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昨日から議案質疑がはじまり12月議会の本格論戦に入りました。
私が注目しているのは「水道料院の22%の大幅値上げ案」です。
執行部の説明では、水道会計の借金残高が年間水道料金の6倍にも達している。さらに、「老朽管」の更新に多額の出費が必要なので、「値上げして借金残高を抑えながら老朽管の更新をしたい」 というものでした。
22%の根拠については、「全国平均にする事で国の補助金を得るため」と説明しました。加えて、5年後の値上げも示唆する答弁もありました。
唐津市の水道会計は、黒字で推移し、旧唐津市時代から20年以上実質値上げはして来ませんでした。(合併による均等化や消費税増税は除く)県内でも下から2番目の安さです。
合併に伴い上場地域に水道管埋設工事を短期間に進めたことが借金を増やしてきた原因であります。
この値上げ議案に対して、議員からも執行部からも市民生活への配慮する質問や答弁が聞かれなかったのは残念でありました。
一般家庭にとっては、水使用によって水道料金だけでなく下水道料金も一緒に加算され、二ヶ月に一回の徴収ですから、その負担感は大きいものがあります。
市民感情に沿った議論が欲しいところです。