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コジキジゲン

はえいろね

2013-07-11 17:21:48 | 古事記字源
 前回、家に舞い込んだ「一匹のハエさん」のハナシが跳んでしまった・・・「古事記」と「日本書紀」の「はえいろね」・・・今日は朝は雨で、午後から今現在は晴れ・・・庭でミニトマトの実に赤身がサシしてきた・・・胡瓜は未だ実があらず・・・葡萄は実が生りそうも無い・・・薔薇が咲いているが、マーガレットは終わりつつある・・・百合が一輪・・・白い小さな花、ドクダミらしいが、可憐に、騒がしそうに咲き始めた・・・
 ドクダミ(毒痛み)の別名は、「ドクダメ(毒溜め)」、「ギョセイソウ(魚腥草)」、「ジゴクソバ(地獄蕎麦)」であるらしい・・・地獄が傍にいるって・・・十字型の白い花を咲かせるので薬草としては「十薬(ジュウヤク)」と呼ばれているそうだ。「白い花びらに見えるのは、葉が変化したもの」・・・?・・・最初は「馬に与えた薬草だった」・・・ですか。利尿・湿疹・腫れ物・蓄膿症などに効能あると説明されていたのだが・・・花言葉は「白い追憶」・・・

 最近は紙で製本された本、書籍を読まなくなった。調べたいことはスベテ、コンピュータのウエブから。特に殆んどが「ウイッキペデア」から引用するか、ブログ辞典からの引用です・・・それでも、半日以上検索しても「知りたいコト」に出会わないコトがある。以前、本で読んだことのあるハズの「コトバ」だが、記憶が曖昧で再確認するために、コレも記憶にあるらしい本の場所を捜し、手にとって、その頁を捜すのだが・・・殆んど無駄骨・・・危険かも・・・ネッ・・・ドクダミの煎じ方を勉強しなくちゃぁ・・・

ーー↓はえ・蠅・蝿・ヨウ・はい

 幼虫は「蛆虫(うじむし)」で、馬糞や牛糞の家畜から「ゾクゾク」と湧き出るように見えたので一族、氏子の繁殖を願っての「氏(うじ・シ)」なんだろう・・・「氐(て・テイ)」は「氏+一」であるから「氏の初め」である。「蛆(うじ・ショ・ソ)=中+ム+且(かつ・シャ・ソ)」は「虫(ムシ)」か、「中(ナカ)」の「ム(ヨコシマ)」の「且(かつ、シャ・ソ)」である・・・

 「氏子(うじこ)」は「得(鵜・鸕・有)字拠」の示唆で、「字」は市町村、「邑(くに・むら・ユウ)」、現住所に記される「字(あざ)」である。「字=宀+子」で、「家の子」であり、「家の孑(ひとり・ひとつ・ちいさい・みじかい・のこる・あまる」、「孑孑(ケツゲツ)」で「 たった一つ・ぽつんと立ったさま・孤立したさま・一つだけ抜け出ているさま・小さいさま」、「ぼうふら=蚊の幼虫」で、正しくは「孑孒(ゲツゲツ)」と書く・・・

 イズレにしても「子(こ・ね・シ・ス)・孑(ひとり・ケツ・ケチ)・孒(ケツ)」は「増える」であり、「一(はじめ)」+「了(おわり)」の合体漢字である。

ーー↓昆虫の蝿(はえ)

 ハエ(蠅・蝿)

 ハエ目(双翅目・ソウシモク)

 ハエ亜目(短角亜目)

 環縫短角群(カンポウタンカクグン)

