4月14日に「新型コロナウイルス感染症による影響に対する要望書」を社民党の伊藤一之市議と連名で提出していた回答が27日に市総務部から届けられました。
全体として、前向きな回答が寄せられたことは嬉しく思います。
①わかりやすい周知については、「『総合窓口』を4月15日から市庁舎玄関ロビーに開設したことや支援内容を今後とも市HPや市報などで知らせていくことや相談体制の充実を図る」と回答がありました。
②市民税などの減免や猶予、換価の猶予については、「国の法改正と合わせて、まずは相談をして欲しい」との回答がありました。
③国保税の減免と細かい分納については「厚労省からの通知もあり、収入減については規則を改正し減免できるようにする。分納については、柔軟に対応する」との回答でした。
④介護施設や老人ホーム、理美容などへのマスク、消毒液の配布については「県が実施している。県の対象外である宅老所についてはマスク3000枚を配布。理美容については他業種との兼ね合いで考えていない」との回答でした。
⑤水道料金の猶予や減免については「すでに支払いの猶予を行っており、7月31日までに電話で受け付ける」との回答でした。
⑥学校給食の納入業者への支援策については「市の制度融資や窓口相談、事業継続助成制度を実施するため、納入業者もこれらの制度を利用していただきたい」との回答でした。
⑦市施設(指定管理者)における雇用確保については「指定管理者が休業したことで収入が減少した部分は市が補てんする。人件費についても、減額しない」との回答でした。
⑧市独自の支援策については「緊急支援策、制度融資の拡充、経営相談窓口の体制強化を臨時議会に上程している」との回答でした。
⑨国保加入者の「傷病手当」については、「国からの財政支援があり青色申告者には該当するが白色申告者には該当しない」との回答でした。
⑩国の「緊急小口融資」などの支援策について「市社会福祉協議会が窓口なにで、HPなどで制度周知につとめたい」との回答でした。
以上が回答の要旨です。
写真は、法安寺(北波多)です。