜久家国際ワークキャンプを経験した若者たちは、
今後海外での活動に挑戦していくことがとても多い。

 ここでの経験が大きなきっかけとなっていく。
 私たち受け入れ側は、若者たちのそのような育ちに、わずかながら関わることができる。
うれしいことだ。




         岬人(はなんちゅう)