昨日に続き今朝も夏のような晴天を迎えました。
梅雨の一休みといったところです。
今朝の佐賀新聞一面で「原発の避難計画」が未定であることを伝えています。
私は、6月議会の一般問で「コロナ対策を含めた避難所運営のマニュアル作成」を急ぐよう3月議会に続き質問していました。
避難には、コロナウイルス感染症対策で「3密」を避けなければなりませんが、今は目前の「自然災害の避難所運営」に集中していて、「原発避難計画まで手がまわらない」というのが本音でしょうか。
私は、九電に「応分の負担」を求めました。
玄海原発で膨大な利益を得ている企業として「企業責任」を求めることは当然ではないでしょうか。
利益は、九電。避難計画は「自治体任せ」では虫が良すぎます。
玄海原発が重大事故を起こした場合は、320カ所の避難所へ市民約12万人が避難します。
そこに、二人の職員が配置されても640人です。加えてローテンションを組めば市職員では不可能です。
コロナによる新指針では、居住の広さが2倍の4㎡に拡大しました。
避難所では、果たして「3密」を避ける居住空間が確保できるか、現地調査もされていません。
私は、玄海原発から5キロ圏の住民が避難する避難所だけでも早期の現地避難所調査を求めました。
しかし、受け入れ自治体との具体的な協議はされていません。
原発事故は何時起きるか分かりません。九電の力も借りて避難計画のマニュアル作りを急いで欲しいものです。
写真は、「あざめの瀬」(相知町)のハスの花が見頃を迎えています。