 ハエ下目(Muscomorpha)に属する総称

 日本だけで60ほどの科と、

 そこに

 属する3,000種近い種が存在

 成虫

 コンパクトな胴体、

 よく発達した

 前翅、

 後翅が

 変化した

 平均棍を持つ

 飛翔能力は昆虫類の中でも

 非常に高い

 空間に完全に固定されたかのような

 ホバリングや、

 高速での

 急激な方向転換

 複雑で敏捷な飛翔をこなす

 「短角亜目」で触角は通常短い

 羽化

 蛹(さなぎ)の

 背中が

 縦に割れずに

 環状に開く

 蛹(さなぎ)の

 縫い目が環状

 で

 「環縫短角群 」、

 「環縫群」

 「環縫類」とも呼ばれる

 アブは通常

 ハエとは別の

 直縫短角群を指す呼称だが、

 「アブ」と名のつくもののうち

 ハナアブ科や

 アタマアブ科などは

 ハエの仲間であり、

 逆に

 「ハエ」と名のつくもののうち、

 アシナガバエ科や

 オドリバエ科などは

 アブの仲間である

 ・・・則天武后は「阿武(アブ・虻)」と呼ばれ・・・そして、「ねずみ(鼠・子)」とも呼ばれた・・・

ーー↓魚の鮠(はえ)

 ハヤ(鮠・鯈・芳養)

 日本産の

 コイ科淡水魚

 中型で

 細長い体型をもつものの総称

 「ハエ、ハヨ」とも呼ばれる

 釣り用語や各地での

 「方言呼称」に用いられ、

 標準和名に

 「ハヤ」が組みこまれた種もある

 呼称は動きが

 「速い」ことに由来するという説がある

 ・・・「葉諭・葉喩・葉矢・葉夜」だろう・・・

  主な魚

  アブラハヤ

  ウグイ

  オイカワ

  カワムツ

  タカハヤ

  ヌマムツ

  コンゴウハヤ

 (金剛ハヤ)

 ・・・以上の「サカナ」の名前を漢字転換してみる・・・

 漢字分解は

 鮠=魚+危

 鯈=イ+|+ノ一(かみさし)+魚

 ・・・である・・・

ーー↓古語の「はや」

 はや

 …だった、よッ・…なかったョなぁ~

 文末に用いて、

 強い

 詠嘆の意を表す

 源氏物語

 須磨

  漁(いさ)りせむとは思はざりし「はや」

  漁をすることになろうとは思いも

          「しなかったョなぁ~」

 ・・・で、あるらしい・・・

ーーー↓はえいろね

 日本書紀

 倭   迹迹 日 百 襲 媛  命

 やまと とと ひ ももそ ひめのみこと

 生没年不詳

 (紀元前92年以前~紀元前88年以降)

 孝霊天皇(紀元前342年~紀元前215年)の

 皇女

 母は、倭   国  香 媛

    やまとのくに か ひめ

 同母兄弟は、

 倭迹迹稚屋姫命

 彦五十狭芹彦命

 異母兄弟は

 孝元天皇

ーー↓はえいろね

 古事記

 蠅  伊 呂 泥

 はえ い ろ ね、

 夜麻登 登 母 母 曾 毘売 命

 やまと と も も そ ひめのみこと

 母は、意富 夜麻登 玖邇 阿禮 比賣 命

    おお やまと くに あれ ひめのみこと

 同母兄弟は

 日子刺肩別命

 比古伊佐勢理毘古命

 倭飛羽矢若屋比売

ーー↓

 紀元前92年に

 崇神天皇に頼まれて、

 災害がつづく理由を占うと、

 三輪山の大物主神が神懸かりし

 我を祀れば国は治まるといった。

 崇神は、

 神の娘

 大田田根子を

 大神神社の神主にすると、

 平和になった

ーー↓

 紀元前88年

 四道将軍の一人、

 大彦命がきいた

 童歌から

 武埴安彦命の反乱を予言

 彼の妻

 吾田媛と

 二手に分かれて攻めてくるとも

 予言

 ・・・「童歌」は明治~今現在ならば「童謡」である・・・「童謡・尋常小学校唱歌」には明治時代の「謎の解答」が込められている、と言うワケです・・・

ーー↓「記紀」の使用漢字の相違

    倭  迹 迹 日 百  襲 媛  命(書記)

    夜麻 登 登   母母 曾 毘売 命(古事記)

ーー母

    倭    国  香  媛(書記)

 意富 夜麻 登 玖邇 阿禮 比賣 命(古事記)

