
本の
醍醐味は
読み手の
いま。
を
反映させられるコト
かな
若かりし頃は
よく
解らなかった
世界観が
後年
グンと
リアリティー
を
帯びたり
時を経て
本質が
浮き彫りに
なってきて
キュンと
したり
ゾクッと
したり
この漫画も
そう
「悪魔の花嫁~ディモスのはなよめ~」
小学生の頃
まさに
なにかに
取り憑かれたように
夢中になって
読んだのは
美しい絵
と
散りばめられた
残酷さに
魅入られて
また
いつか
読みたいなぁと
願っていたら
偶然にも
劇団 HIT ! STAGE
の
偉大なる脚本家
森 馨由さんが
愛読書として
掲げられていて
頼み込んで
貸していただいている
(長々とすみません・・)
悪魔の仕業かと
見舞うが如く
不思議と
スラスラと
読み進めないのである
1頁
一言
が
蓮池の
如く
美しくて
重くて
深い
漫画の枠を
超えた
歴史モノ
であり
哲学書
であり
恋愛バイブル
なのだ
光と闇
希望と絶望
すべてが
愛するが故
さぁ
その
愛
生かすも
殺すも
貴女次第よ
と
いったカンジ
なのだ
ため息
とも
吐息
とも
つかぬ
自分の
囁きに
いちいち
驚きながら
じわりじわり
噛みしめて
いるのです
見えないモノこそ
真実なり
抗えないモノこそ
本質なり
天使が
美しいとは
限らない
悪魔が
忌まわしとは
限らない
表裏一体
どちらも
自身のココロの中で
上手く
飼い慣らして
いかなければ
いけないのかも
しれない
ねぇ