年の瀬12月29日。
恒例行事の大掃除。
正月は、年神様をお迎えするための行事。
そのために家中をきれいに掃除する。
家の中は、妻や帰省している子どもたちにまかせ、
外周りを掃き清める。
それが私の役割の一つ。
【ビフォー】
【アフター】
掃き清められた道は、集落の景観を生み出す。
これは、今は亡き祖母がとても大切にしていたこと。
その考えを自然と受け継いでいる。
玄関前のこの道は、かつて集落と浜をつなぐ重要な道だった。
今はほとんど人通りがないが、昔を想像しながら掃き清める。
石垣が続く30mほどの長さ。
これもまた景観をつくる。
小さな小さなふるさとだが、人の手が加わるとあたたかく、生き生きとしてくる。
正月、我が家にもふるさとにも、福をもたらす年神様が訪れますように。
岬人(はなんちゅう)
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