こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

唐津市も九電も誠意のない態度

2007年06月15日 08時45分37秒 | Weblog
 昨日私の67分間の一般質問が終わりました。

 自民・公明政権がすすめる「庶民増税・大企業・大金持ち優遇税制」の影響が、市民に押し寄せている。

 その増税の防波堤に少しでも市民の負担軽減策として「介護認定者」に法律に基づいて市長などの判断で交付できる「障害者税控除」認定をすべきではないかと聞いた。

 返事は、「できない」これまでのとおり医師の診断書による認定をつづけたいとのこと。

 医師の診断書でやるなら、「障害者手帳」取得と同じもの。意味がない。

 鹿児島市や岐阜市では「介護認定基準」を活用して、「障害者控除認定」し税控除につかっている。

他市でできて、唐津でできないのか。「市民を思いやる心がない」誠意のない答弁に終始した。

 玄海1号機の老朽化に伴う「30年運転」についても質問した。

 政府や九電は、建設当時は運転25年~30年としていたが、60年運転は可能としてい。

 その原発の心臓部といえる「原子炉圧力容器」の強度を調べる「脆性遷移温度」が14年間も検査されず、32年目の運転をおこなっている。

 (危険ラインを示す)「設計温度は決められていない」との答弁にびっくりした。設計温度が決められていなければ、どうやって(危険を)判断するのか」疑問である。

 九電は、この検査の時期も明言していない。樋口元所長は「定期的に検査をしています」とプルサーマル特別委員会で私の質問に答えていた。
しかし、唐津市長名で九電に申し入れしても明確な答がない。
九電の誠意のない態度が明確になった。

 私の質問した午前中は傍聴席が一杯だった、鎮西町の民生委員さんの研修での傍聴だったそうだ。

 「少し力の入ったやりとりだったのでは」と反省する一般質問であった。
 
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