玄海原発から5㎞圏内の唐津市住民への安定ヨウ素剤事前配布が52.9%と5割にとどまっていることは保健福祉部の調べて分かりました。
安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素を取り込む前に服用することで、甲状腺がんの抑止効果があるとされています。
佐賀県と唐津市は、5㎞圏内の住民に説明会と配布を進めています。
対象住民4393に対して、問診者数が2353人。配布者が2322人。受領拒否者16人。服用不適者15人で、未受領者は2040人です。
3才未満児の90人については、幼児用のヨウ素剤が開発されておらず、避難場所で、保健師などが安定ヨウ素剤をすりつぶして服用させることになっています。
写真は、相知同和集会所を視察した時の稲刈り風景です。