私の仕事場のカンターに新たな像を置きました。
子どもがお母さんにシッカリとつかまり、お母さんは子どもを支え、その目は上空の爆撃機をねらみつけているシリア人女性と子どもの像です。
16年前に、神奈川県からご主人の故郷で二人が暮らされるようになり、私も懇意にさせてもらっていました。
奥さんは、陶芸に秀でておられ、数々の賞に輝かれた方でもあります。
その方が体調を壊されて、自分の作品を知り合いに譲られていた作品の一つです。
たたまま、施設に見舞いに伺った時に頂きました。
「作品の主旨を判ってくれるのは関夫さんしかいない」とおっしゃってくださいました。
この作品には、「戦争を憎み、平和を願う思い」が込められているいい作品だと、見せてもらった時からズッと思っていました。
私だけではなく、仕事場に来られる方に見てもらいたいとカウンターに置くことにしました。
本人の希望で、今年の「平和美術展」に出品する事にしています。
今年は、憲法施行70年目です。
平和憲法があったからこそこの70年間日本は一度も戦争はしませんでした。
私は、これから70年以上平和が続くことを願って活動を続けたいと思います。