僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

堂々ということ

2020-05-13 | Weblog
最近のとても嫌な風潮にネット上での他人批判がある。
コロナに罹患したのを知りながら高速バスに乗って自宅に帰った女性がとんでもないバッシングに合っているらしい。そりゃあやったことは褒められたことではないから、近い人からの批判は当然かも知れないし必要だろう。ただ、ネット上の見ず知らずの人を見えない所から人権を損ねるような言葉で責め立てるのは明らかな間違いである。
この行為の何より許されないところは自分の身分を明かさず、身分のはっきりした人を面と向かってはきっと言えないであろう言葉で愚弄することにある。後ろから隠れて石を投げつけているようなもので堂々としていない。要するに卑怯者である。
今のところ私にこれらをなくすいいアイデアがある訳ではないので、他人事で放っておくしかないが、他人でも気分が悪いのに被害に遭った方はホントにたまったものではないだろう。
じゃあ、顔を出して身分を明らかにしたら何を言ってもいいかというとこれもまた違う。
今日大好きなギタリストの浅野孝己さん(元ゴダイゴ)が亡くなった。とても残念に思いながら浅野さんの演奏をyoutubeで見ようとしたらあろうことか、浅野さんが亡くなったことをざまあみろ的にアップしている人がいた。顔を出している。変な笑いをしている。たぶん狂人だろう。一瞬で気分が悪くなり当然のことがらその動画は見ていない。
顔を出して身分を明らかにしたら堂々としている訳ではない。堂々とは勇気を伴う行動や態度のことだ。
もう何がなんだかわからない位おかしな人がいっぱいいるが、まずは自分を見つめる勇気を少しでも持ってくれたらいいのにと思う。
ま、まともな勇気を持てる人はまともな判断力も持てているはずので、きっとこんな風潮は続くんやろうけど。


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