昨日は、平和・民主・革新をめざす唐津市民の会主催の「秘密保護法」学習会に参加しました。
講演した人が、前アバンセ館長・前相知町町長・佐賀新聞記者など、多数の肩書を持つ「大草秀幸」さんです。
「りふれ」の会議室に入れ切れない人が参加しました。
お話は、人脈の広さと経験豊富さから色々な角度からお話を聞くことができました。
マスコミに長く澪置いてきた経験から「機密法」についてマスコミの役割について、時間を割いて話をされました。
17日に「情報保全諮問会議」が開かれたことについて、メンバーは7人でその座長が渡辺恒雄・読売新聞グループ本社社長になったことにふれました。
この諮問会議は、「特定秘密の運用を監視する」役割のになっています。
安倍首相は、NHKの人事でも日銀の人事でも自分の意に沿う人事を行ってきたことを例に、「今回もそうなっているのでは」と述べました。
秘密法を「取材の前に鉄のカーテンを降ろす」と表現したジャーナリストの原寿雄氏の言葉で表現し「秘密保護法」の危険性を指摘しました。
大草さんは、「自衛隊のオピニオンリーダー」もされている方ですが、そのような方が、今回の秘密保護法の危険性を指摘されていることは、保守層を含む方にも危機感が広がっていることを示すもので、「廃案」への運動展望を感じた講演会でした。