バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

一片の花

2013年05月04日 | 我が家の伝言板
 春になると趣味の小庭ながら花が咲き始め、子供達への「花咲き通信」で大変です(笑)

「○ちゃん、そんなに頑張って、子供達は見ているの?」

<えっ。見ていない・・・そう>

がっかりですが、母の通信は汲めども尽きぬ愛の原点です。



過去記事を見ると、四月十七日に満開近くのハナミズキを知らせていました。

その後の寒い春から、今日一片の落下を認めたものの、ミズキはまだこんなにも花を落としていません。

春に帰らないあなた達は、庭のこの花を見た事がないでしょう?


子供達が家を出た後にミズキはやって来ました。
下の娘が東京に行く別れの駅は、桜が満開でした。
学業を終えても、はなこはもう、ミズキが咲いたからと言って帰らなくなりました。

花が咲いては子を思い、花が咲いたと子に知らせ音沙汰なしの春の暮れ。

アヤメ科が勢い出すと、母も俄(にわ)かに子を忘れ、土にまみれる花仕事。

おかしくもあり、花の助けのありがたさ。



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青春の奉仕活動

2013年05月04日 | 我が家の伝言板


 市民に長く顕彰される「別所長治公春まつり」に備え、Jが奉仕清掃に出掛けた朝に花は咲きました。

長治(ながはる)公は戦国武将。
羽柴秀吉の軍勢と一年十ヶ月に及ぶ熾烈な戦い(奇策兵糧攻め)の末、「もはやこれまで」と人臣人民の命と引き換えに三歳の幼子を含め、照子夫人、血縁につながる者一族で自決されました。
弱冠二十三歳の若武者でした。

菖蒲や杜若(かきつばた)の咲く頃に、三木市で延々と続くおまつりです。

三木城址は母校と地つながりで在りました。

十五や十六の女学生は、誰かさんと、誰かさんが付き合っていると聞くと、城跡まで覗きに行って、キャッキャと騒ぎました。
城址からは、町の中心に美の川の流れる豊かな景観がありました。

Jが鼻歌で歌うのが、こんな情景を歌ったこの歌です。


♪ 流れる雲よ 城山に
  のぼれば見える 君の家
  灯(あか)りが窓に ともるまで
  見つめていたっけ 逢いたくて
  ああ 青春の 思い出は
  わが ふるさとの 城下町

  白壁坂道 武家屋敷
  はじめてふれた ほそい指
  ひとつちがいの 君だけど
  矢羽根の袂(たもと)が 可愛くて
  ああ 青春の 思い出は
  わが ふるさとの 城下町

  どこへも 誰にも 嫁(い)かないと
  誓ってくれた 君だもの
  故郷に僕が 帰る日を
  待っておくれよ 天守閣
  ああ 青春の 思い出は
  わが ふるさとの 城下町

あの当時の歌手。梶光夫さんの歌ですが、歌好きの私も歌う事が出来ます。
わたくしは「先輩J」と出合ったのは、学校では無くうんと大人になった堅苦しい見合いの席でした。

ひとつ違いの、矢羽根のお嬢さんとは明らかに別人です(笑)
わたくしも「浜」でカモメを泣かせていたのですから、この件は(クスクス)

清掃活動をしながら、Jも泣いたのでしょうか?
さっさとお嫁に行ったお嬢さんの細い指を思い出しながら。

あのね、Jさん。この青空の下、長治公を偲ぶ大清掃は真剣にしなさいよ。



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だいじょうぶ?

2013年05月04日 | 我が家の伝言板



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