
うれしい時に
逢いたいヒト
かなしい時に
逢いたいヒト
どちらが
大切なんだろう
なんて
愚問だね
いつも
ココロにいるヒトが
大切なヒト
逢う
逢わない
ではなく
してくれる
してあげる
ではなく
愉しいコトばかり
ではなく
やるせないコトばかり
ではなく
ちょうど
四季のようなモノ
night & day
のようなモノ
それが
生きるというコト
関わるというコト
このごろ
ようやく
解ってきたコトがある
根底に
上手くやっていきたい
そう
想っていれば
何事も
悪い方向には
いかない気がする
誤解や
誤差は
生じても
摩擦や
亀裂なんて
大惨事には
ならない
気がする
それに
気づかせてくれた
友と
梅雨の晴れ間の
ひと気のない
浜辺に
体育座り
さっきまで
こわばっていた
カノジョの
緊張が
取れていくのが
伝わる
おやおや
鼻唄まで
飛び出してきた
よかった
よかった

ワタシは
お腹いっぱいのくせに
ルネ・マグリットの
絵画みたいな空の
雲が
メロンパンみたいだなぁ
なんて
想う
それぞれの
愉しみや
それぞれの
哀しみを
持ち合って
ただ
同じ時間を
共に過ごす
与えるだけでもなく
ぶつけるだけでもなく
ただ
気配を
感じ
共に生きる
だれかを
大切に想うって
難しいコトでも
大変なコトでも
なく
流れの中で
自然に生じるモノ
だと
想う
そう
ちょうど
ふたりで
見上げている
この
梅雨の晴れ間
の
ように