ーー↓

 ワイ、マタ、マタ、ニチ(似知・被)・・・「百を襲う媛の命」とは「百済(徐=扶余=扶餘)を襲った媛(女+爰)の命令」だろう・・・唐時代なら「則天武后」、清朝時代なら「西太后」ダロウ・・・「襲」は「龍+衣」で、「劉のイ」、「劉のコロも」である・・・「劉仁軌・劉仁願・劉仁高」である・・・

ーー↓

 「後漢(劉氏)」の時代ならば

 光武帝の事情か・・・

 中元二年・57年・丙辰年

 「漢委奴国王」

ーー↓

 安帝

 後漢第六代皇帝

 第三代皇

 帝章帝の孫

 父は

 清河孝王劉慶

 母は

 左姫、

 前皇帝

 「和帝」の

 「皇后の氏」である・・・?

ーー↓

 永初(107年)元年

 二月

 清河国が分割

 九月に

 氏の母の

 陰氏に

 新野君が与えられた

 西域都護が廃止

 秋九月

 太尉の

 徐防、

 司空の尹勤が免職

 張禹と周章が後任

 十月

 倭国からの使者来訪

 十一月

 周章が帝位の廃立を目論んだとして誅殺

ーー

 168年(建寧元年)

 霊帝(後漢第十二代皇帝)

 諡号は

 孝霊皇帝

 本名は

 劉宏

 解瀆亭侯、劉萇=建の子

 解瀆亭侯、劉淑の孫

 河間王、劉開の曾孫

 章帝の玄孫

ーー

 霊帝は皇后の

 宋氏を廃し、

 何氏を皇后に立て、

 その兄の

 何進を大将軍

 何進は宦官に不満を持つ

 袁紹に支持され、

 十常侍との対立

 何皇后も

 霊帝の実母である

 董太后と対立

ーー

 漢の霊帝の

 光和中(178~184年)

 倭国は大乱

 卑弥呼を共立し王

 (梁書)

ーー

 中平一年(184年)

 太平道の教祖

 張角が起こした農民反乱

 中平四年(188年)

 西園八校尉という制度を新設

 宦官の蹇碩により

 何進や袁紹、曹操を統率

 劉焉の勧めにより

 州牧制を復活させた

ーー

 中平五年(189年)

 霊帝崩御

 実子の

 劉弁と

 劉協との間で

 皇位継承争いが起こった

ーー

 238年(延熙元年・戊午年)

 卑弥呼の時代

 魏の曹操へ使者

ーー↓

 ・・・「曽=曾」は「ソウ・ゾ」で「かつて・すなわち・以前に」で「世代が重なること」で「曽孫(そうそん)・ 曽祖父(そうそふ)・曽祖母(そうそぼ)」の熟語がある。

 1)本人→2)子→3)孫→4)孫の子→

ーー↓

  夜麻 登 登   母母 曾 毘売 命

 「ママのママが重なった」・・・臍を売る命令・・・

 「毘(へそ・たすける・ビ)=田+比」→「他意・伝比」

 「臍(へそ・ほぞ・セイ・ザイ)

   ↓ navel・belly button

  肉(にく・ジク)+齋(ものいみ・いつく・サイ・セ)

  肉+亠+丫+刀+斤(氏)+冂+一?

          (|+|+二)

ーーーーー↓

 枕草子

 (七五段)・・・七拾五段・七十五段・漆足伍段

         7+5=12=十二=壱拾弐=足弐

         7×5=35=三十五=参拾五=参足伍

 また、

 冬の

 いみじう

 寒きに、

 埋もれ

 臥して

 聞くに、

 鐘の

 音の、

 ただ

 物の

 底

 なる

 やうに

 聞ゆる、

 いとをかし。

 鶏の

 声も、

 はじめは

 羽の

 うちに

 鳴くが、

 口を

 籠めながら

 聞けば、

 いみじう

 もの

 深く

 遠きが、

 明くる

 ままに

 近く

 聞ゆる

 も、

 をかし。

ーーーーー

 ・・・

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