喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

拝むということ

2017-01-28 | 田舎暮らし
 今日28日は、旧正月。
正月をふり返る。

 大晦日から正月にかけて拝むことが多い。

 我が家にお祀りしている9つの神仏を拝む高校1年の娘たち。





 これが神社であれば、

1:賽銭箱に賽銭を入れる。
 白い紙に包んだ米を「おひねり」として供えていた名残り。
 大事なものを捧げることは私欲があっては出来ないことなので、賽銭を入れることで心の靄を祓うという意味もある。

2:鈴を鳴らす。
 鈴の音によって祓い清め、神を呼ぶ。

3:二拝(2回頭を下げて深くおじぎをする)
 神への敬意を表す。

4:まずは胸の高さで掌を合わせ、右手を少し下にずらして二拍手。
 その後、指先をきちんと合わせて祈りを込めてから手を下ろす。
  掌をずらすのは、神と人とがまだ一体になっていないということ。
 二度手を打つことで神を招き、その後掌を合わせることで神人が一体となり、祈願を込めて神の力を体得するからだといわれている。

5:最後に一拝をして終了。
 もう一度おじぎをすることで神を送る。




 子どもたちには、神仏の意味もふくめ、拝み方までしつけをした。
そして何より子どもたちは、その1番の実践者である祖父の姿を見てきた。
 こうして次の世代へと引き継がれていく。
大切にしたい姿だ。


              岬人(はなんちゅう)

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