
砂糖菓子みたいな
女のコに
憧れた
ふわふわの
巻き髪と
スカート
鈴みたいに
笑う
なんのために?
だれのために?
過去が
背中を押してくれて
未来が
手招きしているのは
ココロは
案外
砂糖菓子みたいに
脆いけど
見た目は
理想とは真逆の
toughnessオンナ
でも
「貴女らしいね」
そう
云われるのが
いちばん
嬉しいコトに
気づいたから
トゥシューズ
も
ピンヒール
も
似合わないから
要らない
キミより
背が高くなっちゃうかも
しれないけれど
ゆるしてね
背伸びも
せず
背中を丸めるコトも
せず
天然素材の
シンデレラの靴で
舞踏会も
馬車も
魔法も
必要ないくらい
眩しくて
慌ただしくて
嬉しい日々を
踊るように
唄うように
生ききるから
ココロは
いつも
キミを
見上げながら
ワタシに
ふさわしい
靴を
与えてくれた
キミ
を