一昨日の新聞に、市民団体が「学校にエアコン設置を求める」要請書を峰市長に提出した記事がありました。
昨日は、NHKが唐津市のみが「教室にエアコンがない。その数が6000人」と報じました。
コロナ禍によって学校休業が約2ヶ月にも及び、授業の遅れを取り戻そうと「夏休みの短縮」となりました。
唐津市は51校中22校で43%の設置率ですが、小学校に限れば13%という状況です。
今年は、小学校17校で設置予定ですが、終わるのは秋以降になるとのことです。
エアコンのない29校の児童生徒に「クールネック」(保冷剤を入れ込んだ首巻き)を配布する予定ですが根本的な解決にはなりません。
統廃合協議中の7校にはエアコンの設置計画すら示されていません。
統廃合協議中の2校の保護者からは「万全の熱中症対策を求める陳情」がなされています。
各方面から「夏場の子どもの健康」を気遣う声が上がるのも当然です。
この声にどう応えるのか、教育委員会の判断に注目します。
ある調査で、市内を車で走りました。
一面の玉ねぎ畑で梅雨の晴れ間に収穫作業が見えました。
今年は、玉ねぎが暴落して「人件費も出ない」と農家の嘆きが聞こえてきます。
(相知町大野)