
44日間の9月議会がやっと終わりました。
議会を締めくくるのは討論採決です。
共産党から志佐治徳議員が反対討論。志政会から青木茂議員。清風会から平野潤二議員。公明党から白水敬一議員が賛成討論。社民党からはありませんでした。
反対討論の趣旨は、「マイナンバー制度」では、国が国民の個人情報を管理する事での問題点を、「原発の広報のあり方」については、福島事故の経験をしながらも安全神話にとらわれている問題を、「同和事業」については、人権問題は、だけに限らず広く行われるべきもので、同和事業に特化した事業は改めることを、「国保・高齢者医療・介護」は、重い負担と医療や介護が受けられなくなっているなどの問題を指摘しました。
その討論のなかで、「佐賀玄海漁協支援金」について志佐議員は、「漁協の経営内容を示す資料が不十分」と指摘しているのに、他会派からはその指摘には触れず、「漁協への支援は必要」と判で押したように討論をしました。
議会のあるべき姿は「十分な審議」のはずです。
その審議のもととなる「資料が不在」でも賛成するのであれば、その理由を述べるべきです。
消化不良の感がする討論でした。
写真は、昨日の朝のあいさつで、朝日に映える九電火力発電所(休止)と色づく街路樹です。
