15日の臨時議会に向けて「会派連絡調整会議」が昨日開かれました。
志政会から5人、清風会から3人、日本共産党唐津市議団、公明党、社民党から各1人の13人があつまり、臨時議会前の「協議」を行いました。
議長が決まっていない関係で最年長議員が「座長」となり、事務局が準備したシナリオに添って進められました。
「正副議長選挙について」の協議では、「所信表明について」実施しないことが決まりました。
「所信表明」については、議会運営申し合わせ事項で「正副議長の所信を表明する演説会を開催する場合は、選挙が行われる議会の休憩中に、委員会室において、非公開で行うものとする。なお、発言順序は、抽選によるものととし、発言時間は1人3分以内とする」
と定めています。
そもそも、議会運営を担う議長、副議長が全議員を対象に所信を述べることは「議会改革の」一貫で実施してきた経緯があります。
県内のいくつかの議会でも実施しているものです。
「他会派の所信を聞いても自会派の人にしか入れない」「時間がもったいない」などで不要論が志政会からだされ、社民党からは「公開の場ならいいが、非公開ならば意味がない」と同調しました。
日本共産党、清風会、公明党が実施を求めました。
座長は、「協議がこう着している」と採決を求め、挙手によって6対4で「実施しない」ことに決まりました。
これまで築いてきた「議会制度改革」が「採決」という形で後退するのは残念です。
このような協議が、午後1時半から5時半まで、断続的な休憩を挟んで5時半まで協議が及びましました。
12日も協議が続きます。
午後6時からは「2013年春闘学習会」に参加しました。