喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

神様をお迎えし、お祀りする正月

2017-01-28 | 田舎暮らし
 今日は、春節(旧正月)。
正月をふり返る。

 正月は、神さまをお迎えし、お祀りする行事。
田舎のわが家では、そんな文化が色濃く残っている。

 大晦日、家中のすべての神棚に神様の好きなもちなどのお供え物が置かれ、燈明が灯される。

 左が年神様。
正月のみお供えされる。


 座敷の神様。


 お不動様。
正式には不動明王。仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。
大日如来の化身とも言われる。また、五大明王の中心となる明王でもある。
真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されている。


 恵比須様。


 荒神様。


 庭に祀っている鍾馗(しょうき)様。


 明けて正月。
お供え物は、雑煮になる。
 ただし、仏壇は精進料理なので、魚などのだしをつかって煮たものはお供えされない。








 神棚の向きは、「天子は南面し、臣下は北面す」という故事にあるように、南は君主が向く方角とされている。
また東は太陽が昇る方角で、1日が始まる方角とし「勢いが良い」とされている。
 この事から神棚は南向き・東向きに置くのが一般的とされている。


 田舎暮らしには、このような大切な風習や文化がまだまだ色濃く残されている。

                    岬人(はなんちゅう)

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